表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
坂の上の街  作者: 玲於奈
プロローグ
11/20

卒園式 答辞

なし

小一時間探して

淳が見つかったのは、

保育園とは

目と鼻の先の

近所の

境内であった。


そう

幼少の場所である。


何事もなかったかのように

白い玉砂利で

遊んでいたそうだ。


今時の子どもからは

想像もできない

度胸と

勇氣のある。

そう、

肝の据わった者である

と言えよう。


おもしろいのは

園長先生に

辞職を覚悟させ

よもや

そんな騒ぎを起こしながら

何事もなかったかのように

淳は

卒園式で

代表を務めた。


向かい合って

それを

聞く

園長先生の

心痛は

いかばかりか


誠に残念であるが

誰も

淳の暗記力に

勝てなかったのである。


そして

そういった式において

ある意味で

悪ガキは

先生方の

涙を誘うものである。

なし

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ