プロローグ
NHK司馬遼太郎氏原作「坂の上の雲」最終回見させて頂きました。12月31日再放送の予定だそうです。私は、その前の203高地、ついに山頂を占領し港に向かって万歳するところは思わず泣けました。
そんな感動を与えてくれた、日本を代表する大作家 司馬遼太郎氏に敬意をはらいながら、氏の作風のオマージュを作りたいと考え、この小説を書き始めました。
引用文は、冒頭一文のみです。引用をお許しください。
そして、おこがましいですが、作風をお借りしながら自分自身について自伝的小説にしたいと思います。一部フィクションも入ります。それではご覧くださいませ。
まことに
小さな国が、
開化期を
むかえようとしている。
司馬遼太郎
坂の上の雲(一)
文春文庫より
「坂の上」
あなたなら
ここからどんな事を
イメージするだろうか?
ここから始まる
坂の上の街、
その街は、
意外なことに、
日本でたった一つの街
だったのです。。。
おかしいかな、
これが、坂上町となると
愛知県豊田市 坂上町
同 瀬戸市 坂上町
岐阜県多治見市 坂上町
静岡県磐田市 坂上町
次々と出てくる。
ところが
坂の上はただの一つ。
坂の上の街。
一見つながりのない言葉。
しかしながら
実はこれが、
彼の人生の一転を示すかのように
ある平凡な男の
数奇な人生である。
非常に平凡で
ごく普通の人物が
人生の転換点を
迎えようとしている。
この小説を選び、のぞいて読んでいただいてありがとうございます。
少し固そうな話ですが、2話からくだけて回想になっていきます。
プロローグとして3話までお付き合いいただけたら、ありがたいです。