第2話-カケル、冒険者になる
≪とりあえず最低限のスキルを入れといた≫
「いまのが最低限だと..!」
とりあえず、スキルの詳細を見たんだがヤバいぞこのスキル君達は。
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『ネットスーパー』
ランクSSS
日本の食材を異世界に持ってこれる。
チャージ:金貨0枚 銀貨0枚 銅貨0枚
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『食材倉庫』
ランクA
全てを詰め込んでみないか?
収納可能:10t
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『料理眼』
ランクF(表示不可能)
料理の真髄はこれだ。
第一ツリー
料理の道しるべ・・・料理の基礎を示してくれる
熟練度0.0%
第二ツリー
ロック中(料理の道しるべの熟練度を100%にすると、ロック解除)
第三ツリー
ロック中(第二ツリーの熟練度を100%にすると、ロック解除)
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おっとついついスキルについて熱く語りすぎてしまった。簡単にすると『最強』だ。
俺は腰を上げると
「とりあえず近くの町に行くか」
草原を歩いていると、賑わっているとは言わないがちゃんとした町。なんていうんだろうとにかく町があった。
俺は看板をみると
「ここの名前はセントラル・ウォルトンか」
『料理眼』のスキルの効果でこの世界の文字や言語が翻訳されるみたいだ。何故か料理に関わるそうだ。朝市とか、物を買うときにか?
とりあえず、俺は宿を探している。なぜならばここ五日間ずっと草原を歩いていたのだ。特に問題なく進んだわけではなく、オアシスを探したり、食料は自給自足をするよりも過酷な世界だった。後は、スマホがないのが一番だろう。この現代人でもあり、オタクでもある俺にとって推しが見られないのは、世界に俺一人しかいないのと同じなんだぞ。これが分からないなんて本当にナイセンス!リア充め爆発しろ!
推しがいないなんて、あああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!
「推しがいない世界なんて...」
そんな事を呟いくのと同時にここに連れて行った料理神を恨んだ。そんな事をしても意味ないと思っているが、それでもやるせない気持ちにやってしまう。
≪ごめん私が君を悲しませてしまった≫
それから、料理神様からの声が聞こえなくなった。
「そんな事を思っていても仕方がないな」
そうだ。俺はこの世界に来たなら、楽しく生きればいいんだ。
俺はオタクを辞める!!!
同族にはすまないが、この弱肉強食の世界ではこうするしかないんだ。




