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枕草子 -現代風-  作者: 葉山乃
第1章 春はあけぼの -清少納言、筆をとる-
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四季の循環


春は希望。

夏は命の輝き。

秋は想いの深まり。

冬は静寂と再生。


四季はただ移りゆくのではなく、

人の心そのものを写している。


「季節って、ね。

たぶん、人間の心の“時間割”なのよ。」


そう呟きながら、私は筆を置いた。


紙の上に並ぶ文字たちは、

まるで自分の感情が形になったように並んでいた。


「春はあけぼの。夏は夜。秋は夕暮れ。冬はつとめて。」


四つの言葉に、四つの自分がいる。


あけぼのの私。

夜の私。

夕暮れの私。

つとめての私。


それぞれが違う顔を持ちながら、

同じ「清少納言」という人間を作っている。

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