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枕草子 -現代風-  作者: 葉山乃
第2章 人のかたち、心のうつろい -宮中に咲く恋と毒舌-
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毒舌という芸術

けれど、正直に言おう。

宮中は“理想郷”ではない。


面白くもなく、

心も鈍く、

言葉の機微をわかろうとしない人も多かった。


そういう人々を見ていると、筆が勝手に動いた。


「頭の中が空っぽな人ほど、髪だけは丁寧に結うのね。」

「言葉を知らない人ほど、声だけはやたらと大きい。」


「まあまあ、少納言様、それは……!」

「ふふ。記録よ、記録。未来の誰かに読ませてあげるの。」


私の毒舌は、笑いの仮面をかぶった刃だった。

けれど、その刃は誰かを傷つけるためではなく、

真実を切り取るためのものだった。


「美しいことしか書かない記録なんて、退屈でしょう?」

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