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亡蜀記  作者: コルシカ
9/22

張松の地図


         九


 劉璋は、不安に駆られていた。

 「曹操の軍事行動は、益州を併呑する予兆ではないだろうか」

 益州の北部はもう右扶風と京兆尹、さらに涼州にも接している。

 曹操が漢中郡に内部工作をほどこし、豪族の集合政権である益州を蚕食していくという噂もある。

 劉璋は別駕の張松の言を容れて、曹操とは交わりを断絶している。軍議校尉の法正が劉備への使者となって、ひそかに交流をはかっていた。

 「劉備をつかって、曹操への防ぎとできないか」 

劉璋はうろたえて、張松に訊いた。

 (ずいぶんつごうのいいことを考える……)

 張松は、うんざりして主君の肥満した顔をながめた。

 (この乱世で、だれがただで他人のために働いてくれるものか)

 益州には張松や法正をはじめ、孟達や呉壱、黄権ら綺羅星のごとき逸材がねむっている。黄巾の乱を避けて、中原から平和な益州に避難してきた人物が多いからでもある。

 かれらを劉璋は抜擢して曹操に備えれば、独力で戦うことができ、劉備は声をかけずともよき協力者になってくれるはずなのだ。

 (おなじ劉氏でも天地の差だな……)

 劉備の人格と配下の質の良さを実感している張松は、親友の法正とともに、

 「益州の主には、劉備にとってかわってもらった方がよいのではないか」

 と話し合うようになった。

 最初法正は、

 「益州を統治するのならば、曹操でもよいではないか」

 と張松にいったことがある。張松は身を乗り出して、

 「曹操が益州を支配すれば、この地の独立不羈は保つことができぬ。

 一度、劉備に会ってみてくれ。その字のごとく玄徳な人柄に触れることができる。かれこそ益州の新たな主であることにふさわしい」

 と力説した。

 「われは、軍議校尉だぞ。劉備が会ってくれるかな……」

 「曹操ならば、会わぬ。しかし劉備ならなんじを厚遇するであろう」

 張松の自信に、法正は半信半疑ながら、

 (永年(張松)は、それほど益州のことを思っているのだな)

 と尊敬した。法正は右扶風の出身で、益州への移住組であるから、重用されていない身もあって益州への愛着は希薄である。

 使者として荊州に入った法正は、劉備、孫権、曹操に分割統治されている荊州が意外に沈静を保っていると感じた。

 (この均衡は、いつやぶられるかわからないな……)

 つまり劉備の陸軍は曹操に劣り、曹操の水軍は孫権に劣る。劉備と孫権は姻戚関係にあるので、曹操が不利に思えるが、劉備は孫権を信用していないので益州の劉璋と誼を通じたのであろう。

 (しかし、われの身分の低さよ)

 劉璋の正使としては、軍議校尉の地位はあまりに軽すぎる。

 劉備に軽くあしらわれることを予想した法正は、暗澹となった。

 「張別駕から、事情はうかがっております。

 すぐ主のもとへご案内いたします」

 いきなりの歓待を受けた法正は、驚愕した。

 いくら張松の紹介があったとはいえ、一官吏にすぎぬ法正を劉備に会わせるというのである。

 劉備は政務に多忙であるはずなのに、その日の夕刻には法正と面会してくれた。

 「益州が、曹操に狙われています」

 頭脳明晰な法正は、贅言を必要としない。

 「援軍をご依頼かな」

 劉備も人物鑑定には、独自の慧眼をもっている。法正の才能を見抜き、いきなり本題に入った。

 「援軍とは……どちらへの援軍でしょう」

 面食らったのは、法正の方である。

 「われが曹操を助けるはずはない。劉益州への援軍のことですよ」

 劉備は、法正が来た本意を見抜いている。よって話題をはぐらかすことをしない。

 (なんという器の大きさか……)

 法正は、感動した。

 法正は矮小な劉璋に仕えているので、劉備のような英雄に接したことがない。劉備のふるまいから、天与の風采にふれた。

 「劉益州は、援けるに値する人物ではありません。益州の人民を救っていただきたい」

 法正も、直言である。

 「益州の人民……」

 劉備は、感に打たれたようにいった。

 劉璋に取って代わって、劉備に益州の主となってほしい、という真意である。

 法正は利を説き、情に訴える使者の範疇をおおきくはみ出ている。

 「それは、私が決められるものではありますまい」

 「劉豫州のご意志以外に、誰がそれを決められましょうか」

 法正は、たたみかけた。

 「それは、天が決めるのではないですかな」

 劉備の欲望は、誰の目にも顕かに見ることができない。己の意志は、つねに周囲の誰かが動かし、動かされてここまで運ばれてきたことが、劉備の盛名を得たゆえんであろう。

 「それでは、益州を援けてくださると……これはまちがいございませんね」

 「うむ。うけたまわった」

 劉備は、おおきくうなずいた。

 (これが、劉備という人物の魅力か)

 翌日も歓待されて、たあいもない話に終始した法正と劉備であったが、法正は劉備の真意を引き出し、晴々としたきもちであった。

 益州に移住し、つねに曇天のもとにいるような心が、みずみずしさを取り戻した。

 法正は益州に帰還し、親書を劉璋に手渡した。内容は劉璋への敬意と、曹操は官軍ではなく漢王朝にとって私兵にすぎないので、劉氏は手をとりあって、天命を糺さねばならないと書かれていた。

 「劉豫州はわれにとって、天与の人である」

 劉璋は、無邪気に喜悦した。

 法正はそんな劉璋を横目で見て、その夜さっそく張松の邸宅を訪ねた。

 「劉備は、まちがいなく英雄だった。なんじのはからいには、感謝している」

 自尊心の高い法正であるが、張松には素直に謝辞を述べた。

 「いったとおりであったろう。劉備の配下は吏員までいきいきと働いている。

 益州とは大違いよな」

 張松も、じぶんに同調してくれた法正の態度に機嫌がよい。

 「永年(張松)もわかっていようが、劉備は荊州を本拠にしていれば、曹操と孫権に対抗できぬ。そのことは劉備も承諾してくれた」

 劉備が、益州の主になることを約束してくれたことを聞いた張松は、狂喜した。

 「そこまで話をつけてきてくれたのか。さすがは孝直(法正)、われの見込んだだけの男よ。疲弊した益州を救うために、荊州の泉から水を引くぞ」

 「だが、どうやって荊州の泉水を益州に引き入れるのか……そこをしくじったらわれらは破滅することになる」

 「そうよな……」

 劉備を、益州の主に据える。

 この大方針は定まったが、張松と法正にはその方法がわからない。

 「天機を待つほかないか……」

 「時勢は流動している。天機はかならずくるさ」

 張松と法正は、充実した面持ちでいった。

 ふたりの個人的な交友を除けば、別駕の張松は副刺史というべき高官であり、軍議校尉の法正は吹けば飛ぶような一官吏である。

 かれらには劉璋にたいする個人的な怨みはなく、益州のために劉備を迎えようとしているので、純粋な義侠あるいは使命感である。

 劉備は以前、なんのかかわりももたなかった陶謙に徐州刺史の地位を譲られたことがあるので、類似した事件が二度も発生しようとしている。

 天機は、それから数日後にきた。

 不安に駆られた劉璋が、劉備に漢中郡を張魯から攻め取らせ、曹操の防ぎにしてはどうか、といいだしたのである。

 張松は、あまりにつごうのいい劉璋をさらに軽蔑したが、天与の時機が意外とはやく訪れたとほくそえんだ。

 「劉備は主と同じ姓であり、曹操の仇敵です。劉備に張魯を討伐させて漢中を統治させれば、益州は安泰です」

 「そうか。やはりそうであるよな。だが、劉備はこの依頼を引き受けてくれるかな」

 劉璋は、自力でなにもしようとしない。このまま放置すれば、かつての劉琮のように一戦もせず曹操に降りかねない、と感じた張松は声をはげましていった。

 「劉氏で至尊である天子(献帝)は、曹操の檻に入れられているようなものです。

 曹操の手から逃れている劉氏は、もはや主と劉備しかおりません。どうして劉備が協力を拒みましょうか。

 以前のように軍議校尉(法正)を劉備のもとにお遣わしになれば、かならず劉備は意気に感じて張魯を撲滅し、主に安寧をもたらしてくれるでしょう」

 張松からすれば、劉備に益州を譲る策の分水嶺である。使者はかならず法正でなければならなかった。

 ところが、この献策に異議があがった。

 疑義を呈したのは、主簿の黄権である。

 「劉備は梟雄です。いわば主は遠くの狼が鳴く声におびえて、虎を益州に引き入れようとされているのです。

 かならずや、主は劉備に成都を追われることとなりましょう。そうなればどこにお住まいになるのですか」

 黄権は、行政のみならず軍事においても卓越した見識をもっている。かれのような才能を主簿にとどめておくのが、劉璋なのである。

 従事の王累も、

 「偸盗を、わが家に導くようなものです。かならずや後悔なさいますぞ」

 と張松を睨みつけて、さけぶようにいった。

 「主簿(黄権)も従事(王累)も、益州の軍備を整えなかった臣下の言とは思えぬ。

 どの口が、今の益州で曹操を撃退できるといっているのか」

 張松ははげしい口調で、黄権と王累を責めた。この反論に、黄権は黙り込んだ。

 「劉備は劉表の賓客となっていたが、いちども劉表を裏切らなかったではないか。残された劉氏は手を取り合って曹操の猛威を防ぐべきなのだ」

 劉璋は張松の主張に、腹を決めた。

 「お待ちください。劉備は詐術をもちいて孫権から荊州を盗みました。どうかご再考を……」

 王累は、なおも食い下がる。

 「いうな。劉備は孫権の妹婿ぞ。荊州を盗んだのではなく、任されたのだ」

 王累は、激越な忠臣である。

 法正が兵を率いて益州の門を通るとき、みずからの身体を門に逆さ吊りにして、劉璋を諫めた。

 「つぎにこの門をくぐるときは、主は劉備の虜になっているのですぞ」

 王累の絶叫は、劉璋に届かなかった。

 荊州にむかった法正は、おおきく息を吸った。この誉れある正使は、益州の命運を一変させるであろう。

 一方の劉備にとっては、法正は天帝からの使者にひとしい。益州と荊州を領有できれば、諸葛亮の構想どおり曹操と孫権に対抗できる国力をもつことができるのである。

 荊州の公安に着いた法正は、劉備に謁見した。劉備はおだやかな目容で、法正を迎えた。

 (この人は、稀有な器をもっている)

 法正は劉備を見て、天意を感じた。

 (益州は、劉備に譲る。われも、今日から劉備のもとから離れぬ)

 「益州牧からの親書をおわたしいたします」

 親書には、劉璋からの具体的な援助の内容が記されている。

 (孔明のいっていたことがついに……)

 劉備の感慨は深いが、懸念がある。

 荊州は劉表が亡くなったことで統治者はいなかったが、いまの益州牧は劉璋が存在しているのである。

 その心中を推し量った軍師中郎将の龐統は、

 「益州は荒廃し、すぐれた統治者がおりません。東には孫権がおり、北には曹操がおります。

 このままでは、孔明の天下三分の計は実現しません。

 ですが、益州自体を観察しますと富国強兵であり、人口は百万を超えていて四部隊はすぐに編成できるのです。

 今こそこの地を支配し、大事を定めるときではありませんか」

 と直言した。劉備の心は外の人間からは理解しにくい。

 「私と水火の仇敵であるのは、曹操である。

 曹操が火のように急げば、私は水のように緩やかに行動する。曹操が暴政を行えば、私は仁政を行う。曹操が詐術を施せば、私は忠を示す。

 私はいつも曹操と反対のことをして、ここまで生きてきた。このような小事で天下の信を失うのは本意ではない」

 龐統は、あきれた。

 (劉備は漢の高祖きどりか)

 劉備の志とは、かたちを茫洋とさせているものの、漢の高祖劉邦を模倣したものであろう。

 劉邦は秦の始皇帝死後、楚の項羽と争ったが、項羽の非行を反面教師として天下の人望をあつめ、項羽を倒した。

 (曹操は、項羽のごとき単純さはないのに)

 劉備の行動原理の基盤に劉邦があるかぎり、曹操は項羽に比準すべきであるが、曹操は悪政や暴虐を行っているわけではない。

 (ここでは、劉備の劉邦への模倣癖を廃棄すべきときだ)

 「信義に叛いても、叛いたことにならない大義もあります。

 天下を平定したのち、劉璋を大国に封じてやれば、それは悪行となりません。

 今日益州を取らなければ、曹操か孫権に利することになります」

 「大義のために、小さな義にはしたがってはならぬということか」

 「さようでございます」

 「ふうむ……」

 劉備は鬼気迫る龐統の説得に、真実を見た思いがした。

 (益州をゆずってもらおうか)

 それが臣下の総意であることに、気づかぬ劉備ではない。

 益州の人民を救ってほしい、といった法正のことばも後押しになった。

 その法正は、人払いをさせ、劉備とふたりきりになったとき、こう切り出した。

 「劉豫州の英才をもって、劉璋の惰弱につけ込んでいただきたい。

 別駕(張松)は、私と心をひとつにする同志です。益州の内から劉豫州を援助します。

 益州を支配できれば、天符の地である益州を基盤に天下を割拠でき、大業を成就することはたやすいのです」

 「承知した。あなたの薦めにしたがうであろう」

 「そのおことばを、心待ちにしていました」

 法正は感無量の表情をうかべると、おもむろに益州の山川を克明に記した地図を献上した。

 これで、劉備の益州攻略はなかば達成されたというべきである。

 益州は険峻な山地であるから、劉備自身が数万の歩兵を率い、関羽と諸葛亮は荊州に留守させることとした。

 劉備の軍師は、軍師中郎将の龐統である。

 出兵は、なんのさまたげもなく順調に行われた。

 「荊州からの兵を妨げてはならず、丁重に迎えるのだ」

 劉璋からの通達が各所にゆきわたっていたため、益州に入ってから劉備は劉璋との会見がある広漢郡の涪県まで、じつに短期間で到着することができた。

 成都から涪県までは遠くないので、劉璋は数日で会見の場に到着した。

 劉璋は歩兵と騎兵あわせて三万人を率いて、きらびやかな車でやってきた。

 「おお、劉豫州。よくぞ益州までお越しいただいた」

 劉備のやわらかい外見と物腰に接した劉璋は、すぐ劉備に好感をいだいた。劉備の手をとって、親しく喜びを伝えた。

 会見の席に同席している張松は、冷静である。

 (会見の宴席で、劉璋を殺せば……)

 すべて益州の危機は払拭されるのだ。

 さっそく劉備を先導してきた法正を呼んで、

 「劉豫州に、宴席で劉璋を殺すように伝えてくれ」

 と依頼した。法正もうなずき、劉備の軍師である龐統にそのことを伝達した。

 「それはいいな……これなら一日で益州は主のものになる」

 龐統は、即座に張松と法正の献策に同意した。この三人は現実主義者なので、策を実行するのに一切のためらいはない。

 「劉璋を、宴席で殺しましょう。

 孫堅や孫策ですらこのようにして勢力を拡張してきたのです。張松と法正がこういうからには、劉璋が死んだ後、益州の兵たちをまとめる自信があるのです。

 すみやかに実行にうつすべきです」

 劉備は、表情を曇らせた。

 「これは大事である。急ぐものではない。孫堅や孫策はそれをしたがゆえに、死に方が悪かった。曹操がこのような性急なことをしたことがあるか」

 (結局、荊州の二の舞か……)

 龐統は予想をしていたものの、劉備からこのことばを聞いて失望した。

 龐統と張松は、劉備がこの進言を聞き入れていれば不幸に遭わずにすんだのであるが、これはあとの話である。

 劉璋は上機嫌で、

 「劉豫州を、行大司馬兼司隷校尉に推挙しよう」

 といい、劉備もその答礼として、

 「劉益州を、行鎮西大将軍兼益州牧に推挙します」

 といった。あくまで劉璋に益州を治めてもらうという意志を見せるために、劉備は劉璋を益州牧と推挙したのである。

 このあと和やかな宴会が催されたが、龐統と張松、法正は険しい表情を隠そうとしなかった。

 つつがなく宴会は終わり、安堵した劉璋は、

 「劉豫州は、われのために戦ってくれるのだ。それなりの馳走はせねばなるまい」

 といい、米二十万斛、馬千頭、絹織物、そして三万の兵を劉備に贈った。

 「われは成都に還るゆえ、劉豫州をよろしくたのむ」

 劉璋にいいつけられた張松は、さっそく劉備のために宴会を催した。

 劉備が厠に立ったところを追った張松は、劉備を別室に案内してこういった。

 「軍議校尉(法正)に伝えたことを実行なさらなかったことは、あなたに深いお考えがあったこととお察しいたします。

 さきにお渡しした地図と別に、これをお渡しいたします。益州を救っていただく大事のためにお使いください」

 張松が劉備に手渡した地図には、益州の険峻の地や狭隘な路、兵器、府庫、人馬の数、要害の詳細が描き込まれていた。

 「これは……別駕(張松)のお心遣いには、いくら感謝しても足りぬ」

 劉備をみつめる張松からは、これから益州を乗っ取るというなまぐささが、まったく感じられない。

 (孝直に念をおしておくか……)

 張松は成都に還る別れ際に、劉備陣営にとどまることにした法正を招いていった。

 「このまま劉備が漢中の張魯を攻めるということはありえぬが……かならず途中で兵を成都に向けるようにつよく進言してほしい。

 軍師中郎将(龐統)は、われらとおなじ志をもっている。かれをまきこんでもよい。成都で待っている」

 法正もつよくうなずいた。

 しかし、このふたりの別れは、このときが永遠のものとなってしまう。

 張松と法正の会話を、柱のかげで聞いていた龐統は、胸の高鳴りをおさえきれずにいた。

 (これで、劉備の王業がはじまった)

 そして、笑顔をつくってこうも思った。

 (益州を取り、荊州の軍とともに中原を攻める。そのとき、劉備の策戦を指導するのは、このわれよ。孔明ではない……)

 荊州といえば、劉備の益州入りの留守に残された嫡男の劉禅に、危機が迫っていた。


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