短編小説は濃厚なラーメンだ!
短編小説とは濃厚なラーメンである。
過去の記憶で出汁をとり、今の考えであくをとる。
そうして、できたスープは癖があるが濃厚な味わいをもたらしている。
短い文字数ながらも拘った表現はスープに負けないコシがあり、読者に満足感をあたえる。
そこに、改行や言葉遣いと言った薬味を少々入れることで、味の深みを増していく。
短編小説には、他の小説では味わえない濃厚さあるのだ。
短いが故に凝縮された筆者の言葉が、読者の心を揺さぶってくる。
短いが故に洗練された言葉の羅列が、読者の心を掻き立てる。
徐々に分かっていく味わいではない。
スッキリするような味わいではない。
刺激的な味わいではない。
ガツンと、心に響く強烈な味わいなのだ。
まさに、短編小説は濃厚なラーメンである。