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エロMOD先輩と賢者の窯  作者: Anacletus
第二章 エロMOD先輩と炎の聖杯-I just came to eat with a cute girl...-
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第2話「ウネウネ触手とエロMOD」


―――?年前、アバンシア共同体本国。


『【黄金の勲】メーニャ……アレが?』


『ライフリンク・ポイントも随分と溜め込んでそうな面してやがる』


『現議長の孫だ。父親は軍上層部にはいないが、現重工企業の役員様だよ』


『それにしても本当なのか? 数年後に開発が終了する次世代型マシンナリーに志願したって?』


『40人中21人が2分の1を置換したところでリタイア。生きる分には良いらしいが、一生薬が無ければ生きられない体だ』


『開発終了後の安全なものを一番に使うんだろ? 議長のお孫様らしくな』


『しっ、聞こえるぞ……あんなナリだが、戦場で340人以上をキルしたエース中のエースだぞ』


『怖いねぇ……あの歳でエースとか……』


『軍上層部からは将来を有望視されてる逸材だ。恐らく、数年後には佐官。20代になる頃には中将クラスだろう』


『将来の将軍様ってことか……』


『(兵がざわついているな。仕方ないか。近日に発動する一大作戦……セントラルでの地位を確固とする領土拡張戦……御爺様も無理を言われる)』


『あ、メーニャ様。おはようございます』


『ああ、おはよう。良い朝だな』


『はい。その……それで小耳に挟んだのですが、志願された、と』


『朝食をしながらにしよう。その話は……』


『は、はい!! じゃ、じゃあ、お食事取って来ますね!!』


『あ、いや、自分で並―――』


『メーニャ様と朝食を御一緒させて頂くのにそんな事させられません!!』


『……分かった。よろしくお願いしよう』


『は、はい!!』


『(この子も悪い子ではないのだが、気を使われ過ぎるな。私も……いつまで生き残れるか知れた体でもないというのに……)』


『持ってきました。では、失礼して……』


『失礼な事なんて何も無い。私はただのしがない一兵卒だ。生き残るのに必死なだけの普通の兵にしか過ぎない。2尉』


『【黄金の勲】メーニャと言えば、我が軍でも指折りなのですが……』


『それは他の連中が言っている事に過ぎない。もしかしたら、数年後に私はこの世にいないかもしれない。そういう意味で強いから生き残るなんていうのは幻想だ』


『そ、そんな!? メーニャ様は負けません!! あの毛むくじゃらのゼノ・アニマルの野党共を千切っては投げ、千切っては投げしていたじゃありませんか!!』


『はは、見ていたのか? 連中がセントラルの生産現場と知っていて、辺境沿いの庇護領域を襲うのは日常茶飯事だからな。満足な装備も戦術も無い奴らと戦う事を戦果には数えられん』


『むぅ……本当にメーニャ様はご謙遜がお上手です。本当にスゴイのですから、スゴイように胸を張れば良いと思うのですが……』


『はは、張る胸なんてないからな。マニアクス・ニャァンの女はスレンダーが基本だろう?』


『牛人みたいなだらしない乳よりはマシです!! マニアクス・ニャァンの胸には希望が詰まっているのです!!』


『ふふ、2尉はいつ話しても面白いな』


『……本当に志願されたのですか?』


『ああ、全身置換だ。恐らく9割成功する。御爺様は過保護だからな』


『そうですか……メーニャ様がお決めになられた事なら何も言いません。言える立場でもありませんから……ですが、どうか、お体を大事にして下さい』


『ああ、ありがとう。でも、やはり、私は手術が成功しても長く生きられるかは分からないと思う。例え、どれだけの力を得ても銃弾一発で死ぬ事もあるだろう』


『そんな……』


『それが殺し殺される世界に身を置く我々の日常だ。2尉……生き残れ。私も頑張る』


『は、はい!! 必ず!! いつかお姉様のような人に―――』


『学校ではないのだぞ? その呼び方は止めてくれ。恥ずかしい……』


『あ、ご、ご免なさい。軍女学校の時の癖でつい……』


『昔か。色々な事があったな。そう言えば、ヒガノから手紙が来ていたな。もう尉官になったと』


『え? そ、それって【秀越の仕手】ヒガノ・ベルチャー様の事ですか?』


『いつの間にそんなあだ名が付いたんだ? 本人が知ったら、恥ずかしいと身を縮めてしまいそうだな』


『お知り合いなのですか?』


『ああ、小さい時に家の関係で護衛を務めて貰っていた。まだ、軍女学校に入る前の事だ。懐かしいな……いつか、現場で……いや、止めておこう……あいつはクソ真面目だからな。私はこれでも不良だったんだ。軍に来てまでガミガミ言われたくない』


『うふふ。面白いのはきっとメーニャ様の方ですよ……』


『そうだろうか?』


『はい!!』


『そうか……では、食事を終わったし、そろそろ職場へ向かうとしよう。今日から実は新しい任務があるんだ。新しいCPのオペレーターを御爺様が紹介してくれると言ってな……』


『さ、さすが!? 専属ですね!! 羨ましいです!!』


―――現在、辺境【断崖のアルマート】猫の城中庭。


“大尉、彼女は猫の城へと戻って来ていた”


「にゃ……あふ……にゃ?」


“本来ならば現地調査を行ってごしゅりんを待つはずだったのだが、異変を確認し、速やかに自分の手には負えないと帰って来て、仮眠を取っていたのである”


「あ、みょーおーごうにゃ!!」


“イソイソと彼女は自らの主の載る愛機が駐機場となった畑の横に止まり、そのまま出て来るのをすぐ傍で待った”


「にゃ~~ごしゅ……りん?」


“ドサリと入り口から蹴り出された主の顔は片方の頬が腫れ上がり、胸には何やら刺し傷一つ。血は止まっていたが明らかに心臓を目掛けて何かが差し込まれた様子であった”


「ごしゅりん!? だ、だれにゃ!?」


「……そう。生きていても、過去が存在するかは分からないという事ですか」


「にゃ?! でてこいにゃ!? ぶっころにゃ!! ッ」


“口に指を加えた指笛が響く。即座に猫の城に詰めていた者達が完全武装でやってくる。全身マシンナリーのスチューデント・スーツ着用者が数名”


「貴方達もですか。なるほど……洗脳機能に特化しているわけですね。ですが、銃を降ろして下さい。彼は死んでいません」


「っ」


「気を失っているだけです。ああ、頬は殴った時のものでそれ以外は暴行も働いていません。気を失わせる為にやったので悪しからず」


「いったい、なんにゃ!? おまえ!!」


「私はアルファ……貴方達の体をそのように改造し、スーツを与え、武器を持たせたものです」


「っ」


「貴方達では私に傷一つ付ける事も出来ません。それに彼には色々と用がある。起き上がるまで数時間は掛かるでしょう。どうぞ、しばらく待てる場所に案内して頂ければ幸いです」


「っっ」


「どうやら、人格が変容してもその聡明さは変わらないようですね。ええ、貴女の主に何かされたかもしれないのに此処で殺せはしませんよね? メーニャ」


「にゃ? わたしはたいいにゃ!!」


「……大尉ですか。他の子達は?」


「にゃ? なまえなんてないにゃ。あとはちゅーいだけにゃ」


「どうやら、こちらも言いたい事が出来ました。では、行きましょうか」


「すぐにろいやーのとこにもってくにゃ!!」


「うふふ。もう此処にいますわ♪」


“その少女に見える褐色の彼女が初めて表情は変えなかったもののいつでも戦闘が出来るように肉体を準備させる”


「ッ」


「あらあら? 貴方、前に確か一族の誰かが遊んだ事があるわねぇ……随分と手こずったって。まぁ、実際にはそんな単体では何の脅威でも無いですが」


「まさか、裏で糸を引いていたのは……」


「うふふ。それは邪推というものですわぁ~」


「はなしてないでごしゅりんなおすにゃ!? ろいやー!!」


「もう治しておきましたわ♪ 7分もすれば目が覚めるでしょう。麻酔を掛けて遺伝情報を抜いたようですけれど、意味有りませんわよ。ソレ」


「っ……どういう事ですか?」


「だって、この雇用主様の遺伝情報なんて解析出来ませんもの♪ この世界の誰にも、ね?」


“ニコリと笑みを浮かべたムチムチ・エロ・ボデー邪神はそう嫋やかに微笑むのだった”


「あ、しばらくナレーションさんは黙ってて下さいましね?」


“………”


「だれにはなしてるにゃ? とりあえず、はこぶにゃ!! ごしゅりぃん!! だいじょーぶにゃぁ~~!?」



「……ん?(T_T)」


「にゃ!? おきたにゃ!? ごしゅりんだいじょーぶかにゃぁぁぁ!!?」


「おわ!? いきなり抱き着くな!? って、仕事はどうしたんだよ!?」


目が覚めると背もたれのある猫の城のベンチに座らされており、すぐ横に大尉がいた。


「それどころじゃないにゃぁ!? ごしゅりん、むねさされたにゃ!? あと、ほほもはれてるにゃぁ!?」


「へ? そ、そういや、左の頬が痛い。う、腫れてやがる。治癒剤治癒剤、と。ふぅ……胸は傷も無いな?」


「よがっだにゃぁ~~!!?」


大尉がベソベソしていた。


ヨシヨシと頭を撫でておく。


「ええと……ああ、そうそう。帰り道に明王号が女の子を轢き殺したかと慌てて外に出たら、そいつが思いっ切り当たり屋で死んでないどころか。サクッと刺して来たという」


「それにゃ!! あのおんながごしゅりんをみょーおーごーではこんできたにゃ!! あっちでまってるにゃ!! ぶっころ!! ぶっころ!!」


思わずウガーとか言い出して、両手に重火器を二刀流する蛮族より蛮族そうな大尉である。


「あ~~止めとけ止めとけ。今のお前じゃ絶対勝てないから」


「にゃ?! ひどいにゃ!? ごしゅりん!!?」


すぐに火器が他の猫達によってガンロッカーに運ばれていく。


「事実だからな。レゼ型かぁ~~マジかぁ~~~うぇぇ~~~(*´Д`)」


思わずグッタリする。


「?」


「言っとくが、ロイヤーちゃん程じゃないが、アレもヤバイからな? 絶対、喧嘩売るなよ? ルール無用になったら、面倒過ぎる。知識が無かったってアホな理由で死人は出したくない」


「そんなにつよいにゃ?」


「ああ、悪いがスチューデント・スーツ着用者専用の重火器があっても微妙」


「う……それはつよいにゃ」


大尉がしょげているので頭を撫でておく。


「仕事は後だ。あの当たり屋と話を付けて来る。一応、近くで待機してろ。でも、撃つのは無しだ。いいな?」


「はいにゃ……」


思いっ切り目が逸らされた。


「撃つなよ? マジでここら辺一体が全滅するからな?」


「にゃぁ……わかったにゃ!!」


隠し持っていたグロックを仲間の手渡した大尉が溜息一つ背後に付いた。


「だが、ちゃんとやれてるのは感心だ。お前も成長してるな。うんうん(^◇^)」


思わずまた頭を撫でていた。


「な、なでるのは……はんそくにゃ……///」


「悪い悪い。昔死んだ後輩には良くしてたんだ。あいつからも怒られたっけ」


「にゃ?」


「何でもない。さ、行くぞ」


「にゃ!!」


すぐに猫の城の地表にある懲罰房兼牢屋に向かうと。


中で邪神と少女がお茶を嗜んでいた。


「交代だ。ロイヤーちゃん」


「あらあら? では、わたくしはこの辺で~~うふふ、頑張ってくださいましねぇ……」


にんまりした能面にある七つの瞳が全部ニヤニヤしていた。


「邪悪な事するなよ? マジで!!」


「何の事でしょうか。わたくし、一族の中では一番博愛と友愛に満ちた平和を愛する平等主義者と評判で―――」


「戯言はいいから。ロイヤーちゃんの護衛に全部連れてけ。オレと大尉だけでいい」


『にゃ!!』


すぐに猫達がロイヤーちゃんと共にゾロゾロと牢屋から出ていく。


内部に入って鍵を掛けて大尉を後ろに立たせてテーブル越しに相手を見やる。


「さてと。まずは轢いた事、謝らないからな? 自分から光学迷彩で轢かれるとか……」


そう轢いた際の映像にはしっかり、いきなり轢かれた少女の姿が見えていた。


機体に接触した瞬間に映像に現れたのだ。


「はい。問題ありません」


「で、だ。アンタの所属は? レゼ型のお嬢さん」


「私はアバンシア共同体にいましたが、現在は分離して所属はありません。名前はアルファ。アルファ・アームです」


「アーム? ベータ、ガンマ、イオタはどうした?」


「ッ―――やはり、貴方はあの時代の人間なのですね。反逆のガラーク」


相手の瞳の温度がスゥッと冷たくなった気がした。


「どういうことにゃ?」


後ろの大尉が首を傾げる。


「こいつは元々が大規模なシステムの一部なんだよ。制御端末みたいなもんでな。レゼ型にはそれぞれ役割があるんだ。で、セットになってる生体端末は後3人。そいつらがいるとマジでロイヤーちゃん相手に戦えるようになるくらいの戦力だな。色々なオプションがあればだけど」


「……お詳しいのですね」


「昔、お前らを“運用”してたんだよ。高コスト過ぎて決戦時くらいしか使い道無かったけど」


「―――やはり、何処の部隊ですか? 所属は?」


相手の瞳が細められる。


「教えると思うか? それにレゼ型はハッキングが常套手段だろ?」


「………」


相手の瞳の色が僅かに煌めく。


演算処理する時、僅かに瞳が輝くのは人型生体端末の類の象徴的な設定だ。


デフォルトのヘブンにおいてもそのような存在が幾らかいる。


今回、目の前にいるのは自分も知っているMODの存在で間違いなかった。


「ちなみに明王号のコードは解いてくれ。アレは乗り物として優秀なんでな」


「分かりました。此処に運んでくるのに使っただけです。例のコードは抹消しておきましょう」


「助かる。さてと、アバンシアか……今のアンタはアバンシアとはもう関係無いって事でいいのか?」


「ええ、既に別の私がその後を継いでいるので。無論、関係が無くても個人として情報提供は可能です」


「さよか。つーか、自分をあっさりコピペするのかよ……その体、組み上げたのか? それとも魔法か?」


「教える理由があると?」


「無いだろうが、一応お前に拉致られたからな? オレ」


「……彼女は私の庇護者の1人だったという事です。他のスーツ着用者達も……」


そこでようやく何となく相手の事情が透けて見えた。


荒廃した世界の生体端末のAIがスーツ着用者を支援。


それはつまり彼女達の運用者支援機能が稼働しているという事だ。


「“操縦者候補”ってヤツか」


「ええ……」


「にゃ?」


「一応、そんな機能あったな。そういや……でも、無理だろ条件的に?」


「じょーけん?」


大尉が小首を傾げる。


「本気で戦えるようになる以前に動かすだけなら普通の人間だって出来るんだ。決戦機能を運用しようなんて思わなきゃな」


「………」


相手が沈黙する。


「他には管制機能有りだったはずだが、それを候補者用に転用したのか?」


「そこまで理解出来るとは本当に運用していたのですね」


「まぁ、昔の話だ。で、なんだが、もうこいつらはお前の知ってるヤツらじゃない。此処の捕虜で猫だ。猫の城の人員で部隊の隊員でもある」


「洗脳……人格を殺したのは虐殺ではないと?」


「人格は変容する。記憶はあるが、底に沈んでるだけだ。別人格みたいに見えるが、実際には人格に違いはあっても別人じゃ無い。猫っぽくオレの捕虜として扱われる事を良しとするようになったってだけで、安定すれば記憶はその内戻るだろ」


「ッ―――更に悪辣ですね」


更に瞳が冷えた気がする。


どうやら機嫌を損ねたらしい。


「自己保存機能は万全です。例え、どれだけの力だろうとも……洗脳などされはしません」


「分かった。じゃあ、枷を付けさせて貰う。それで手を打とう」


「許容するとでも?」


背後のそろそろ欠伸し始めた大尉が何処からか取り出したクローを腕に装着し、いつでもやれますという笑みになる。


「オレは運用者だったと言ったろ? お前は直接的に知性体を攻撃出来ない。間接的にAIで殺しもさせられない」


「っ」


「だから、わざわざ重火器で足止めや罠で止める事もせずに轢かれて自分から止まって降りるように仕向けた……違うか?」


「……貴方を攻撃したのをお忘れですか?」


どうやら白を切るくらいには賢いらしい。


「緊急的医療行為扱いだろ? 防衛は防衛範囲に留まる。枷やルールはお前ら自身が外せないし、外そうと思考出来ない」


「あの頃の運用者……想定してはいましたが、敵になると厄介ですね」


「敵じゃない。コードが外れるのは明らかに致命傷を相手が負わせて来る時だけだ。で、オレは面倒事を避けたい。だから、此処が落とし処だ。お前に機能を追加させて貰う」


「―――まさか、そんな、この辺境にそのような設備はあるはずが」


ニヤリとしておく。


「あるんだなぁコレが!! はーい。さっき猫に移動させてと言っといたメンタル・イエーガーさぁん!! 此処のレゼ型のアルファちゃんに“感情”と“生殖機能”追加しといて~」


「ッ」


ドガッと壁を破って触手が侵入し、そのままレゼ型のアルファ=サンを拘束し、そのまま天高く掲げて触手で肉体に同化するように浸透し始めた。


「く、まさか、これは、イエーガー? 倒した? その上、修理、従わせるなん、ゴポっ」


口に触手が突っ込まれる。


機械姦まっしぐらであるが、そういうプレイではないので問題無い。


「ふぅ、マジで危ない危険人物をこれで無力化完了(。-∀-) あ、ちなみに機能の追加はそもそもお前らのデフォルト設定なんで、調整機材をメンタル君で代替しただけですハイ( ̄д ̄)」


「ごぼぉ!??」


「攻撃じゃないので本気は出せないよな?( ^ω^ )」


見た目には機械の触手に絡め取られた美少女にしか見えない。


だが、実際に彼女達の収録されているMODからするとその光景はぶっちゃけ正当ではあるだろう。


二次創作MOD【イグゼリヲン/Dash】。


元々が18禁PCロボゲーの再現エロMODである。


ロボもの、美少女、触手は鉄板ネタなので120万本くらい売れて、後に一般向けが発売されたのだが、それにもちゃんとエロ無し触手シーンは入っていたとの事。


実はその要素がMODの隠し要素になっており、超鋼武闘機神【イグゼリヲン】とコレを操る生体端末として製造された四人のレゼ型美少女には触手に弱いという弱点がある。


これはダメージ倍率的なものと同時に特性でもあり、触手には抗えないという隠しコードなので事実上触手系相手には必ず苦戦するという代物なのだ。


「ちなみに何故に追加機能が二つかと言うと。感情でAIが死ぬ確率が8割だからだ。それと人間に近しい活動が可能になると色恋でも死ぬ」


「!!?」


「死と生の概念を合わせ持てば、知性として人間と左程変わらない。ちゃんと人間扱いしてやるから、機能追加されたら、大人しく街で観光しててくれ。あ、勿論、お前はオレが“拾った”扱いだからよろしく」


「―――?!!」


「自分が無茶苦茶したんだ。無茶苦茶されないわけもない。だろ?」


品質EXレゼ型美少女。


“製品”である限り、何処の所属でもない相手に触れたら“拾得物”である。


確認したのは取得物情報は生体情報ではないので体力管理MOD【ヘルス・マネジメントBBB】で確認出来なかったからに過ぎない。


天高く掲げられた触手に雁字搦めにされた明け方の少女が白み始めた朝焼けに溶けていく。


「ごしゅりんしょくしゅすきにゃ?」


ちょっとジト目で大尉に聞かれた。


「ちっげーよ(T_T) 触手じゃなくて機材があれば機材使ってるよ。というか、お前の方こそ愛され過ぎだろ」


「にゃ?」


「マジで初手でお前を倒した事を今程、神に感謝した事はない(・ω・)(真顔)」


【呼びましたかしら?】


(あ、はい。全然全くこれっぽっちも呼んでません。どうぞお帰り下さい。お帰り下さい(*´Д`) 【黒緑の君】)


【うふふ、送還呪文がもはや板に付いて来ましたわね。雇用主様も♪】


邪神をまた送還出来なかったが、今ばかりはそれでも仕方ないだろう。


ザリザリと僅かに“流体金属”で隠していた街の光景が露わになる。


が、すぐ元に戻った。


(まさか? 今の光景は……本国にこの情報を―――う、所有者権限で不利になる事が出来ない。こんな……ぅ……っ……)


『にゃ!?Σ(゜Д゜)』


『にゃごにゃ!?(゜▽゜)』


『にゃご~ご!!( ̄д ̄)』


『にゃっご♪ にゃっご!!( ̄▽ ̄)』


『なうなうな~~?(´▽`)』


『なーう……なぁ……(´・ω・`)』


「あ、いま、ねこのなかでごしゅりんがしょくしゅだいすきなへんたいになったにゃ。しかたないにゃ!! あと、ごしゅりんのあたらしーあだながしょくしゅだいすきおーにもなったにゃ♪」


「何でだぁああああああああああ(ノД`)・゜・。」


『も、もごぉ~~~?!! もが、じゅぶ、うぶ、へぶ、ぶごぉ~~~?!!』


『オレは悪くねぇ!! オレは悪くねぇ!!』


『ま、しょくしゅすきでもねこはおこらないにゃ(-ω-)/』


肩をポンポンされた。


『悪いのは触手に弱いとか設定したMOD開発者であって、滅茶苦茶一番コレが穏便に済ます方法だからそうしただけだ!!』 という心の叫びは空しく。


『ミルク。届けに来たのだわ~~あわわ!? お、お空に女の子が!? ガラークさ~~ん!? ウネウネがぁ~~悪いヤツがきっと襲ってるのだわ!?』


「にゃくくくくく!!」


「ゲフッ(´ρ`) わ、ワルイヤツ……」


「にゃふふふふ♪ わるいやつにゃ!! えーら~これはごしゅりんのしゅみにゃ~♪」


「はわわ……す、すごいのだわ。これがガラークさんのしゅ、趣味?」


「違います(/o\) ただの医療行為(改造)です!!」


思わず顔を両手で隠して間からちょっと覗いているエーラにそう言うものの、明らかにモザイクが掛かりそうなアルファ=サンの姿態はどう考えても行為中である。


こうして大尉に笑われながら、何とかエーラに説明する事になり、また『ガラークさん。うねうね、好きなの?』とか恥ずかしそうに聞かれて“恥死量”のダメージを精神に喰らう事になったのだった。

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