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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

雪上の足跡

作者: ねもし猫

 電車を降りるとホームには初雪が積もっていた。一面はつめたい冬景色でおおわれ、クリスマスカラーの広告が明るく光っている。かわいた風が吹き抜ける。スカートで来たのは失敗だったかもしれない。

 寒景色の中、あたたかい髪色をしたいちごの手をにぎる。制服にタイツとコートを羽織って、ルビーのように深い赤色の瞳がまたたいた。そっと握り返してくる手はあたたかい。12月24日、今日はわたしたちが付き合って初めてのデートだった。


「水族館はじめてなんだ」

「わたしも結構久しぶり」


 改札を出てエレベーターに乗る。それまでずっと手はつながったままだった。


「今日ってなにするんだっけ」

「まず水族館に行って、次にイルミネーション。あとはご飯食べて食べる感じかな」

「わーお」


 昨日も確認したじゃん、とわらって街に出る。白くひろがる東京の景色は圧巻であった。墨田川のあたりを取り巻くように並ぶビルと、あたりいっぱいの人、人、そして人。なおカップル多めである。

 何よりもすごいのは、眼の前にそびえるスカイツリーである。


「おーおー、さすがですな」

「写真撮りたい!」


 いちごがスマホを取り出す。スマホをもって、画面に入り切らずにのけぞる姿が可愛かった。


「くるみ、ちょっとこっち来て」

「なにー?」


 呼ばれて駆け寄ると、いきなり肩を抱き寄せられた。


「え、ちょっと!」

「いぇーい」


 パシャリと音がなる。画面に困惑するわたしといちごが見えた。


「おー、わたしの彼女かわいいな」

「すぐそういうこと言う」


 キュンとしたのをごまかすように、いちごの手を引く。全部見透かされているような気がして、というか見透かされているだろう。スカイツリーの横をやや早歩きで通り、遠目に見える水族館は外まで行列ができていた。


「女同士って、なかなかいないね」

「いいじゃん。わたしたちはこれで」


 長い列を抜けて水族館に入ると、外よりも少し暖かかった。

 薄暗く青い館内に魚がすいすい泳いでいる。水面にゆれる光がわたしの腕に落ちる。ちょっと面白い。ちょっといい匂いもした。


「あ、クラゲ」


 いちごが遠くに見える水槽を見て、近づいていった。

 人混みをかき分けてついていくと、ぷかぷか泳ぐ青い生物がうねっていた。まるく動いているアタマらしき袋の中に、クローバーが咲いている。なんだろう。


「このクローバーみたいなのなんだろう」

「これはね、胃なんだって。ここにいるのはミズクラゲなんだけど、中には5個とか6個の胃があるのもあって、花みたいできれいなんだよ」

「……水族館、はじめてなんだよね?」

「このまえテレビで見たんだ」


 いちごが得意げにはにかんだ。ながれる髪がきれいだった。

 下の階に降りて、まず見つけたのはカフェのスペースだった。


「もしかしてこれって」

「そう。そのまさかです……」


 わたしはカフェ前の水槽の横に立った。


「さ、さかなー!」


 いざやってみると、ちょっと恥ずかしい。


「わーお」


 いちごがパシャパシャとやっている。恥ずかしかったのですぐやめた。


「チンアナゴもとろーよ」

「いいね」


 わたしはスマホを取り出して、いちごに向ける。


「ちんあなごー!」


 この女、ノリノリである。いくつか写真にとって、実物をながめる。本当に、わたしの彼女で良いのかと思うほど綺麗な造形をしている。視線に気づいたようにわたしを見て、にぃと口を広げる姿はどんなイラストよりも美しかった。

 わたしたちは水族館をそれからもしばらくまわった。しばらくまわって小笠原エリアという、青で彩られた空間にやって来た。そこにある大きな水槽の前に立つ。


「わぁ」


 思わず声が漏れた。ドビュッシーの「水の反映」を思い起こすような深い青のなかに、たくさんの魚が泳いでいる。海を切り取ってここにもってきているようだった。見ればいちごも、水槽を見て目を輝かせている。もっとわたしも見てほしいな。


「ねぇ、くるみ」

「ん?」


 振り向くと、肩を抱き寄せられた。


「ねぇ」


 いちごはわたしを見て、そっと目をそらす。あたりには人が居なかった。これは、あれだ。キス待ちというやつだ。


「い、いいの?」


 いちごの肩に手を添える。どうすれば良いのかわからない。そっと顔を近づけると、いちごが目をつむる。まつげ長いなと思った。

 顔が近づいて、いちごしか見えなくなる。

 これがはじめて。いちごも、たぶんはじめて。

 わたしは顔を遠ざけた。


「……っ、やっぱだめ!」

「あ、うん。そうだよね。まだ早いよね」


 いちごが少し、かなしい顔をした気がした。


「えっと、ごめん。嫌とかじゃなくて」

「ううん。わたしこそ急にごめんね」

「そ、そうだ。ペンギン見よ!」

「うん、やっぱり楽しまなくちゃ」


 気まずくてわたしはペンギンに話をそらした。いちごも空気を悪くしないように配慮してくれたのかもしれない。いちごの勇気を踏みにじったわたしが、許せなかった。よちよち歩くペンギンのお陰でわたしたちの空気はけっこうなごんだ。これからはペンギン様と呼ぼうと思った。

 しばらくしてから水族館を出た。




 外の世界はもうクリスマスムードだった。木々は落ち尽くした葉の代わりにLEDを輝かせ、暖色のライトがそこかしこでぽわっと照っている。遠くからはウクレレの音が聞こえ、屋台が立ち並んでいる。よくわからないゆるキャラが歩いていた。

 チェンバロの音とともに光がダンスを踊る。それで足元が照らされたり照らされなかったり。遠くのほうで、わたしの二倍ぐらいある大きなスノードームに人がたかっていた。

 横を見ると噴水が飛んでいる。後ろのモニターと連携して、オーケストラの知らない曲と一緒に動いているようだ。こっちも人だかりがすごくて、ほとんど近づけない。いろいろな楽器の音が響く賑やかな夜であった。


「さすが東京だね」

「ほんと」


 いちごが手を伸ばす。わたしはそれを掴んで、あるきだした。

 ハート型の光がやって来て、わたしたちを照らす。そのままハートがどこかへ行ってしまうのを追いかけた。追いかけているうちにだんだんと楽器の音が強くなっていく。ハートの行き着く先はステージだった。弦楽アンサンブルが上品なワルツを演奏している。


「~~♪」


 わたしたちは近くの椅子に座った。手はつながったままだ。たくさんの男女がタッタッと三拍子のステップを踏んで踊っている。風があたたかい気がした。いちごの髪がうすくなびいた。


「わたしたちも踊る?」

「えー、恥ずかしいよ……」

「そんなんだから、キスもできないんだよ」

「それとこれとは……。あ、ちょっと!」


 いちごに手を引かれてステージの前に躍り出た。とっさにリズムを取っているふうに足を動かしながら、いちごの顔を見た。


「ワルツなんて踊れないよ」

「へーきへーき。まかせて」


 いちごがわたしの背中に手をそえる。流されるままにステップを踏んだ。

 ズボンとスカートが並んで踊るなか、スカートふたつは浮いているように感じた。雪雲に月が隠れていた。周囲にとけこめていないのは自覚していた。知らないワルツのステップは思いのほか簡単で、くるくるまわったりしなければわりと踊れた。

 やっぱり綺麗ないちごの顔に、頬が紅くなるのを感じる。いちごの後ろのイルミネーション、ビル群たちはもう重なりも見分けられず、ピントをいちごに合わせたカメラのように写った。彼女の赤い瞳の色だけが、わたしを飲み込んだ。

 曲が終わりに近づくにつれて、わたしはいちごしか見えなくなった。こういうとき、やっぱり好きなんだなぁと漠然と思う。

 楽器の音が鳴り止むと、いちごはわたしをじっと見た。


「くるみってさ」

「ん?」

「……かわいいよね」

「いちごだって、すてきだとおもう」


 だんだんと解散していく観衆のなか、わたしたちだけが見つめ合っていた。


「もう、次あれ見よ!」

「そ、そうだね!」


 いちごが話題をそらすように指差す先には、いつか見たようなサーカス団がたむろしていた。

 アコーディオンの音に合わせて椅子を何段も積みあげて、そのうえでボールに乗ってフラフープをまわすピエロ。ごちゃまぜすぎて、もはや何なのかわからなかったけど面白かった。

 いちごの肩に雪がのっていた。だんだん熱で溶けて、服に染み込んでいく。遠くにカフェテラスが見えた。いちごの肩をたたく頃には、溶けた雪も暖かかった。


「ねえ、ちょっと休もうよ」

「そうだね」


 カフェで椅子に座ると、どこからともなく疲れが襲ってきた。疲れと一緒に店員さんが襲ってくる。


「ご注文はお決まりでしょうか」

「ストロベリーコーヒーふたつ」

「うさぎケーキをお願いします」

「かしこまりました」


 まずコーヒーがやってきた。

 いちごがそっとコップを持ち上げてふーふーする。そっと口に近づけて、飲まずにやめる。


「あつかった」


 すまし顔でそう宣言するいちごを、笑いそうになったのは内緒だ。

 いちごがバッグの中から包装紙を取り出した。


「これ、クリスマスプレゼント」

「開けていいの?」

「うん」


 丁寧にテープをはがし、中から出てきたのは青いもこもこ手袋であった。


「おー、おしゃれ」

「あったかそうでしょ」

「うん、ありがと」


 わたしは手袋をぎゅっと抱きしめた。うれしくて泣きそうだった。


「実はわたしも持ってきてるんだ」

「おー」

「てってれーん、マフラー」

「おー。これはこれは」


 などとやっていると、店員さんがご注文のうさぎケーキを持ってきた。

 うさぎケーキは丸いうさぎのかたちをしていて、上に苺が乗っていた。


「テレビで見たやつだ!」

「でしょ、いちど食べてみたかったんだよね」

「おいしそー」

「ほら、一緒に食べよ!」


 わたしはフォークを持ってケーキをすくう。ひとくち食べると、あまくて柔らかいミルクの香りがとけだした。いちごが羨ましそうに見ている。


「はい、あーん」

「……あーん」


 いちごの開いた口にケーキを運ぶ。いちごのほっぺたが落ちた。その顔があまりにも可愛かったので何回かあーんすると、いちごが机のはしに備え付けてある箱を開いた。


「ってか、ここに予備のフォークあるけどね」

「ほんとだ……」


 すこし恥ずかしくなってフォークに映る自分を見つめた。沈黙が流れる。遠くのジャズの演奏がやけに大きく聞こえた。


「気を取り直して、食べよっか」


 いちごが苺を食べる。


「いちごをたべるいちご……」

「……?」

「なんでもない」


 わたしも苺を食べた。苺の味は甘ずっぱくて、恋の味だなと思った。

 ストロベリーコーヒーが冷めて飲めるようになったころ、わたしたちのお腹はうさぎケーキでいっぱいだった。

 そんなこんなで、わたしたちの東京デートはつづいた。




 帰りの電車で偶然よこ並びの席に座ることができたわたしは熟睡した。いちごと身体を寄せあって、電車の揺れのなかでまどろむ。目覚めるといちごも隣で寝ていた。

 クリスマスでも電車は静かで、アナウンスの声だけが響いていた。


「――次は、浦和。浦和。お出口は、右側です」


 いちごはわたしの贈ったマフラーをつけていた。

 こんなに幸せで良いのかな。

 いちごの長いまつげも、すこしふくらんだ胸も、全部が可愛らしい。

 頬に手を伸ばして、顔を近づける。水族館でキスを拒んだのを思い出す。


「いちご……好きだよ」


 耳もとでささやいて、顔をはなす。

 わたしにとって、いちごは大切な女の子だ。好きだし、綺麗なままでいてほしかった。いちごにわたしがキスしちゃいけない気がした。綺麗ないちごが、わたしでけがれてしまう気がして。

 でも、いちごとキスしてみたいのも事実だった。あなたを汚したくて、でもその勇気がないわたしをゆるしてほしい。なんて都合の良い話だろうか。

 あなたは勇気をだしてくれた。わたしも、勇気を出さなくちゃ。

 眠るいちごに身を任せるように、わたしも深い眠りへと落ちていく。

 自分の駅の名前を聞いたら、起きるだろう。たぶん。




 いつもの通学路にも雪が積もっていた。遠くには学校が見え、街は嘘のように静まり返っている。わたしたちの足音だけが、静まり返った白い街に響いていた。浮き出ているように感じた。


「………………」

「あの家、イルミネーションしてる」

「ホントだ。結構豪華だね」


 いつも通る道でも、白化粧をしていると斬新だ。いつもおいてあるはずの電柱さえ、静謐なパーツのひとつに還元されてしまう。夜の純白に残る足跡が申し訳なかった。

 ざくざくと雪を踏みしめる足は少しかじかんでいた。いちごの手袋のおかげで、手だけは暖かかった。いつもと違う闇に引き寄せられるようにぶらぶらと歩いて、たどりついたのは学校だった。

 いちごが手を離した。


「じゃあ、帰ろっか」

「……そうだね、今日は楽しかった」

「わたしも。じゃあ、また」


 いちごが歩いていく。先には暗闇が広がっていた。

 はじめてのデートが終わってしまう。

 キスもまだしていないのに。


「……待って!」

「っ?」


 気づいたら呼び止めていた。いちごが振り返る。


「ね、学校入ってみない?」

「……いいよ?」


 いつもなら、絶対しない提案だった。いちごもいつもなら止めるだろう。でも今日という日がそうさせなかった。

 体育館よりの穴の空いた格子をくぐって、わたしたちは学校に入った。プールの裏から、いつも開けっ放しの窓を通って学校にはいる。

 廊下に出るとひんやりした空気が動じずにいた。時間が止まっている気がした。


「……思ったよりくらいね」

「しかもめっちゃ響く」


 誰もいない学校の暗闇を、窓から漏れる月明かりを頼りに進む。青く染まる廊下がイラストみたいで美しかった。


「ちょっと綺麗だね」

「普通、夜の学校と言ったら怖いでしょ」

「わたしにはとても、幻想的に見える」

「……まあ、確かに」


 たどり着いたのは3階の、いつもの教室だった。静まり返った部屋は、昨日までの喧騒がまるで昔のことのように静かだった。黒板には冬休み明けの日直が書かれている。


「誰もいないね。当たり前だけど」


 いちごが窓際の机に座って、外を眺める。

 わたしは窓を開けて、閉じこもった空気を開放した。

 つめたい風が吹き抜けた。思わず目を開ける。


「……寒っ」


 やっとのことで目を開ける。

 いちごがマフラーを握りしめる。

 地平線までひろがる星空がそこにはあった。冬のオリオンが天高くわたしたちを見下ろしていた。

 一面の雪の雪の凍りつく音が、地の底深くなっているような、厳しい夜景であった。頭上にひろがる星々は、ゆっくりと線を描きながら天を巡っている。黒く静まり返った夜の大地はところどころで民家がひかり、駅に近づくにつれて徐々に明るさを増していく。田んぼの方は完全な闇であった。


「……。」


 いちごがわたしの手を取る。振り向くと、いちごが星空を見上げていた。


「ねぇ、この空にサンタさんが飛んでるんだよね」

「そういうことになっているね」

「夢がないなぁ。子どものうちは信じてて良いんだよ」

「それもそうだね」


 なんとなく得心がいって、立ち上がる。いちごもそれに続いた。

 いちごの方へ真剣に向きなおる。全身が固くなる。やっぱり、わたしにはいちごみたいに自然にするのはむりみたいだ。


「いちご」

「な、なに?」

「好き」

「……。ようやく、聞けた」

「わたしにも聞かせて」

「くるみ、好き」


 あらためて言われると、やや照れ。

 冷たい風が気にならないほど、身体が火照っていた。


「いちご、ちゅーしよ」

「……いいの?」

「うん。おねがい」

「じゃあ……」


 いちごがそっと目をつむる。わたしはいとおしんで肩を撫でる。ゆっくりと近づいて。


「……っ!」


 いちごの柔らかい口に触れた。すべてが溶け出すようだった。わたしの足跡を手つかずの雪原に残すみたいに、何回も。


「……ん、好き……」


 ほのかな体温も、もれる吐息もすべてが愛おしい。

 きっとわたしたちは登校するたび、この教室の前を通るたびに、この一瞬のことを思い出すのだろう。それはとても、素敵なことだ。

 わたしは窓枠にいちごを寄せる。遠くひろがる星空が、わたしたちを祝福していた。




「じゃあ、またね」


 太陽がのぼりはじめたころ、いちごが笑顔で手を降った。


「うん、またね」


 満足感のもとで、いちごに手を降った。

 家に帰って、お風呂に入った。

 雪のなかの足跡はもうなくなっていた。いちごに落としたわたしの足跡も、いつか消えてしまう。思い出の中にしか残っていなくても、わたしは足跡を残したのだ。足跡の重みは絶対に消えない。

 わたしたちはこのまま続いていく。いつか結婚して、おばあちゃん同士になっても。

 雲が通り過ぎていった。場違いに咲いている花があった。




 百合キスほど素晴らしいものはない。これは世界の真理でしょう。

 でも一番すごいのはもっと繊細な、好きな女の子の手に触れたくて触れられないような、ちょっとした会話で一喜一憂する百合の原風景なんです。

 女の子カップルがラブラブしている、これは素晴らしい光景です。しかし百合の良さというのはお互いを大切に想い合って、ちょっとずつ距離を縮めようとするガールズのラブな気持ちだとも思います。

 百合キスというのはこういう土台の上にあるとき、最も美しく、甘美に見えて、わたしたちの心を引き付ける。そう思います。



 このあいだ、新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏を聞きに行きました。すみだクラシックへの扉 #20という、ジブリで有名な久石譲先生が指揮をされる公演です。学生料金ですごく安かった。

 すみだトリニティーホールにはワーグナー・チューバが飾られていて、元吹奏楽部のわたしは内心キャッキャしていました。肝心の演奏ですが、良かったです。とくに春の祭典は素晴らしかった。なんというか、ロシアの古い民族の情景がありありと浮かぶようでした。

 そして錦糸町といえばそう、リコリコの聖地です。ということで錦糸公園とか、その他の聖地に立ち寄りました。その時に立ち寄ったのが東京ソラマチ、いわゆる東京スカイツリーがあるところです。想像よりも大きくてびっくり。

 スカイツリーの裏のすみだ水族館も圧巻でした。ペンギンもクラゲもしっかりいます。ちさたきスポットも行ったんですけど、恥ずかしくて写真は取りませんでした。ほかにも色々あったんですけど、このあたりにしておきます。

 この小説でスカイツリー周辺を舞台にしたのは、その日のおかげです。



 いちごとくるみについてですが、この子達には思い入れが強いです。

 なんと小学校の……だいたい5年生ぐらいに作った最初の百合カップルです。当時から百合に目覚めていた早熟のわたしにとって、この子たちのラブラブ妄想をすることが趣味でした。その成果が出せていると嬉しいなぁ。

 いつか2人の話は長編にしてしっかり書きたいと思っています。



 書き続けると止まらなくなるので、このあたりにしておきます。

 最後まで読んでくださりありがとうございました。

 みなさんがドキドキを感じてくれたら、わたしはなにより嬉しいです。


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