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資料  作者: 神威 遙樹
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NO,0: Prologue 霧の中にて

初投稿です。

まだまだ文章が下手で見辛いかもしれませんが、頑張ります。

 霧の街、論敦ロンドン。世界に名高いこの街の郊外に、黒い柵で囲まれた深い森がある。

自然保護区として管理されているらしいが、地域の人々は立ち入り禁止、管理者も不明、地域の人々に中には魔女がいるとも噂される森である。

 そんなどこか怪しげな森を囲う柵にある、唯一の門。

前を通る道路から一つ角を曲がった路地にあり、地味。また、いつも閉じている為気に懸ける人など皆無である。

 しかしその事を知ってか知らずか、今朝は門の前に一人の少年が突っ立っている。

その少年は黒髪黒目であり、顔のパーツの特徴を見るに、間違いなく欧米人ではない。

普通なら目立つ筈だが霧の街の朝である。周りは朝霧が立ち込め、視界が悪い。

また、こんな怪しげな門の前をわざわざ気に懸ける人などいる筈もなく、たまに通る人も気が付かない。

その少年は門を見上げ、何か呟いている。

 門を見上げて数分、少年は呟くのを止め、閉じている門に一歩近づいた。すると門は音も無く開き、朝霧がその周りだけ晴れ、森の奥へと続く道が姿を現す。

少年は門が開いたのを見ると、さっさと中に入っていった。

 門は少年が中に入ると再び音も無く閉まった。

その瞬間、また門の周りに朝霧が立ち込める。

 まるで今開いた門と、中に入った少年を隠すかの様に、この森に入った者を決して逃がさない為に、閉じ込めるかの様に。

 どこまでも静かに、しかし、どっしりと厳かな《おごそかな》雰囲気を放ち、森はただそこに佇むだけなのであった。

 初めまして。神威 遙樹です。まだまだ文章は纏まっておらず、読みづらいと思いますが、頑張って書いていきますので、ご意見、感想、アドバイスなど送ってくれれば幸いです。

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