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発情大作戦Part1

バイトが終わり家に帰ってからもずっと頭ん中はそればかり

そして結論は

(たっくんにとって、あたしは『限りなく彼女に近い特別』なんだ!)

そう納得(勝手に)

(こうなればあと一歩だ!何とか恋人同士になれる突破口を開きたい)

と考える。 そして、医者に言われた

『早く彼氏を安心させてあげなさい』

を思い出して、ヘラヘラ喜びながら眠った。


とにかく告白は、あたしからはしてるから気持ちは解っているはず。かと言って、たっくんから告白なんて想像できないし、それを待ってはいられない


(やはり!既成事実しかないか!)


あたしの体型もそこそこな感じになったし、ここは


”押し倒す!……“


“壁ドン……“


いやどっちも無理だ。何とか彼を発情させて、その気にさせたい。


(そう、そしてたっくんと契りを!!!)


たっくん発情大作戦が始まった。


(発情かぁ…難易度高いなぁどうしよう)


久米は、ガンガン迫ってたがたっくんは、迷惑そうだったし同じ事をしても無理であろう第1はた目から見てもキモかった。いろいろ考えあぐねる

(そうだ!画像から発情させるという手は!)

かと言っても、彼の携帯はガラケーだしそもそも、そのページをどうやって開く…

(そうだ!)

あたしは、ある事を思い出し決行する事にした。

いつものように、たっくんの所に行く準備をし、あたしは弟の部屋のドアを叩いた


ドン!ドン!ドン!!!


「あたしよ!智史入るわよ!」

「入るなよ」

中から素っ気ない声が聞こえたが無視。


“バーーーン!“


お構い無しにドアを開ける

「うおい!」

ソファで寝そべり、ゲームをしてた弟が慌てて体を起こし振り向く

「どいて!」

「はっ?」

あたしは、とことことソファの後ろに行くとソファを後ろから押して傾けた。弟はそのまま下に転がった。

「いてっ!何すんだよ!」

かまわず、ソファに敷いてあるクッションの下をまさぐった。

(あった!)

男子御用達のエロ本。

「やっぱり、あった!」

「おい、ちょっと!それ」

「悪いわね、ちょっと借りるわ。じゃ!」

「待てったら!」

「そんな、ありがちなとこに置いておくのが悪いのよー愚か者めーじゃあねー」

あたしは、素早く部屋から出ると用意していた荷物を持ち家を飛び出した。

「待てー俺のルナちゃんを返せー!」

背後から弟の叫び声が聞こえた。


そして、そのままたっくんの部屋に向かっててダッシュ!流石にエロ本だけでは、あからさますぎるし恥ずかしい。間違えて持ってきちゃった感を演出するために、あたしのヘアメイクの雑誌とママの女性週刊誌も一緒に用意していった。




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