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10代の詩情

空の角

作者: 袋小路 めいろ

落ち着く場所ですら

安らぐ事は無く

ただ 誰かに

縛られている




壊したモノは沢山あるが

作り上げたモノは偽物だ

薄っぺらい紙に何の価値がある

辿れば金 権力か




何もなかった世界で

唯一の存在の僕は

全て邪魔であるのだろう

いかなる時も

空の(かど)

全ての重力に縛られて

空を見上げる心の様に

重苦しい世界ができたから




夢は一言で終わりを告げ

”それ”の為に

やらなければいけなかった

自分以外に

信じられるモノも無く

誰に縋ればいいのか

少ない力を溜めていれば

いつしか飛べるのだろうか




僕は誰に閉じている

笑いは無い

全てが腐った中を

破壊せよ

絡みつく足先

魂を太陽に沈めて

綺麗な月を咲かせる

怒りの迸りは彗星で飛ばし

母なる海に捧げる




いかなる時も不は茂り

全てのモノが生きる世界

滅ぶべき時は僕の力で

”この世界では無い”との目で見よ

海を山を川を草原を

蔓延るモノが居る世界で

生きる辛さを噛み締めて

目で見よ




僕は生きる

単純だ

誰かを助けたいから



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