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夜が始まりうたうはか

作者: 牛蒡野時雨煮、

 とある世界のとある村、村の隅の崖の上。そこには不思議な話がある。

 空に月がなかろうと空に星がなかろうと、雨でその身が濡れようと雪にその身が凍ろうと、毎夜毎夜飽くことなくひたすら歌うものがいた。客が一人もいなくても構わず気にせず歌いだす、故に村人は気味悪がり夜に近付く者などいない。

 しかしたまにやってくる度胸試しの子供たち。暑い季節にきてみても何も起こらずふてくされ「つまらない」といい石を蹴る。蹴られた石はそのままに、真っ直ぐ止まらず崖に向う。崖に向うかと思いきや、何故か不思議と石は浮き蹴った子供へ飛び戻る。当たった子供は驚きと、遅刻してきた痛みとで慌てて泣いて逃げ帰る。


 結局その日も残るのは大きな岩のふたりのみ。

 変に型付く草を見て、大きな岩見て空を見る。

 ああ、ボクは知っている。ああ、聞こえること無き旋律を。

 今日も君に合わせて歌う、今日も見えぬが信じて歌う。

 変わらぬ日々と今日の事を。

 いつか見会える、いつか話せる。

 そんな日信じて願って歌う。


 在り来りは人の為のみにあらず。




 どうも。歌うと言うより叫ぶに近い人、時雨煮、です。次の日というより、帰る時点で既に咽喉が痛い。

 そんなわけでどんなわけで、今回は全体的に歌っぽくしてみました。歌というより語りというか何と言うか、なんとも言えない感じになってしまいましたがね。おそらく途中で気がつかれた方も少なくはないかと思う程分かりやすかった気がします。

 かなり遅れた更新なのに、久しぶりの更新なのにこれでいいのかなと思いつつびくびくしながら更新しました。

 そしてメインの筈の『世界の終わりの物語 ~World end story~』の方ですが、こちらが僕自身驚くくらいに進みません。言い訳にもなってしまいますが正確に言うと、部分部分は浮かぶけれど繋ぎがうまくいかずに崩しては立てて崩しては立てての繰り返し中です。だけど必ず次を投稿しますので、もうしばらくお待ちください。本当にすいません!


 それでは最後になりましたが、この作品を読んでいただきありがとうございました。

 よければまた次回でもお会いできる事を願っております。それでは。



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