表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/82

第六十四話 取りあえずひと段落

 

 前の話から約一年がたった。

 久しぶりのメタ話がこれだというガッカリ感。


 そしてこれまでに起こったことを端的に話そう。

 まずは眷属たちの町が完成した。

 そしてそれぞれの町に魔族が移住した。

 恵の町にはワーウルフ達が、フィーの町(?)にはエルフ達が、玉依さんの町にはドワーフ達が。

 そして俺のいる首都に吸血鬼達が住んでいる。

 あ、タマルは恵の町にある孤児院に住んでいてその近くにある学校に通っている。


 それぞれの町の場所は恵達の町は港町として西側の海に面している、フィーの町(?)は森の中、玉依さんの町は山の上に。

 俺のいる首都は島のど真ん中にある。


 さっきから首都と言っているがこの島は国となった。

 国名はエビルズトーチとなった、名前を考えたのは恵とフィーとニュクスだ。


 ど う し てこうなった。


 いや、面倒臭いからって適当に眷属たちに考えさせた俺が悪いんだがなぁ。

 現在軽く後悔。




 次の話に入ろう。

 この島の扱い、現時点での決まり事についてだ。

 表向きでは普通の国家。

 だが皆はいつでも潰そうと、沈めようと、焼野原にしようとしている。


 魔王が住んでいるんだ、当然の認識だろう。

 それでいい、それが当然なんだ。

 あくまでもその立ち位置は変わらない。

 俺は人を攻撃し、人はその報復として俺を殺そうとする。

 時々核爆弾とかが飛んできているのがその証拠だ。


 話を戻す。

 今の規則は島全体で統一のものだけを言っておく。


 ・外から来たものはこの島にいる人間と魔族には危害を加えてはならない。

 ・この島に住んでいる者はその住んでいる町・村のルールに則って生活すること。

 ・魔族でも人間でも殺す・強盗・強姦はNG、これを犯した場合は俺が状況から判断して裁きを下す。

 ・店などは基本自由に出店してもよい、ただし麻薬・煙草はNG、酒は可。

 ・何か建物を建てたい場合その町を治めているものに申請ののち受諾されてからすること、首都の場合俺に詳しくその利用内容と使用したい理由を説明したのちに受諾されてからとなる。

 ・玉依さん目的の変態は入島不可、見つけ次第消し炭にする。


 ぐらいだな、何か不都合があったらその都度増やしたり修正したりする。

 住人については別に犯罪者だろうがなんだろうが玉依さんを怒らせないやつならばこの島で問題を起こさないのなら誰でもいい。

 勿論島であり場所には限りがある分住民には限りはあるがな。


 ん?煙草の規制はなぜかって?

 俺もそれに関しては不満なんだよ、俺だって昔グレてた頃煙草吸ってた時期あったし。

 理由はフィーなんだ、フィーが煙草の煙は植物が嫌がるからって理由で禁止するように俺に直談判してきたんだ。

 エルフ達も混ざってきたから認めざるをえなかったんだよ。

 しょうがないね。


 町については眷属たちの町は基本的に自由にさせている。

 さっき言った魔族以外にも多少ながら人間も住んでいる………フィーの町(?)以外には。


 話はそれるがフィーの町にいちいち(?)を付けているのは理由があるんだ。

 フィーのは町というよりかどこかの部族の村と称した方がふさわしいからだ。

 住居の方式がツリーハウスである時点でちょっとは。

 さらに付け加えで森の中は中でも森の深くにあるからな、まず人が入りこめる場所にないという。

 いうならば秘境?



 とまあ島の方はこんなものだ。

 町は眷属たちの以外ではそれぞれの国の町がいくつかある、日本とか中国とかアメリカとか。

 まあどこにどの民族が住んでるのかなんて俺は把握していないから適当に町があるだけと考えている。

 そんな感じだ。



 今までの話とは全く関係はないが最近長い間放置してきた奴が調子に乗ってきた。

 あの天候を操るとかいう野郎のことだ。

 あいつが今になって勢力を高めてきたなんだ。

 周りの地域を取り込んで小国と言っても差支えないレベルの軍勢になった。



 そんなことはどうでもいいんだ、いつでも処理出来るからな。

 それよりも今問題なのは島の中でのことなんだ。

 その問題と言うのはだな………



「魔王様ー!姿をお見せください!我ら全てをあなた様にささげる所存でございますゆえー!」

「そのお力によりこの世の清浄をー!」



 これだ。

 俺は知らなかったがいつの間にかに俺を救世主とする宗教と呼べるようなものが出来上がっていたらしい。

 そいつらが俺が島を作ったと聞いて一気に移住してきたらしい。

 結果俺はそいつらに追われることになった。


 いつでもどこでも。

 仕事の話をしているときも。

 恵達と会っているときも。

 散歩の時すら追いかけられるから俺のストレスはマッハだ。


 おかげで最近まともに恵達と会うこともできていない。

 ダンジョンの管理人室にいるときは別として。

 さすがに管理人室までは入りこまれていないからな。

 最近は何とか撒けるようになったがな。


 ダンジョンと言えば階層を増やして現在十階層まである。

 前の第三階層まではそのまま、第四階層から新しいのをぶっこんで旧第四、第五階層はそのまま第九階層と第十階層になった。

 むろん攻略者側は何にも知らない。

 一番進んでいる奴らでもまだ第三階層までしか進んでないからな、ばれる心配もない。



 次は他の国との取引について話そうか。

 恵のいる港町でのみ取引を行っている。

 他の場所では行っていないため密輸などを簡単に炙り出すことが出来る。

 勿論この島は広いから俺じゃあ沿岸部をすべて見張るなんてことは出来ない、だからとある奴にやってもらっている。

 そのある奴と言うのはアリスの事だ。


 アリスはアルマとは対極の存在だ。

 確か前にもこれは言ったっけな?

 アリスは広範囲固定砲台型でアルマは低範囲機動型だって話。

 だからアルマは活発に動き回っているがアリスは引きこも……家の中にいるのがその証拠だ。


 それで暇そうだったからアリスに島の中の監視を頼んでおいた。

 必要な資料とかドールとかはこっちで用意した。

 アリスはしれっといろんな能力持っているくせに使いたがらないんだよ、面倒臭い。

 アルマが特化ならアリスは万能だからな。

 今回はそのうちの一つ、人形の視界を共有する能力で監視をしてもらっている。

 俺が用意した人形だからな、勿論ただの人形じゃあない。


 高機動型の浮遊型人形だ、今ならレーザーも搭載している。

 これで島の中の治安を取り締まってもらっている。

 不審な船を見つけたら俺に知らせに来てから撃沈させるように言ってあるから密航や密輸なんてものはできない。

 まあ知らせたら俺が判断を下す前に撃沈させちゃうから知らせる意味がほぼないんだがな。

 形式上ってやつだな。


 基本的には他の国からは食糧を取り寄せている。

 その代わりにこっちは俺が創り出した特別な鉱石や素材を売り出している。

 あ、基本的に通貨は円だから。

 俺や恵達もに日本に遊びに帰ることが多いし。

 何よりもこの島を作るときに相談に乗ってもらったのが地味に大きくてな、島にある企業は結構いろんなところのが入り乱れているが。

 だって前にも言った通り色んな人種や国の奴らがいるんだからな。



 そして最後にこれだけは報告しておく。

 世界は平和になった、いや魔王的にはなってしまった。

 俺という共通の敵が出来たせいなんだがそれが面白くない。

 もっとぎすぎすしてくれた方がよかったのに、これだけが想定外だった。

 ほんっとうにつまらないな。

 Q展開巻きに入ってませんか?

 Aそう聞かれたらはいとしか答えられません、グダって来てましたし。ぶっちゃけこれ以上島系でネタが思い浮かばなかったってこともありますので、はい。


 6/26 経過した時間のミスを修正

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ