第六十三話 島の規則と移住準備
「それでどうするのが一番なんだ?」
「おそらく国として認知させることが出来ればそれが最善だな」
「しかしそれには周りの認知が必要だな、そうなると難しいところだ」
俺は今日本のトップと社長と一緒に俺の島の今度について話し合っている。
社長がいる理由はなんか俺の島に会社を進出させたいらしい。
どうしてここまでこの人は俺にこだわるのだろうか?
…ああ、恵がいるからか。
「やっぱりその辺が大変か……まあ国として認知してもらっても特に理はないだろ?」
「いや、国となれば他の国との対話が楽になる」
「俺の場合押しかければ応じてくれると思うぞ?」
「「……………」」
引かれた、ドン引きされた。
俺は今どこの国でも無視出来ない存在だからな、押しかければ無視なんてすればどうなるか分かったようなものだし。
きちんと応対してくれれば害は与えないつもりだし。
あくまでつもりである。
「その点は置いておいてだ。国となれば全うに対話ができ、何よりも自主性が保障される」
「さらにすべてあの島で自給自足もできないだろう?貿易なんかはそっちの方がスムーズにできるんじゃないか?」
「むー、そうか」
この二人のほうがその辺は詳しい。
いっそのこと社長に任せちゃおうかなー。
こっちには恵がいるからひどいようにはしないだろうし。
この島がひどいことになるという事は恵にも被害が行くことになるからな。
だからきっと任せちゃってもいいと思うんだ、うん。
というか玉依さん呼ぼう、あの人のほうが俺よりもこの辺はよくわかっているだろう。
「てかもう俺には理解しきれん!この話は玉依さんを呼ぶから俺抜きでやってくれ」
「自分の島なのにか?」
「信頼できる人ならばその方がいいだろう、理解できていないのにこの場にいることは命取りだからな」
社長がにやけながらそう言ってきた。
くそっ俺が引き気味だからって。
玉依さんにフルボッコにされるがよいわ!
フハハハハハハハハハ!!!
……くそっ
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「それで、来てくれるかどうかは決まったか?」
「……はい、一族のなかで話し合った結果ですが――」
「別にどんなものだっていい、俺は返答をもらえただけで満足だ」
「いえ、私達はあなたの庇護のもとにいることに決めました。世界は少しずつ変わっている……私達も少しずつでも変わらなければいけないのです」
うん、姫さんは本当に大丈夫そうだな。
「わかった、それならばこちらの準備が整い次第迎えに来る。向こうで住むところなどは俺の眷属たちが町を作るからそこに住んでもらっても構わないが、この森をそのまま向こうに持って行っても構わない」
「この森ごと行ったのならばこの近隣の人間たちが困るでしょう、私達は向こうで住み易いところを探します」
この近隣に人いるのか、初めて知った。
てかそれなのにあんなに暴れても無視してたのか、それとも近隣と言ってもそこそこ距離があるのか…わからん。
「わかったなるべく過ごしやすい環境を作るように努力しよう。それじゃあ次会うときは向こうへ行く時だ」
「それではまた、お会いしましょう」
俺は次のところに転移する。
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「エルフたちは来てくれるそうだ、そちらはどうする?」
「それならば考える時間も必要ないです、私達も付き合いましょう。どこまでも」
長老の眼光が怖い。
こけおどしだとわかっていても怖い。
年には勝てないわ、経験的な意味で。
「ならこちらの準備ができ次第呼びに来る。向こうと同じときにな」
「わかりました、それではこちらものんびり準備しておきますので」
再び転移
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忘れていた種族を誘いに来たぜ。
はたしてどうなるかな?
「わかりました。前の事態により私たちへの風当たりが強くてですね、丁度どこかに移動しようと考え始めていたところですので」
「なるほど、その件に関してはうちのもんが迷惑をかけた」
「いえいえ、娘のためでしたので。そのせいで皆に迷惑をかけたのは悔やむに悔やみ切れませんが……」
「あの時俺がこの場にいれば何もなく打ち消すぐらいのことぐらいは出来たんだがな」
「あなたは多忙と聞いています。今も無理をなさっているとか」
「……………」
どーしてこんなに俺の行動は筒抜けなのかなー?
おかしいなー?
今までのことに比べたら今やっているのは派手だけどさぁ?
いくらなんでも…ねぇ?
「それじゃあこちらの準備ができ次第迎えに来る、それまで移住のための準備をしたりして待っていてくれ」
「なるべく早く願います。生活こそ何とかなっているものの長引いたら流石に苦しいですからね」
表には出ないものの陰湿なことをされているんだな。
他の奴らの事も含めて早いところ招きたいところだ。
となると町の方も急いで作らないとな、恵のだけはもうできたが。
「それじゃあ今日はこれで。呼べるようになったらまた来る」
「それまで何とか持ちこたえて見せます」
おいおい、それって結構深刻なんじゃないのか?
そんなことを最後に考えながら島に転移する。
作者の低INTがバレバレになった回。
分からないのならやらなければいいのにね、マジ作者馬鹿だね。




