表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字

トップバッター(200文字)

作者: 斎藤康介

 いつものことだが理不尽だと思う。

 みんな俺を生贄にして、わが身可愛さに見て見ぬふりをする。

 文句を言いたいが、この場ではそれも許されない。

 俺はいつまでも搾取される側の人間だった。小学校からずっとそう。それは逃れられない宿業。例え高校生なったとしても何も変わらない……。



「それでは順に自己紹介をしていってもらいましょう。出席番号1番の相川君からお願いします」


 こうしてまた俺はトップバッターの刑に処された。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] タイトルと前半のかみ合わなさと語り口調、そこからの後半部分でまさかの展開。予想を裏切る事に特化した200文字小説だといえる。同じく200文字小説書いている身としては参考になった。 [気にな…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ