とりあえずアバン 弍 枝乃拾陸
「突然のイエローマーカー、ロックオンしといて良かったよ」
「地下ってさ、どれくらいあるんだろうね?」
「セントラルビーンのチラシありますけど?」
「そんなのあんの? 電算センターなんでしょ? こっちに回してよ」
カチカチカチッ! ピッ!
「はい! 送りましたよ」
「ありがとう。何これ? 囚人コンセプトカフェ見たいなやつ? 地下壹阡階に幽閉されし、囚人壹阡陸佰萬那由多に、あなたの愛の支援金を! なるほど偽装工作ね! 地下壹阡階かあ……? ちょっと骨が折れるな……」
「この、囚人壹阡陸佰萬那由多が、雑穀ちゃんの偽装名義なんですか?」
「ロックオンしてある微弱なイエローマーカーが、セントラルビーンの地下を指し示してるからね」
「結局のところは縦穴ですよね? ここって。せんもんに頼んじゃいますか?」
「ボーリングちゃんに連絡よろしく」
カチカチカチカチカチカチカチカチカチッ! ピッ!
「依頼書送信しました」
「さてと……セントラルビーン上空の場所開けでも致しますかね。」
「スターライト號から、積み込み完了来ました!」
「スターライト號切り離して、直ちに降下させて!」
「了解!」
ピッ!
「スターライト號! スターライト號! 切り離します! 直ちに降下して下さい。 降下後、ミディアム輸送艇出して下さい!」
ジッ……ジッジッ……ジッジッジッ……。
スター……ライト……切り離し完了……直ちに降下します。
降下冷却後……ミディアム輸送艇にてフレンダーおくりとどけます。
「よろしくお願いしますね。御武運を祈ります!」
ジッ……ジッジッジッ……ジッ……ジッ……ラジャア……。
「こっちも行くよ! 天空迷彩張れ~っ! セントラルビーン上空壹阡まで降下!」
「降下します!」
ポッポーッ!
「ボーリングちゃんから、未明にセントラルビーン上空到着予定。何があっても責任そっち持ちだかんね! 場所開け必須だそうです。」
「われわれはいつものように、そんな役回りだよねぇ。ボーリングちゃんに、到着したら本艦の下部ドッキング後こっちに上がって来てって言っといて!」
「了解しました」




