ホンダラアホンダラ 拾漆
さてと……
カン! カン! カカン! カン!
はあ……館長かよ。
ポチッ!
「カンカン煩いんですけど……なんすか館長! 言われなくても準備してますってば! 本艦を切り離すんでしょ?」
「それはそれだ!」
「なんすか藪から棒に? それはそれって……?」
「藪から棒などとはひと言もいっとらんぞ! それはそれだ! と言ったんだぞ! 勝手に脳内で聞き足すな! おまえの悪い癖だぞ!」
めんどくせえ……。
「へいへい! で?」
「で? とはなんだ?」
「ではでですよ? で? このやり取り毎回面倒臭いんですけど? 先月くらいから、でで通用してたと思いますが?」
「ずっときになっとったんだ! いい加減そのでは何かこの際だ! 意味をいえ!」
「なんすか藪から棒に?」
「藪から棒とはひと言もいっとらんぞ!」
めんどくせえ。
「はいはい! で?」
「そのでだ! そのでの意味をしっかり説明しろ!!」
「はいはい! で?」
「おまえなあ! 説明しないでわしが折れるのをまっとるんだったら! それは大間違いだぞ! わしは腹をくくったからな! での意味をいえ!」
「はいはい! で?」
「いいだろう! 付き合ってやるぞ地獄の果てまでもな!」
「艦隊! 地獄果てとゆうか下手しなくても海の藻屑になると思いますけど? で?」
「なにか? なにか? でに対抗出来る言葉は無いのか……?」
「艦隊! 思ってること駄々漏れで口に出てますけど? で?」
「だれか! 今の会話を聞いてただろ! でに返せる言葉は無いか?」
「艦隊! 誰かいるんすか? そっち?」
「暫く休戦だ!」
カン! カン! カン!
「はいはい! でえ? さてと……切り離し準備進めとこ……」




