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砂漠の色  作者: savan
何かと何か
13/13

何度でも、何度でも。







私は何時からこんな事を続けているんだろう…、


何のために生まれたのか分からない私は、

ただひたすらに、

この干渉できない世界を観察している。



焚火、


人の焼ける臭い……。




もう何度この光景を見ているのだろう?

いつも母親から食べられて、

父親は火の燃料にされる。



二人居た子供の内の一人は、

おもちゃにされて死んでしまった。




いつも母親を解体する時に流れる曲は、

女性が歌う陽気な曲で、

叫び声と子供の泣き声が手拍子のように鳴る。




私だってこんな悪趣味な光景は見たくない、

だけど私は見なくちゃいけない……。



この後逃げ出すもう一人の子供の名前はアーシャと言って、

現状では94%の確率で逃げ切れることなく食べられている。



だけど私はあの軍人達を悪いとは思わない、

彼らもこの永遠に同じことを繰り返す世界に閉じ込められている。



それに彼らは6%の確率でアーシャに食べれる。


その時に流れるラジオの曲は、

同じ女性の陽気な曲でも私はとてもお気に入りだ。


音楽はいい、

聞く状況によって全く違うものに聞こえる。

私はこの曲が嫌いでもあるけれど、

とても好きでもある。



6パーセントの乱数を引き当てた時のアーシャは、

それはもう芸術と言えるほどに特異点を変えまくる。



世界に干渉できない私からしてみると、

それがうらやましくて仕方がない。



だから私は、何度もアーシャの人生を追ってしまう……

この子ならもしかしたらと思ってしまうんだ。



そしていつも最後の特異点で倒れてしまう。



だけど、

私は観測して待ち続ける、

きっと彼女が最後の特異点を超えて、

私を見つけてくれると信じて。



ここまで見てくださってありがとうございます!かなり自分の実力不足で補填しきれてない部分もあるんですが、まともに完結させるのはこれが初めてなので、甘めに見てもらえると幸いです;


プロット時は世界に色が戻ってhappy endな予定だったんですが、

そんな上手くいかないよなと思って、書いてるうちにプロット捻じ曲げてしまいました。

なので最後の方は結構勢いで書いてます……すいません。


ここで細かい部分の補填すると、

あの色のない世界は時間の止まってしまった世界で、

最後の方にネハが倒れてしまったのは、世界の果は時間が少しだけ動いてる所だったからです。

なので世界の果に近づいた結果疲労や空腹が蓄積して緩やかに死にかけていたんですね。


そしてアーシャの肉体についてなんですが、

これは魂を失うほどの超壮絶な人生の元に得た肉体です、

言っちゃえば身体は無機物です。

そしてネハはその魂がどこの座標で無くしたのかを観測していたので、

事前に回収していたわけです。

そして世界の果てに行けば魂(色というか時間)を取り戻せると思った人間はこぞって、

そこを目指したんですね、なので世界に終わりがあると証明するためというのは建前で、皆私利私欲の為に歩いていました。

ただ作中でもあったように概念的な場所にあるので普通に歩いてるだけじゃ見つけられません。


最後にアーシャがネハになったのは、

他時間軸で自分自身が互いに認識しあうとパラドックスが発生するからになります。

なのであの瞬間あの世界には同じ人物が二人いることになってしまったので、

事象が捻じ曲がって二人は一人になってしまったんですね。


とまぁファンタジーとSFがミックスした作品になってます。

なので突っ込みどころは満載ですねw


なんにしてもここまで楽しく書く事が出来ました、

お付き合いしてくださった方には感謝してもしきれません、

本当にありがとうございました。

まだまだ力不足ですがこれからも何か書いていきたいと思います。


ではまたどこかで。


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