第一回子供会議 その2
翌日、私とお兄様はいつもより早い時間に学園に登校しました。
お兄様は騎士科一年のクラスへ行かなければならず、私もサロンの予約をしなければならなかったので。
今日は、校舎入り口でお兄様と分かれて目的地(笑)へと向かいます。
お兄様は騎士科一年のクラスへ。
私はサロンの予約をしに、管理室へ。
サロンの予約は基本、当日の朝のみ。
ホームルーム前までとなっている。
昔は前もって予約ができたらしいのだが、とある生徒がずっと同じサロンを予約し続けて独占してしまったことがあり、現在のように当日予約のみとなったらしい。
まぁ、そのおかげで学園の生徒なら誰でも空いていればサロンを予約して利用することができるようになったわけだ。
サロンの予約をする際に、どの部屋にするか悩んだけれど、王子であるジェリク様もいることだし、一番良いお部屋にしますか・・・
とりあえず、利用時間は終業後から閉門までにしておいた。
どれくらい時間がかかるか分からない・・・
サロンの予約ができたので、自分の教室へと向かいます。
今日はいつも一緒にいるお兄様がいないので、クラスメイト達がザワついています。
すると、リリウム様とジェリク様それにジョージ様がきました。
「おはようございます。リリウム様」
「おはようございます。マリア様」
「「おはよう。マリア嬢」」
「おはようございます。ジェリク様。ジョージ様」
ちょうど良いので、今日の放課後にお時間を頂き対策会議をしたい旨をお話ししてしまいましょう。
「あの・・・皆様、今日の放課後なのですが、少々お時間をいただけませんか?」
「もちろんだ。今朝リリウムから聞いている。サロンの予約はしてあるのか?まだなら行ってくるが?」
「ジェリク様。ありがとうございます。サロンの予約は済ませてあります。本日の授業が終わったらお兄様がクラスまで迎えにきて頂けるので、全員そろったらサロンへ移動となります」
「全員そろったら?私たちの他にも誰かいるのか?」
「騎士科1年のライアン・ボーナイト様です。騎士団長子息の」
最後の参加者の名前を聞き、リリウム様たちは息を呑んで固まってしまいました。
私ナニカ変なことでも言いましたっけ?
心当たりないんだけどなぁ。
そのときのリリウム・ジェリク・ジョージの心のは1つになった
『その二人が同席するってどんな罰ゲームなんだろう』と。




