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転生したら乙ゲーのモブでした  作者: おかる
婚約編
70/80

男子会(笑)・女子会(?) その1

ロベリア様からのお手紙が届いてすぐに、ルピリア様が旦那様であるヘリオス皇太子と一緒に隣国からやって来ました。

私はラジェル様とお兄様、リリウム様と一緒の馬車で王宮へと向かいます。


王宮に到着し、リリウム様と私は女子会(?)会場(笑)になる温室へ

お兄様とラジェル様は何故か騎士団の訓練場へと向かいました。



【女子会(?)】

色とりどりの花が咲き乱れる温室では、王妃様がルピリア様、ロベリア様という暴走王女二人と一緒に待ち構えていました。


「王妃様。本日はお招き頂きありがとうございます。ルピリア様、ロベリア様。お久しぶりでございます。新年祝賀会以来ですね」


「招きに応じてくれてありがとう。マリアはラジェル殿との婚約が整ったのですね。おめでとう」


「ありがとうございます」(照)


「マリア嬢。先日、妹のロベリアからラジェル殿と婚約したと手紙が来ましたが、本当の事でしたのね?」


えっと・・・ルピリア様、なんでそんなこと聞くんだ?

まさか、冗談だとでも思われたのか?


「はい。先日、父とサフィール侯爵様が陛下にご報告に王宮へ参りましたが・・・」


「そう。良かったわ。ラジェル殿は初恋を引き摺って独身を貫くのではと、ヘリオス様と心配していたのよ~」


「まぁ。兄がご心配をお掛けしてしまい申し訳ございません」


「リリウムが謝る事ではないわ。それに、一目惚れした相手と婚約だなんて・・・羨ましいわ(笑)」


・・・・・・居たたまれないよ~(泣)

からかわれるのを防ぐ為か、リリウム様はただニコニコと微笑んでお茶してます。


アイコンタクトでリリウム様に


【助けてください~】


とSOSを出したけど、リリウム様からは


【ごめんなさい。無理です~】


と、アイコンタクトが戻って来ました(涙)

私はこの羞恥の海を泳ぎきれるのでしょうか・・・・・・

しばらくの間、ラジェル様との婚約に至るまでの経緯をネタに女子会(?)が盛り上がります。

すると、会話の内容がリリウム様が王宮に一時避難していた時のジェリク様の様子に移ります。


良かった~溺れることなく羞恥の海を泳ぎきった私偉い!!(笑)


「そういえば、先日までリリウムは王宮に滞在していたのでしょう?」


当時、隣国に帰っていたルピリア様がいきなり切り込んで来ましたね(笑)

リリウム様は馴れたもので受け流してますね~


「はい。今はエピドート夫人の修道院で夫人から指導を受けている令嬢がいるのですが、中々その令嬢を受け入れてくれる修道院が見つからなかったのです。入学後から度々問題行動を起こす令嬢でしたし、何故か私は目の敵にされていましたので、ジェリク様から安全が確保されるまでは王宮に滞在した方が良いと」


「まぁ・・・ヘタレなジェリクがそんな事を?」


・・・・・・ルピリア様?実の弟君をヘタレ呼ばわりしてますね(笑)

まぁ、ジェリク様はリリウム様に対してだけヘタレますからね・・・

その事を学園で知らない生徒・教師はいない(笑)


「ルピリア様?ジェリク様はヘタレではございませんわ。お優しいだけです」


「リリウム・・・あなたが一番優しいわよ。弟の婚約者があなたで良かったわ。女性を見る目は確かだったのね。安心したわ」

「エピドート夫人?・・・社交界で『伝説』とまで言われるあのカトレア・エピドート夫人のこと?」


「ルピリア様はエピドート夫人をご存知なのですか?」


ってか『伝説』って(笑)

お母様世代の間では有名人のようでしたが、ルピリア様までご存知だったとは


「えぇ。知っているわ。お父様とお母様からお聞きしています。王宮で礼儀作法・マナーの教師をされていたと」


・・・間違いではない。が、『伝説』とまで言われているのは恐らく、夫人に指導を受けた令嬢たちが良縁に恵まれたから。

『伝説』は『伝説』でも『都市伝説』の類いだよね(笑)

未だに家庭教師として迎え入れたいとの手紙が絶えないとか。


「はい。そのエピドート夫人です」


「夫人から直接指導を受けられるとは、その令嬢は幸運の持ち主なのね」


イヤイヤイヤイヤ。むしろ不運の持ち主です(笑)

夫人は今頃、ご自分のお人好しっぷりを嘆いている頃かと・・・

様々な修道院から受け入れを拒否られてたご令嬢(笑)ですよ?

夫人の男気スゴイ(笑)


「「・・・・・・」」


思わず口ごもった私とリリウム様はおかしくないはず・・・


「あら?どうしたの?私何か可笑しなこと言ったかしら?」


ロベリア様と王妃様は無言で肩を震わせてます。

お二人とも笑いを堪えてますね?


「いえ・・・夫人にはご自分の子供の教師になって欲しいと、数多の貴族から手紙が送られてきているそうですわ」


「まぁ!流石はエピドート夫人ですね」


お母様から聞いた話しだと今の陛下の教育が終わったら、修道院で静かな余生を過ごすはずだったらしいんだけど・・・



その日の女子会(?)は、私の婚約話とエピドート夫人の話題が中心になって恙無く終了しました。

リリウム様はご自分に飛び火しなかったので一安心と言った表情です。

それよりも、騎士団の訓練場に連れて行かれたお兄様の方はどうだったのでしょうか?

めっちゃ気になります(笑)

帰ったら聞いてみましょうか・・・教えてくれなかったらラジェル様に聞いてみましょうかね(笑)

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