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転生したら乙ゲーのモブでした  作者: おかる
3学期編
38/80

え?決闘ですか?

王宮での新年祝賀会の翌日、朝食後から昼食までの間、お兄様はお父様の執務室から出てきませんでした。

執務室から出てきたお父様とお兄様は、それはそれはすんばらしい真っ黒な笑顔でした・・・

そんな風に成る程、一体何を話していたんでしょうか?

怖くって聞けないけど・・・


それから一週間後、お父様はお一人で行き先も告げずにお出かけしました。

屋敷に帰ってきた時は何故かとてもスッキリとしたお顔をしていました。

・・・騎士団長をシメてきたのかな?

・・・・・・考えちゃダメだ。聞くのはもっとダメだ。私の心の平穏のためにも!!

さらに3日後、マリエルを連れて両親は領地へと帰って行きました。



気づけば明日からは新学期・・・一学年の最終学期が始まります。

2学期のような事は起こらないと切に願います(泣)

新学期が近づくにつれて、お兄様がピリピリしているのがちょっと・・・

本当にお父様は一体ナニを話したんでしょうかね?



新学期初日、いつもの様にお兄様にエスコートされて教室へ向かいます。

教室に入ると、ジェリク様とアラン様がリリウム様と一緒に挨拶に見えられました。


「ごきげんよう。マリア様」


「ごきげんよう。リリウム様」


「「マリア嬢。おはよう」」


「おはようございます。ジェリク様、アラン様」


ジェリク様とアラン様はちょっと気まずそうですね?

ルピリア様とロベリア様との女子会(?)について申し訳ないとお考えなのでしょうかね?

王族姉妹の暴走を止められなかったのは仕方がないと思いますよ?

だって、親である陛下と王妃様ですら止められないのですから・・・

祝賀会当日のことは思い出したくないですし・・・



新学期が始まって、1週間が経ちました。

現在の私の状況はといえば・・・


『お兄様がライアン様に決闘を申し込んだ』

という情報が、学園中に知れ渡り、その決闘理由が


『騎士団長が息子のためにフローライト辺境伯令嬢との縁談申し込みをしたため、縁談阻止のため辺境伯からの指示で辺境伯子息が騎士団長子息へ決闘を申し込んだ』

というもの。

お父様とお兄様の話し合いはコレだったのか・・・お兄様が新学期が近づくにつれピリピリしていたのもコレが原因かと納得した。

騎士科は大盛り上がりしてるみたいですね・・・

アラン様が教えてくれましたよ。アラン様のお兄様が私のお兄様と同じクラスですしね・・・

そして、学園の先生方はというと・・・

若手の先生方は、数年来されていなかった決闘にワクワクといった様子。

逆に、両親たちと同じ時期に在学していた方や、すでに教師として指導していた方は頭を抱えてしまっているようです。

『フローライト辺境伯の在学中と同じ状態になるのでは?』

と、戦々恐々としているようです。若干顔色が悪い先生もいらっしゃいますし、やつれてきている先生もいらっしゃるようです。

・・・お父様?在学中に一体どれほどの騒動をおこしたのでしょう?

エリカ嬢の1・2学期での騒動など霞んでしまうのではないでしょうか?

3学期は中間テストが無く、学年末テストのみです。

特に学園でのイベントもないため、生徒たちは自分たちが入学してから初となるこの決闘を楽しみにしているようです(泣)

話題の中心人物である、お兄様とライアン様は普段通りで周りのヒソヒソ話には我関せずを貫き通してますよ。

すると必然的に、私に注目が集まってきます。

・・・い、居た堪れないよ(涙)


決闘当日まであと2週間というときに、何故か私は王宮に呼び出されました。

イヤな予感しかしないから行きたくないなぁ・・・

リリウム様が、屋敷まで迎えに来てしまっているから、行かないという選択肢はないけど・・・


イヤな予感ほどよく当たる。

王宮の応接室にリリウム様と一緒に通されると、そこにはジェリク様とアラン様、それにロベリア様がいました。

・・・やっぱり、今回の決闘のことですよね?そしてココで話したことはすぐにルピリア様へお手紙で知らされるんですよね?

決闘理由を聞いて、ルピリア様が学園に突撃してこないことを祈ります・・・

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