登場人物
またの名を作者のメモ書き。
忘れないためなので、特に読まなくても大丈夫だと思います。
また新しくなったら、書き込みます。
主人公
名前:靄籃
呼び名:闇
容姿:黒猫。瞳は金。尾は長めで、本人も自慢にしている。
その他:もと人間。現在は黒猫。精神年齢が高く、本を読むのが好きだったのでわりとあっさり受け入れている。まだ若干混乱したままとも言うかもしれない。高校三年生、17歳で通り魔に刺され死亡した。報復はきっちりこなしたらしい。最近片割れが怖い。通称末の子。でも滅多に呼ばれない。呼ばなくても通じる。
母親
呼び名:宮
容姿:瞳も体も真っ黒な見事な黒猫。凛とした顔立ちをしている。
その他:おそらく最強。そして家族のなかで一番年上。とても家族思いで、はじめての子である子供たちをとても大切にしている。夫よりも上。一番下で、体も小さい主人公には甘くなるが叱るときは叱る。ある意味理想の母親だが、意外と気が短くてプライドが高い。かあさまと呼ばないとすねて返事をしない。
長男
呼び名:恭
容姿:黒猫。瞳は金。どちらかというとがっしりとした体つき。
その他:兄妹の長男。力も体も、兄妹の中で一番大きい。責任感はあるのだが、頭がいい訳ではなく、一直線な性格なため、主に弄られている。どちらかというと苦労人。特に弟に手を焼いているとか。片割れである長女は実は少し苦手。末の子が一番可愛い。
長女
呼び名:煌
容姿:かあさまとそっくりなカラーリング。すなわち真っ黒な黒猫。兄妹の中で一番の美人。
その他:自分の容姿を理解し、なおかつ最大限に活用している。もはや小悪魔とかレベルじゃない。主に長男の暴走を止めるのが役割。キレると母親そっくりになる。家族のなかで怒ると二番目に怖い。最近は女の子してない末の子に、どうにかして女子力を身に付けさせようとしている。
次男
呼び名:崑
容姿:全身真っ黒な黒猫。
その他:兄妹の中で一番頭がいい。腹黒いともとれる。片割れである末の子が大好きで、とても大切にしている。最近の趣味は長男を弄ること。怒るととてもいい笑顔になるタイプ。片割れからほとんど離れない。
父親
名前:―――
容姿:黒猫、瞳は金。
その他:颯と秋山の前の巫女のお役目をしていた。当時の巫女にはとても思い入れがあった様子。家族が嫌いな訳ではないが、お役目を優先させてしまったため、妻に激怒された。当人はどうにかして子供たちと仲良くなりたいのだが、あまりにもあっていないため、実は父親として認識されていない。所々残念なところは、長男と実によく似ている。
名前:燈
容姿:黒麒麟。馬よりも少し小さい。けれど鹿よりは大きい。大人一人乗れるくらい。体は毛皮ではなく、爬虫類のようなつるつるとした黒い皮膚で覆われている。顔付きは馬そのものだが、額には二本の枝分かれした角がある。鬣や尾まで黒く長い。瞳は茶色で、両目の間には白い菱形の模様がある。睫毛も長め。
その他:主人公の母親と契約しているあやかし。力関係は同等なので、かなり強いと思われる。性別は男。年齢で言えば母親よりも老けている。ポジションはおじいちゃん。主人公の両親が結婚するとき、父親は燈と喧嘩したとかしていないとか。
龍馬
名前:―――
容姿:首に赤黒い鎖を巻かれた鱗の生えた馬。全身には灰色の鱗が生えており、蹄ではなく鉤爪がある。顔も馬ではなく、どちらかというと蜥蜴のようで、瞳孔も細長く、爬虫類のものである。
その他:長い間人と契約させられたため、理性を失った。力が弱い訳ではないが、燈と主人公の母親には叶わなかった。
呼び名:海
容姿:黒い超大型犬。シベリアンハスキーが黒くなってでかくなった感じ。ほけほけしたお爺ちゃんで、実際かなりの歳らしい。宮と知り合い。
名前:秋山 透
容姿:黒髪黒目の平均的な日本人。最初は髪を染めていた。そこそこみられる男性である。
その他:思いっきり巻き込まれた、可哀想な人。おかげで汪たちにいい感情を抱いていない。むしろふざけんなごらぁな状態。主人公たちに関しては、母親のせいで頭が上がらない。
名前:汪
容姿:黒髪に黒目。それなりの美形だが、暗い雰囲気と糸目が台無しにしている。恐らく二十半ば。そして恐らく苦労人。男。
その他:主人公たちの世話役。あまり姿を表さないが、嫌ってははないようだ。しかし人と主人公たちとの間でなにやら葛藤しているようである。やはり権力には逆らえないらしい。主人公たちからは、優しいけれど信用ならないと思われている。
名前:賈 颯樹
容姿:茶色がかった黒髪に、黒の瞳。まだ若い。14、5くらいか。つり目勝ちで、可愛らしいのだが派手な装いが全てを無駄にしている。女。
その他:第68代の巫女。皇族の一人で、プライドがとんでもなく高い。同姓からは嫌われることが多い。自分中心で、我が儘も多い。あらかたのことは権力で解決してきてしまったため、自分にできないことはないと過信しているのかもしれない。また龍馬と長く契約しているため、精神が不安定である。龍馬が奪われることに関して大きな反応をしめす。
名前:藤 駮斗
容姿:黒髪に、青の瞳。男女どちらかも不明。けれど、名前から恐らく男と思われる。髪は肩までのストレート。いつも地味な服を着ている。
その他:社の管理人。
名前:順 琴樹
容姿:焦げ茶色の髪、同色の瞳。髪は長く、腰の下まである。また意識して怪しげな雰囲気を醸し出しており、本当は颯樹と同じようなきつめの雰囲気。
その他:颯樹の側仕え。お付きの術者。自身のちからに相当自信をもっていたようだが、主人公の母親によって砕かれる。実際に、力は中の下にあたる。
名前:潮 新樹
容姿:長い黒髪の女性。わりと愉快犯で、冷たい印象の見た目とそぐわないいい性格をしている。海岸近くの家で海と一緒に住んでいる。中々の勘を持っているらしい。
マオの一族:主人公らの種族
巫女:気脈と呼ばれる、大地を走る力の流れを管理、制御する役割
お役目:巫女の守護、補佐、及び監視と思われる役目
歪んだ契約:禁忌であったはずのもの。