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空を飛ぶ  作者: 木刈紫陽花
6/7

金糸

〜シャルロット〜


「ねえ、ねえ起きて。天気がいいよ。」


あれ、カナリア。なんだか、久しぶりに会った気がする。

ここは…?

あ、待ってよ。こんな夜においていかれたら、気絶しちゃうよ。

暗いのは、怖いの。


だが、カナリアは小走りで闇に消えてしまった。


「待ってよ−−−!」


飛び起きると、いつの間にかふかふかの自分サイズのベッドに寝ていた。


「夢みてたの?」


隣には、カナリアが顔を覗かせていた。


「ええ、とても気分が悪かったわ。」


そういうと、カナリアは黙ってココアを渡してきた。


「…あなた、これを飲めというの?」


わざと、嫌そうな顔をしながら問うと、予想通りの言葉が返ってきた。


「ええ。きっと、気分がよくなる。


私はココアを飲まずに、ベッドから降りた。

どうやら、ここは…木の上!?

カナリアの後ろを覗き込むと、蜘蛛の巣があった。


「これから、どうするの?」


そういうと、カナリアはうつむいていた顔を上げ、笑顔で答えた。


「昨日キノコの森を通ったから、次は雪柳村に行きたい。」


「…それが行きたいところ?」


「…時には寄り道も必要なの。」


この子って…。


「じゃあ、いきましょう。そろそろ雷がこの木に落ちるの。」


少し驚いたけど、すぐに手を動かした。


「あ、準備は出来た?」


「ええ、まあね。あなたこそ本一冊しか持ってないじゃない。」


「では、行きます。しっかり掴まって。」


「ちょっと!?」


カナリアは本を開くと、その中に思い切り飛び込んだ。

そうすると私たちは吸い込まれ、木に残されたのは、蜘蛛の巣だけだった。



久しぶりの投稿です。


第6話どうでしたでしょうか。

シャルロットサイズのベッドって皆さんの家にあるハンガーより小さい感じだと思ってください。

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