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今日で13年目なんです
〜カナリア〜
私は、小さいときから友達がいなかった。
でもね、今目の前にいるあなたが友達になって下さるのなら、私はもう幸せ者なのです。
「っでも、私はあんたのパシりになってもいいし護衛にもなるのよ!だから、友達じゃなくたっていいんじゃない!?」
「私、今日で13年目なんです。生まれてから。」
「…。」
「だから、護衛でもいいからついてきてください。」
だって、私には行きたいところがあるけど一人で行くには難しいし。それに、本音を言うと寂しい。
ティーカップに注がれた紅茶は、無言で何の音もない部屋で唯一音がある。
「…、いいわよ。あんた何かと心配だしね。」
「では、行きます。」
そう言って、分厚い本を開く。
さっきまで何も描いてなかった本に文字がある。
その文字はやがて、浮かびあがり私とカメレオンを包んだ。
「ちょっと!カナリア。行くってまさか!?」
フフ。
「はい。まさかです。私は飛べる!」
やっと、カナリアとシャルロットが飛び立ちました。てか、三話目で旅立つとか遅かったかも。
さ、今後の二人に期待です。




