それは雨が降る1秒前
この作品は、私の想像でもありますが「旅」についての思いは、憧れだったりします。
私は、旅をする勇気がないので私の代わりにカナリアが旅をしてくれる。夢の中でさえ、旅ができるのならまた一つ夢頑張れば叶うことなのです。
頑張って、カナリアとシャルロットの旅を成功させたいと思ってますのでよろしくお願いいたします。
暗い部屋の中、一人の少女は小さい声で呟く。
「今日は雨が降ります。」
ベッドの中から、ひそりと出した体はまだ若い人間の姿だった。
いや、その姿は正常の人間ではなさそうだ。
この若者が住む村では、ターコイズの色をした目を持つ者は13歳になると、村を追い出される。
昔から、ターコイズの目の持ち主はそういう運命で生まれ、そういう運命で生きる。
少女は鏡をみては、不満そうな顔をする。
おっと、いけない。誰かこの部屋に入って来るみたいだ。姿を消さなくては。
「カナリア様。御食事の時間でございます。」
「執事は本当にノックをして入らないのですね。」
「…どうして今さらながらそのようなことを?」
少女は、手に持った分厚い本を見ながら答える。
「この本が私に全てを教えてくれました。では、そろそろ下に行きます。お父上にしかられますから。」
ふぅー。なんだか煮詰まった空気というか、緊張した。
とにかく、少女とあの執事という奴について行くか…。




