ルールはゴミだ
「はーい注目‼」
クラスにいる生徒が何故かこの時だけ、きっちり席に座った。
「えーっと、今度の土曜日に、沖縄まで、二泊三日で中学一年生は泊まりに行きます」
そいった後、クラスの生徒はいっせいに飛び上がる。
「しかし、チームは四人班で、もう決まっています。」
最後の言葉はクラスの誰も聞いていなかった。
ってな訳でいまからチームの俺を含めない三人を紹介する。
一人目
斬葉 蓮野
絶対にやだランキング一位を誇る奴だ。
とてもじゃないがこいつには対応が困る。
いつ殺されるか分からないからだ。
二人目
仮面磨 巣田
お気付きのかたもいると思うが、こいつはいつも仮面をかぶっているので仮面の裏の顔はもちろん、性別も不明だ。
しかし話す時は、声が男っぽいので多分男。
三人目
咲魔 不真子
こいつはゆういつ真面目な奴だ。
しかし、変わっている所と言えば男と女の二重人格だというところだった。
男だと、咲魔 雷二になる。
っと言ったところだった。
「お前が班長だ」
「それはいいあんだと思いますわ」
「いいんじゃないかふふふふ」
「えー、まじ」
「死ぬか班長になるかだ」
「はいはい•••••」
(結局こうなる•••)
そして、正俊が班長に無理やりならされたのである。
すると先生は
「ルールも確認してくださいね~」
と言ったので、確認することにした。
「なになに、その一、集合場所には車で来ないでください。か」
すると蓮野は
「じゃあヘリか」
そして巣田は
「よし仮面の魔術でふふふふ」
さらに不真子も
「じゃあ雷二に歩かせようかしら」
っと言い出した。
(どうぞご勝手にどうぞ‼)
「はいはい、そのニ、おやつは3000円まで、か」
すると巣田は
「仮面代だけで3000円いっちまうなー」
っと言った。
(どうぞ‼どうぞ‼)
「その三、バスでは静かに」
そして蓮野は叫んだ。
「これ書いた奴、殺したい」
僕はこの言葉を聞き、ルール説明をすることをやめた。
すると先生は
「確かに厳しいな」
っと言った。
(おっお前もか‼)
それから、おやつ代は4000円に増えたそうです。