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第3話 危険域侵入
貴方の中に入り込んで
全てをかき乱す
一部となって
この存在をすりこむ
貴方は私の事しか考えられなくなる
貴方の体を満たす私を受け入れる事しかできなくなる
貴方が私を拒絶しても
私は貴方が私を受け入れるまで
ずっと貴方をかき乱し続けるでしょう
私 私 私 私で満たします
貴方 貴方 貴方の自我を削っていきます
貴方には貴方が守らなければならない領域があります
けれどそれはすぐに無駄になるでしょう
なぜならもはや私は貴方
私は貴方としてその存在と溶けつつあるのですから
