遺伝?
前回の続き。
女子短大生は母親に打ち明けた。
高校では休み時間ごとにトイレに行き、
今通っている女子短大では、授業中に必ず1回はトイレに行っている・・
その短大では、以前に教授から授業中のトイレを禁止された女子学生が
教室でおもらしして、その娘は後に自殺をはかった・・
幸いにも命をとりとめたものの、トイレが近いことでノイローゼになり、
短大を退学。
教授は責任をとらされてクビに。
表向きは「依願退職」だったが。
その女子短大では、学生が授業中にトイレへ行くことを容認。
それで「悲劇」を免れている学生がけっこう多かった。
さて、母親に「打ち明けた」娘・・
お風呂では毎晩数回のおもらし・・
朝の洗面でも、水に触ったり、水の音を聞くと、必ず尿失禁・・
夜は部屋で「おしっこ用」のくずかごに何回もひんぱんに排尿。
頻尿で、夜はなかなか寝られない・・
2階の部屋から1回のトイレまで、がまんできないことがほとんどなので、
短大が休みの日は、朝から部屋で「くずかご」におしっこしている・・
くずかごの上には畳んだ新聞紙を載せて、蓋の代わりに・・
母親が買い物などで外出している間に、
くずかごの中身をトイレに捨てている・・
雨の日は、その音を聞くとすぐに尿意が・・
大雨の日は部屋でかなりひんぱんにおしっこして、
くずかごの中身を窓から捨てている・・
母親にはこれまで黙っていたが、最大サイズの尿パッドを毎日パンティーに当てて、
もらした量が多いと吸収はぎりぎり・・
母親は、「実はね、私は毎日おむつをはいてるの。紙パンツ。
毎日何回かはおもらししちゃうの。
あんたが失敗したのは遺伝かもしれないわね。
これからは毎日おむつをはいたら?
あと、お部屋で夜に必要な物を、これから買って来てあげる」
かくして・・
女子短大生の部屋には・・
紙パンツ1パック、吸水シーツ、尿瓶、蓋付きバケツ・・
「吸水シーツ」は母親の「第六感」で購入・・
母親自身が月に数回はおねしょ・・
娘はこれまで、おしっこが近くてがまんできないことがストレスになっていたが・・
緊張感が薄れて・・
母親と同様におねしょも・・
週に数日は必ず・・
おねしょしない日は、週に1日あるかないか・・
父親は単身赴任・・
(続く)