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第二十話 歩み始める皇国

ご覧いただきありがとうございます。今回はほんの少しだけの戦闘と大敷洲帝国との交流が始まります!

ルシア帝国

帝都・クワモス

クレムヴィータ宮殿

クレムヴィータ宮殿は一週間前まで国家総帥のジュガーリンや彼に付き従う狂信者、フルスチャフのように彼に恐怖しながらも本来のコミン主義を陰ながら守ろうとした穏健派社会党員が頻繁に出入りしていたものの現在はルシア臨時政府軍に参加していた帝政時代の貴族やジュコーフが率いる共和国自由革命軍の知識層が国家再建の為に寝泊まりしながら国内の政策転換について話し合っていた。

ルシア臨時政府軍と自由革命軍は、互いに合流した時から共和国解体という目的が一致していた事から日本の庇護を受けながらルシア再建の政治体制を今日まで話し合ってきた結果がバグラテオンを皇帝に復帰させた上で立憲君主制を導入し、ジュコーフを首相の座につけるというものだ。

当初、バグラテオンは国家元首の地位を固辞して新生ルシアの行く末を見守る事を選んだものの、彼の復古を望む国民の声が高まって来たことや帝政時代とほぼ無縁の自由革命軍の人間達が彼の功績を無駄にしたくないという考えもあったことから立憲君主制でルシア帝国が復古する事になったのだった。


「皆様、私を皇帝の地位においてくれる事に感謝いたします。今回の戦争では、貴国二ホンが無辜の国民の事情を考慮してくれた事もあり国家再建は急速なものになりつつあります」


「皇帝陛下の仰る通り国内の不安要素の解決や善政を執り行っていた元社会党員の方も協力してくれたお陰で洗脳されていた人々の説得に当たっていたこともあり、民主主義やブルジョワージ主義(この世界における資本主義的存在)への転換が理解されつつあります。二ホンやイタリ・ローマ王国、大敷洲帝国の皆様が寛大な判断を下してくれたお陰でもあります」


「こちらこそ聡明なお考えのもとでこのルシアを救おうというお心があったからこそ成せた事だとおもっています。私としても貴国の益々のご発展を望んでおります」


ジュガーリンに並ぶ暴君として恐れられた父とは異なって国民の英雄となり、皇帝の地位に就いたバグラテオンや首相を任されることになったジュコーフは国防陸軍の今村大将と会食を交えながら現在のルシア国内の情勢を話し合っていた。


「しかし、腐敗しつつあった社会党の中でもまともな部類に当たる一部地方党員やジュガーリンの恐怖政治をかいくぐってコミン主義の良き部分を忘れずに善政を執り行っていた幹部党員は我々との連携に前向きです。その為、政策としては政府の権限を今までより減らしたうえで一部巨大企業の民営化やジュガーリン政権下において無下にされていた富の再分配などを実行する他、今も広大な我が国には共和国体制時と違った福祉国家化が必要と考えております」


「本格的な民主化を目指されるおつもりですか。現状、良識のある社会党員の方の了承や協力を取り付ける辺り早速国家再生は軌道に乗りつつありますね」


「ジュガーリンシンパの企業がジュガーリン政権下において行っていた莫大な脱税資産を本来行き渡るべき自治機関や人民の為に投資している事から地域格差は少しづつ縮小しつつあります」


ルシア国内は意外にも安定しつつあり腐敗せずに善政を執り行っていた社会党員は戦争犯罪から免除される事となり立場は政治家から官僚もしくはお役所務めの公務員、公社の社員に転向しつつも新生ルシア発展に協力する体制を整えた。


「あの凄惨な戦争が嘘のように回復しつつある事に改めて安心いたしました。それはそうと戦後処理において欠かせない旧共和国政府幹部の処遇はどうなりましたか?」


「それなら今更ながらお伝えする形になりますが、貴国が戦争犯罪者の裁判権を我が国に委任してくれた事もあり円滑に判決が下されました。フルスチャフ委員長のようにジュガーリン体制に疑問を抱きながらもジュガーリンシンパの緩衝材または恐怖政治を抑えきれなかった常識人に至っては現実と向き合い国家の崩壊を防ごうとした良い部分も有るとして最長でも禁固五年の判決を下しました。一方で元副総帥のメレンチー・ヤーベリは死刑判決が下され、ボラーゾフの息子に至っては軍の面汚しという言葉が似合う横暴ぶりから国民の反感を多く買っており先住民の方や共和国時代から良識のあった国民の手で処刑され、残るジュガーリンシンパも同じ手法で処刑されました」


「事情を詳しくお聞かせいただきありがとうございました。これで共和国体制下において犠牲となった人々が新たに前進するきっかけと成る事を願います」


フルスチャフのようにジュガーリン体制に疑問を抱きながらも恐怖のために協力していた者に至っては自主懺悔という形で自ら長期の禁固刑に服役する事を選択していたが、彼らも恐怖政治の被害者であるため長くても五年の禁固刑という判決が下されたのだった。

しかし、副総帥のヤーベリや他の狂信者達に至っては非道な行為が全て己の身に帰って来たのか全員極刑が決まった。

処刑方法もそれ相応のものでありヤーベリがギロチンを使用したうえでの死刑が執行され、他の極悪人に至っては銃殺刑に処されたり、怒り狂った大衆から石を投げつけられるか市内を引き摺り回されるといった自業自得な末路を迎えた。

しかし、そんな混乱も乗り越えてルシア帝国は共和国時代に抑えられていた人民の力を活かして国家の再建に取り込むのだった。




日本皇国特別統治地域

ニコポラ演習場

ニコポラ演習場は旧共和国時代から使用されている事や近くに工業地帯がある事から新兵器の試験場用いられていたが、特別統治地域にて創設される郷土自衛軍に供給する予定の装備が並べられていた。小火器はもちろん重火器から自動車や装甲車輌の他、第二次世界大戦中の帝国空軍や帝国海軍で運用された三式艦上戦闘機・烈風改(史実における烈風の最終改良型)や四式襲撃機・戟竜改(史実におけるキ02の改良型)、五式戦闘機・景雲(日本初のジェット戦闘機)といった航空機も用意されていた。

この演習場に居るのは、日本皇国国防陸軍の一部隊員の他に大敷洲帝国から招かれた帝国軍士官達だった。日本語と敷洲語は国名や文化が少し違うだけで全く同じ言語なので交流が円滑に進んでおり、王国を通じて歴史研究や技術提供など限定されているものの民間レベルの交流も進んでいる。


「日本には鎖国という期間があったものの清と呼ばれる国が没落した事やロシアと呼ばれた国が南下する動きを見せたことでイギリスという国が江戸幕府という行政機関に接触したことで一八〇三年に開国したんですね。その結果、周辺諸国より最も早く近代化を遂げる事が出来たなんて全く違う歴史を歩んでおられますね」


「ええ、我が国としては国難に相当する時期だったもののイギリスと利害が一致したことから後ほど来航したアメリカと対等な関係を築く事が出来たほか、ロシア帝国に対抗して日本を支配下に置こうとした大清帝国からの防衛に成功して樺太と千島列島を確保いたしました。しかし、大敷洲帝国の場合は鎖国しなかった場合の我が国の強化型といった感じですな。百戦錬磨の帝国軍が千年以上も続いているだけでも文化の違いを感じます」


日本皇国国防陸軍の『熊谷忠司(くまがいただし)』中将と大敷洲帝国陸軍の『狭間弥三郎(はざまやさぶろう)』大将が両国の異なる歴史について話し合いながら敷洲帝国軍の精鋭達が器用に日本の兵器を操っている姿を眺めていた。

この世界の日本は史実より五十年早く開国したことにより、田沼路線の一部を再選択した幕府の指導力が強力なものとなった事で藩同士の連携が上昇したこともあり第一次日清戦争に辛勝した。

また、勢いに乗じて樺太全島と千島列島を確保すると同時に松前藩の支配も拡大したことや戦争勝利を背景に琉球藩も設置したことから一時的に江戸幕府のまま近代化しつつ大政奉還が行われて穏便な形で幕府が廃止され、初代内閣総理大臣には徳川慶喜が就任したのだった。

その為、戊辰戦争と西南戦争が勃発せずに技術発展も早まったことにより史実だと試作もしくは少数生産にとどまった兵器が早い段階で登場したのだった。

一方、大敷洲帝国は鎖国しなかった日本というべきか当初は軍事力を駆使して朝麗王国や大明帝国からの不平等な要求を跳ねのけつつ樺島や千舞列島に敷洲帝国領を広げてルシア帝国や『ブリタニス連合王国』、その他諸外国との交易を通じて貿易力を強化すると同時に帝国の近代化速度に潤滑油が加わった事から近代化に失敗した朝麗王国を併合し、近代化失敗と治安悪化の歯止めが効かなくなった大明帝国と琉玉諸島を巡る紛争をきっかけに数だけの烏合の衆と化した大明帝国から泰湾と奉州を獲得した。

この時に敷洲帝国と大明帝国の間に結ばれた条約に対して干渉しようにも時すでに遅しと悟ったルシアやブリタニス、『神聖ゲルマニア帝国』の三国に対しても優位性を発揮し、ブリタニスに並ぶ島国帝国となったのだった。


「しかし、第一次世界大戦後は痛み分けに終わった事からゲルマニア帝国が不穏な動きを見せている他、講和の反動で極右体制に切り替わったビザンリア国、お恥ずかしながら我が帝国国内にも立憲君主制を維持したままコミン主義体制移行を唱える左派勢力や帝道派と呼ばれる強硬派勢力が存在する事から華やかなものとは言えませんが、一軍人として我が国が良い方向に導かれる事を願っております」


「そうですか。かつて我が国も貴国と同じ状況に置かれていた事から狭間大将の内憂をお察しいたします。それでも千年以上続く大敷洲帝国は尊敬すべきことが多くあるように思えます」


国や歴史が異なれど二人の将官は自分達が自国に対して思う事が一致しているのか、静かに自国の歩みについて語り合っている傍ら精鋭を集めた合同訓練が滞りなく続いていた。




日本皇国

首都 東京

警察庁長官室

警察庁長官室では黒髪に白髪が混じった筋肉質な男性が秘書官から手渡された資料を片手にタバコをふかしつつ真剣な表情で資料を手に置いた。

この男性の名前は『黒岩哲也(くろいわてつや)』警察庁長官で現役警察官時代は『外道キラー』と呼ばれているほど人を傷つける犯罪に容赦がなく、自らの手による射殺で制裁を下した犯罪者は百人を越えている。

防犯カメラが発達しておらず冤罪を防ぐために現行犯逮捕が重視されていた時期には逃亡した強制わいせつ犯の頭部を狙撃したほか女性のバッグを盗難した不良少年のバイクにパトカーで突っ込んだり、人質を取ってバスジャックを行った自己中心的な少年犯罪者の頭部に容赦なく狙撃銃から放たれる7.62mm弾をめり込ませて射殺する事により事態の悪化を防いだりといった破天荒な行動が目立つものの、常に弱者や善人の側に立ってきた事から一時期は彼をモデルにしたアクション重視の刑事ドラマが流行るほど市民からの人気が高く遂には警察庁長官を拝命したが、未だに彼を逆恨みする犯罪加害者家族から命を狙われた事もあるほど波瀾万丈な人生を送っているのだった。


「あいつらやっぱり腹の中に含んでやがったな……外見でニコニコしながらお花畑すぎる刑法改革と人権革命を喚いていたが、十年前に安藤官房長官の自宅を放火した事件といい大敷洲帝国との交流が本格化した途端、姿を消して大人しくするかと思いきや二十年前みたいに武力闘争路線にシフトか……なめた真似しやがって」


「ちょ、長官!自分の手で行くなんて無茶な事はいけませんよ……そのために国防軍や王国軍近衛竜騎兵隊の皆様が協力を名乗り出てくれたのですから」


「ははっすまない。私は昔から悪党や偽善者が嫌いだからつい頭に血が上ってしまったよ。市ヶ谷の方には、敵が接近したら派手にやって構わないと言ってくれ」


「了解いたしました。長官は現役時代から策士ですなぁ。まさか教団の奴らも王国の貴族とされている来賓が王国軍の精鋭兵だと思ってないでしょうね」


今にも日本とイタリ・ローマ王国が極秘に立てた囮作戦に引っ掛かった敵……盟朋大赦教団の武装構成員達を自らの手で血祭りに上げかねない黒岩を制止した秘書官は敵を哀れに思いつつ彼の策士ぶりに感服しながら部屋を後にするのだった。



二時間後、大分県某温泉観光地

大分県某所の温泉観光地の一部には秘境的な温泉宿が存在し人が殆ど寄り付かなかったりするものが有る。さてそんな中、両軍の罠と気付かずに非武装に近いとされるイタリ・ローマ王国からの来訪者を人質に取り政府に対して自分達が所属する盟朋大赦教団の主張する未成年者に対する死刑免除を含めた死刑廃止や刑法の緩和そして、教団主導の政権立ち上げといった自己中心的な目標を達成すべく温泉宿を前進する教団武装班のリーダーにして盟朋大赦教団の尊師である『室川由紀延(むろかわゆきのぶ)』は盟和道理教団時代から密輸して隠し持っていたG3A3を手に他の武装した教徒を引き連れていた。


「くくっ……王国の奴らを必要な犠牲にして今こそ優しい世界を実現してやる。その後は私の可愛い息子を殺した黒岩の首を晒しあげてやるっ!」


「尊師ぃ、私もまともに話し合わずに息子を殺した黒岩が憎いです……はぁ……はぁ」


「同志よ。その恨みを力に優しい世界を実現させようではないか……」


室川の息子は途方もない不良少年だった。その息子はある日、罪なき女子高生を狙って不良仲間と共に強姦の対象としようとしたものの危機一髪のところで女子高生の助けに入った黒岩に対して愚かにもナイフで反抗しようとして、不良仲間共々彼に射殺されたのだった。

薬物乱用者なのかずっと小銃の引き金に指を添えている構成員はバスジャックを行い、乗客の一部に怪我を負わせたあげく意味不明な要求を警察に対して行った少年バスジャック犯の父親で、その目の前で愚かな息子を黒岩に射殺された事を未だに根に持っているのだった。

完全な逆恨みでしかない犯行動機で来賓が訪れているとされる温泉宿を目視していた彼らは、完全に頭がおかしくなっていた。

宿への距離が縮まるにつれて道がどんどん開けてきて宿がある開けた場所へ出た瞬間。突風と小銃擲弾の爆発が室川達を襲い、リーダーである彼は自動車に跳ね飛ばされたかのように宿の傍にあった竹林に叩きつけられた。


「ぎゃああああああっ!!腕がぁ!!」


「ど、同志がぁ!!」


「これは夢だ!これは夢だ!」


「……嘘だ……なんでこんな」


彼が地面を見上げた途端目にしたのは、一匹のドラゴンが引っ掻いたことによって腕がちぎれて切断面から鮮血を飛び散らしている構成員やパニックになりながらドラゴンに向けて小銃を乱射する構成員がいたものの、完全に気を取られていたのかドラゴン・テンペスタの飼い主である少年……カルロ・バローネ曹長と随伴していた相馬中尉が小銃で残った構成員を的確に仕留めていく。

やがて自分を含めて五十人近くいた従軍経験者たちがあっけなく全滅したのだった。直前まで会話していた薬物乱用者の構成員はテンペスタによる攻撃の当たり所が悪かったのか頭部が切断されており、吹き飛ばされた室川の横に転がっていた。


「よしよし、テンペスタよく頑張ったね。痛いところはない?」


「逆恨みでこんなに可愛い子や罪もない人を狙うなんて最低……っ」


「黙れ黙れ黙れ黙れ!!私達が目指す優しい世界の良さを理解しない輩が何を偉そうにっ!!」


「久しぶりだな。室川……詳しい話は俺とサシで話そうや」


「く、黒岩ぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


彼らは呆気なくカルロや相馬に追い詰められて抵抗する術を失った。カルロが腹部と翼膜に銃弾が当たり、少し出血するテンペスタを撫でているが、大したことがなさそうに上機嫌に鼻息で返事する。

その横で相馬がカルロの頭を撫でながら自己中心的な思想で犯行に及んだ室川に対して、蔑んだ視線を浴びせると同時に尤もな言葉を浴びせた。

頭に血が上っている室川は喚き散らしながら満足に動かない身体で落ちていた拳銃を取ろうとするが、着陸してきた警察用ヘリコプターから真摯な表情を浮かべた黒岩が彼に語りかけながらやって来た。

息子の仇を目にした室川の目は人のそれで無くなるくらい黒岩の名前を叫ぶと同時に、身体を震わせながら気絶した。


「俺の泥を被せてすまねえな。軍人さんそれに小さいドラゴンライダーさん……ありがとう、二人の健闘は素晴らしいものだ」


「いえ、国家の危機を守ってこその皇国軍人です。黒岩長官からのお言葉感謝いたします」


黒岩は自分が成すべき室川達の逮捕及び組織壊滅に、大打撃を与えたカルロ相馬コンビに対して感謝の言葉を口にしたのちに敬礼する。

彼女が彼と敬礼を交わすのに合わせて、カルロも敬礼した。


「少年、でっけえドラゴンさんに乗るなんてすごいじゃねえか。これからも今みたいな理不尽が増えて大変だろうが君の健闘を祈るよ」


「ありがとうございます。クロイワ長官殿のお言葉を大事にします」


黒岩は少しかがんでカルロと目線を合わせながらイタリア語で彼の健闘を称えると同時に祈ると、彼も覚えたてながらも流暢な日本語で言葉を返した。

その後、盟朋大赦教団は抵抗する間もなく前身の盟和道理教団のように機動隊に制圧されて今度こそ壊滅したのだった。


お疲れ様です。ご覧いただきありがとうございました!次回は第二十一話を投稿する予定です!

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 悪い点でなく、郷土自衛軍の装備はもう少し地上軍優先なイメージでしたが結構航空戦力に比重が大きい感じがするのですが、何かしら理由ありですかね。アメリカの州軍並みですし。 郷土の再建を優…
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