ずっと僕のターンなんてありえない。
調子に乗る、図に乗るということは人生において、あるいは社会においてよくもまぁこんなにわいて溢れているものだと思うぐらいには溢れている。
例えば政治で与党側のスキャンダルを大袈裟に鬼の首をとったかのように追及して追及して追及しすぎた所でかえってお前ら何処に力を入れているのかと疑問を抱かざるを得ないし、どの道どうせ同じ穴の狢よろしく似たような事をやっていると思う。
まぁ巡り巡って結局の所政治家の信用性は低くなるだろう。
いつか手痛いしっぺ返しをくらう。
騒いで調子に乗りあたかも天下をとった気でいても、実際はそうではないという事だ。
天下をとれた様に思えても、そんなに上手くいっている事など何も無いのだと言うことだ。
そうそう人生や社会生活においてずっと僕のターンなんてあり得るはずもない。
大体ずっと僕のターンなんてやっていたならば、友達とかなくす。
上手くいっても上手くいかなくても調子に乗るという事は、図に乗るという事はしない方がいいに決まっている。
いつか手痛いしっぺ返しを調子に乗れば乗るほど、図に乗れば図に乗っただけ、それは自分に跳ね返ってくる。
それは調子に乗ったばかりに払わなければならないものである。
払いたくなければ、調子に乗らないのが最善の選択であることは分かっている。
分かってはいるが調子に乗ってしまうのだ。
調子に乗っている時は、そんな事は気にも留めないのだ。
ブレーキを踏むどころかアクセルを踏んでしまうのだ。
ここを逃してしまえば、ここでやらなければと思ってしまうのだ。
そうシンデレラやかぐや姫といったレアカードをも手にした今ならば、このイベントでのレアカードを手に入れることが出来ると思ったのに。
見慣れたノーマルカードの山だ。
その山を見て思う。
涙が流れそうになるのを堪え、メイド服姿のかぐや姫で癒されよう。
冷静に考えれば、分かっていたのに予算を5000円もオーバーして手に入れたのは、知っていたはずの教訓。
思い出すのは、結城先生の呪いの言葉であった。