打ち合わせ
【ウィーン】
自動ドアが開く
理事長の友達?の編集長に会いにというか
面談?しに着た
面談ということで朝から愛梨に家に来てもらって
メイクも服もバッチシだ!そしてなぜか私もばっちりメイクをしたww
「一ノ瀬梨佳・・・と申しますっっ!編集長様いらっしゃいますか??」
「一ノ瀬様ですね・・・・・・あぁ!編集長の方から話は伺っております少々お待ち下さい」
そういって受付嬢3人いる内の1人の方が電話をする
その際に他の2人の受付上が梨佳をすごく見ている
「一ノ瀬様がお見えになりましたが・・・・・はい・・・・分かりました・・・ご案内致します」
「はいっお願いしますっっ」
梨佳がそういってエレベーターの9Fに案内される
17TEENと書いてあるフロアだが社員のいるとことは違い恐らく別室の会議室?のような
所に案内された
「それではすぐ来ますのでこちらでお待ち下さい。」
そういって受付の方が戻る
「やっぱ服とかの雑誌作る会社だけあって綺麗だね」
梨佳が言う。
確かに建物から内装から綺麗で清潔感がある。
「ガチャ」
「こんにちは」
そう言って入ってきたのは短髪ですごくスラッとしたおじさんだ
「こんにちは」
「初めまして17TEENの編集長やっております伊志嶺です。」
「よろしくおねがいしますっ」
梨佳が挨拶する。
伊志嶺ってもろに沖縄の苗字だな、、、顔も濃いし・・・
「あっ話す前に飲み物何がいいかな?」
「じゃぁ僕紅茶で」
「お姉様は?」
「私も紅茶で大丈夫です」
そういって編集長が室内にある電話を取る
「飲み物だけど紅茶2つにコーヒー1つよろしく、え~と会議室2にいるから」
「さて、この度はコンテスト優勝おめでとうございます」
「いぇいえ!!!」
「いやぁ圧巻だったよ、特にピアノも最高だったし、あのバニーガールなんて特に!」
「恥ずかしいです・・・」
「そうなの?舞台上では自信満々にしか見えなかったけど」
「思い出すとやっぱり恥ずかしいです!」
そういって梨佳が顔を手で隠す
「理事長から話を聞いてね、梨佳くんがやってくれると聞いてうちの編集部すっごい喜んだんだよ!!」
「そうなんですか??」
「あのコンテストの特集の号、今までで一番売れてね、増刊したんだよ」
「そうなんですか!?」
「本当だよ!!だから梨佳くんだけを特集できるので僕たちも楽しみなんだよ」
編集長が優しく笑いながら話す
【ガチャ】
「お待たせしました~」
綺麗な女性が入ってくる。
「遅い!」
「すみません!中々お湯が沸かなくてww」
「何だよその遅刻した理由は電車の速度が遅かったからみたいな理由は」
編集長とその女の人が話す、なんか漫才見てるみたいだ
「紅茶どうぞ~」
そういって梨佳と私に紅茶を置いてくれる
「どうだ生で見る梨佳くんは」
「思っていた以上に可愛くて今正直ドキドキしっぱなしなので編集長のコーヒーわざと落としたらすみませんww」
「やめぃ!!」
「いやでも本当に可愛いなぁ」
そういって女の人が梨佳の顔をじろじろ見る
「この女の人はうちのアシスタントをやっていてね撮影時は梨佳くんの身の回りの事をするからよく覚えといてね」
「西野 澪と言います~よろしくお願いしますねっ」
そういって会議室から出る
「すまんね、、、まったくあいつは・・・」
「アットホームみたいな感じが良いですね」
「まぁうちはみんなあんな感じだからね」
「さて、雑誌の内容なんだけれどもね、前回コンテスト内容を書いたんだけどもう梨佳くんのゴスロリが見たいとか要望が全国から来ててね」
「もうですか??」
梨佳が言う
「そうなんだよ・・・私たちもあまりの速さにびっくりしていてね」
「そうなんですかっ頑張らなきゃですね」
「とりあえず今の所決まってるのはこれを着てもらおうかなと思ってる」
そういって編集長が出したのはセーラー服だ
「セーラー服・・・ですか??」
梨佳が言う
「見た目はそうなんだけど、実はこれパジャマなんだよ」
「え?」
「あっほんとだ!!」
そのセーラー服の生地を触る。
確かにサラサラ暖かく寝やすそうだ
「これ、可愛いですねっ」
梨佳が言う。
「そうだよね~?今年流行りそうだからぜひ梨佳くんに着て貰いたいと思ってね」
「分かりましたっ」
「んじゃ~とりあえずうちのフロアを紹介するよ」
そういって隣の社員がいるフロアへ案内される
「はい、注目~~~みんな分かってると思うけど、この前コンテストで優勝した一ノ瀬梨佳くんとそのお姉さんの梨沙さんです」
<<<可愛い~!!!>>>
社員の方が近づく
社員は女性がほとんどで男の人は編集長合わせて数人だ
「まぁ実際に見てみんな感じてるだろうけど梨佳くんねめっちゃ可愛い・・・色んなモデルさん見てきてるけどちょっとね
鳥肌感じたのは初めてだわ、ほんとに男の子なのかと感じるのもあるんだけどね・・・」
「来月の特集号に出てもらう事になったので梨佳くんとスケジュール調整してから撮影の準備に・・・・あっあと梨沙さん」
「はい!?」
「急なお願いなんですが梨沙さんも数カット出てもらえませんか??」
「ええぇ???いや私無理ですよ!!そんな梨佳みたいに可愛くないし!」
「いやいや、今日見て充分モデルでやっていけるお顔立ちですし、、身長も高くて受付嬢がすごい姉妹と絶賛しててましね」
「そうなんですか??」
「どうですか?やってみませんか?」
そんなこと言われたって・・・いや~無理でしょ~・・・・
「お姉ちゃんやろうよっ」
梨佳が言う
「いや~・・・・」
「お願いっ」
梨佳が両手を合わす。
めっちゃ可愛い・・・・・・
「可愛い~!!!」
社員の方も言う。
もう・・・しゃぁない!!
「じゃぁ・・・やります!!」
「本当かい???良かった!んじゃよろしく頼むよ!!!」
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「疲れた~~」
あぁ・・・なんで私まで・・・
「お姉ちゃんも一緒!!」
梨佳はルンルンだ
はぁ~ついてねえ・・・・梨佳の写真見てオカズにしようと思ってたのに・・・
「ル~ンル~ン」
梨佳がスキップする。
まぁ梨佳の撮影のときの姿を見れるから良いか・・・
しかしなんだろう、このやられた感・・・・
あの受付嬢・・・許さん!!




