自己紹介
「おー裕太!」
「おぉ!翔太!!クラスまで一緒とはな」
「あぁうん?この可愛い子は?」
「あぁ中学から一緒の梨佳だ。」
「よろしくね梨佳ちゃん!」
翔太くんが言う。
「よろしくね!」
ちゃん付けされてるのが気になるけどまぁいっか。
「おい翔太、お前なんか勘違いしてたらあれだから言うけど梨佳は男だからな。」
「え・・・・・・?」
翔太くんの顔がみるみる青くなっていく。
「俺とおなじ性別だというのか?」
「ああ。ちゃんとついてる・・・はずだ。」
裕太くんが言う。
はずだってなんなのさ!!
「そんな馬鹿な!!!」
翔太くんが言う。
どうやら話を聞くに裕太くんと翔太くんは中学時代の野球のライバルで野球推薦でこの高校に来たらしい。
『『はいー席についてー』』
担任の先生が入ってくる。ずいぶんとおっとりした女の先生だ、
朝のお姉ちゃんみたい笑
『それじゃーせっかくなのでー自己紹介しましょーかーまずは私から』
先生が言う。率先して自分からやるタイプの先生らしい。
『西園寺有栖です。20後半ですー独身ですー好きな男性のタイプは可愛い男の子ですー』
なんかダメ男捕まえそうな先生だな。
しかもお嬢様っぽいし、、
『それじゃ出席番号順でお願いしまーす!』
「えーっと・・・一ノ瀬梨佳です。○○中学出身です。隣のクラスに同い年のお姉ち・・・姉がいます。よろしくですっ」
パチパチパチパチー
拍手が響く。
『ありがとうございましたー。みんな気を付けてほしいんだけど一ノ瀬さんは男の子なので間違えないように!』
《《《えぇぇー!!!!、???》》》
クラスに響く声
そんなに驚かなくても・・・ちょっとショック。
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「はぁー入学式だるかったなー」
「そんなこと言ってたらこの先やってけないわよ?」
美和が言う。
「早く家帰りたい」
「あんたって奴は・・・」
《《《えぇぇー!!!!、???》》》
梨佳のクラスから聞こえてくる声。
「何いまの?」
「どーせ自己紹介かなんかで梨佳が男の子って言ったんだろ?中学のときもそんなことあったじゃん」
「あったけど高校でも?」
「それしかないでしょ」
『はいーーんじゃ自己紹介ーー』
担任が言う。
出席番号だと一ノ瀬だから大体早めに来ちゃうんだよなぁ
「一ノ瀬梨沙です。よろしくお願いしますー。隣のクラスに弟の梨佳がいます。この学校の誰よりも多分可愛いのですぐ分かると思います。姉弟ともどもよろしくお願いします」
パチパチパチパチー
拍手が響く
自己紹介って苦手やっぱり。




