外交力
ふぅーやっと終わった!!今日はいい絵描けたし満足満足!
もう6時か・・・お姉ちゃんも終わるかな?
体育館いってみよ。
ガラ
あっまだやってる・・・あっお姉ちゃんいた。
野球応援の練習してる。
しかも実戦に近い感じだ。
みんなユニフォーム着てる・・・
やっぱあのユニフォーム可愛いー。あれだけは着たいって思う。
『はい!これで大丈夫かな!?来週からは実戦になるし、みんなも野球部に負けないように気合いいれて頑張りましょー!!』
《《《はい!!!!》》》
『それじゃ!解散!!』
《《《ありがとうございました!!!》》》
「あっ梨佳見てたの??」
お姉ちゃんがこっちを見て言う。
「うん、さっき来たとこ、一緒に帰ろうと思って・・・」
『あっ梨佳くんだー!!!可愛いー!!どう?お姉さんといーことしない??』
「ぇえ??」
「野山さん!梨佳が困ってます!!」
お姉ちゃんが言う。
『分かってるって冗談よ冗談!』
「お姉ちゃんこのタオル使うなら使って??」
「あっありがと」
『いいなー梨沙、こんな優しくて可愛い弟いてさー』
「そんなことないですよー可愛いのは認めますけどー」
『私の弟なんて反抗期で最近話すらしてないのに』
「まぁまぁそんなときもありますってー」
お姉ちゃんが先輩をなだめる
『梨佳くんと梨沙見てたら悲しくなってくるよー、あの写真も可愛いかったし?』
「あの写真??」
『梨佳くん梨沙のユニフォーム着たやつ見たよー!!すっごい可愛かったよ!!』
「お姉ちゃん!!??」
「見せちゃったっ♪」
見せちゃったじゃないし・・・
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「そんなに怒らないでよー梨佳ーごめんってばー」
「・・・・・・・・・・お姉ちゃんのばか」
だめだ梨佳怒ってるなー。やばいな・・・・
「ねー!梨佳ぁ!!」
「もー知らないもん・・・」
「そっかぁ梨佳お姉ちゃんのこと嫌いになっちゃったか、そっか寂しいなぁお姉ちゃん今日から一人でお風呂に入ったり寝なきゃいけないのかーそっかー寂しいなぁ」
「・・・・・・・・・・・やだ」
うん?何て言った?
「いじわるなお姉ちゃんはやだ。けど一緒に寝てくれなきゃいや。」
あらあら、随分とわがまま!
「分かった分かった、ごめんって!お姉ちゃんが悪かったよ・・・帰ったらお風呂入ろ?」
「うん!」
梨佳が笑顔になる。
こいつの交渉力に負けた。
私に、謝らせつつ自分がしたいことは(お風呂)一切妥協しなかった。
梨佳に外交とかやらせた方がいいんじゃねーか?
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「梨佳ーほらこっち来て、寝るよ?」
「うんっ電気消すね」
ピ
「梨佳?」
「なーに?お姉ちゃん」
「お前なんでわたしのユニフォームの匂い嗅いでたんだ?」
「えーっと・・・お姉ちゃんの汗の匂い好きだから。」
「そうだったのか。」
「あとバトン部のユニフォーム可愛くて好き。」
「そっか・・・じゃあバトン部入ればいーじゃん。入ればユニフォーム作れるし」
「だめだよ、ぼく体力ないしバトンやったことないし、そもそも男だし・・・」
「あっ確かに、大事なとこ忘れてた。 」
「うん。」
「どーにかならないか聞いてみるよ。西園寺先生に聞けばなんかしら力になってくれるだろうし、梨佳の望みはわたしも叶えてあげたいから。梨佳が可愛くて可愛くてほんと仕方ないんだよ。お姉ちゃんほんと梨佳のこと愛してるんだぞ??梨佳ー?」
「スーzzz」
寝てる?はえー!!
でも西園寺に聞いてみよう。
一応バトン部の副顧問だからな全然来ないけど・・・




