こんな僕に君がくれた奇跡
夜が雲に隠れ、いつも以上に暗くなる。
私の閉ざした心の色を空にぶちまけたようだ。
もう、綺麗な真っ黒じゃない。
それ以上なんだ。
頼れる人なんていない。
1人ぼっちで道を歩む。
いや、もう道で無いところを歩んでいるようだ。
ピロンッって音がなる。
毎日のようになる、この音。
…少し開いてみよう。
開いてみると、行かなくてはならない学校の隣だった、優しい少年から。
「大丈夫?」とか「いつでもいいから、落ち着いたら学校来いよ。」とかだった。
「なんで、私なんかにメールするの?」って、送ってみた。
すると、返信がきた。
「また、君と話がしたいから。」
私は、涙が止まらなくなった。
学校が嫌いな人とかにこういう奇跡を
僕はあげたい。
安心するって、大切だから。
From.胡麻
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