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《Life Risk Game》最後の転送者  作者: ❆Infinity❆Blizzard❆
〜第三章〜SecondGame
8/14

〜第三節〜死から逃げろ

〜前回まで〜


龍斗のおかげで

SecondGameをクリアした神のチーム。

ThirdGameへと駒を進める。

『これからThirdGameを始める。

やるのは【死闘しとう死逃しとう】ゲームだ。

ルールの基本は鬼ごっこ。捕まったら、殺される。鬼はこちら側で用意する。プレイヤーには特殊銃を配るので逃げ切ってもらう。特殊銃は鬼に撃つと鬼は消える。プレイヤーに撃った場合は何かが起こる。最後の2人になった時点でゲーム終了だ。

プレイエリアは学校全体だ。それでは10分後に始める。』


残れるのは二人だけ、ゲームは終盤にきていた。俺は剛を誘い共に行動することにした。


俺は気がかりな事を剛に聞いた。


『剛はこれで鬼を撃つ、つもりか?』


『それは…撃たなければならない時は…』

剛の言葉が途切れた。俺は剛に嘘偽りのない気持ちを伝えた。


『俺は銃なんて使わない。これで使ったら俺らも奴らの様な人殺しと一緒だ。たとえ、転送用の銃だとしても。』

体育館に向かった。剛は少し考えてから俺の後を追った。俺たちはとりあえず体育館倉庫の中に身を潜める事にした。


『鬼は5人だ。それでは開始。』

アナウンスと共に始まった。


俺たちは緊張感に溢れた。そのあと間もなくアナウンスが入った。


『早速、佐々木、鮎川、沢城の3人が捕まり消えた。残り7人だ。


そのアナウンスに集中していた為体育館に入ってきた鬼の気配に気がつかなかった。鬼に気がついた、剛が俺に知らせた。鬼をみるとヘルメットのようなものを被り全身は鎧の様なもので覆われていた。

『鬼が来てる。ごめん龍斗俺はお前と生き残るために使う…この銃を。』


そう言うと、剛は鬼にめがけて引き金をひいた。


銃から放たれた銃弾は鬼に当たったかと思うと。鬼は光の粒子となり消えて行った。

──これは転送用の銃だな。

俺は確信した。俺は剛と場所を移した。しかし、その時点でもう残り4人となっていた。俺たち2人は廊下を歩いていると前から2人組歩いて来た。里咲と宮本だった。

俺は状況を聞こうとした瞬間…


銃口が俺と剛の頭に向けられた。

『お前らなにやってるんだ?』


『何って、お前らを殺す為だよ』


『なっ何で、しかも撃ったら何が起こるかわからないんだぞ。』

俺は焦りを隠せなかった。身体中が震えていたが目だけは2人を見つめていた。


『簡単だよ。俺たちさっき他の奴撃ったからさ、勿論、消えたけどね。』


俺はさらに極限状態に陥った。俺は剛の耳元で囁いた。

『あれを使うしかない。やるぞ。』


『じゃあ、そう言うと事でさようなら』

そう言った瞬間

『エクシードインフェルノ!!』

俺と剛は息を合わせて言った。俺は心の形をイメージ、剛は雷をイメージした。2人の知能、体力など大幅に向上した。


その後2人に放たれた銃弾を2人は身軽にかわした。


『何が起こっているんだ?』

里吹と宮本は理解できていなかった。そのまま俺たちは物凄いスピードで相手を吹っ飛ばした。戦闘不能となった2人を銃で転送した。


エクシードインフェルノとは極限を超えると言う意味で、俺達の能力につけた名前だ。


『最後の2人となった、ThirdGame終了だ。最後にFinalGameを始める。』

〜次回予告〜


〜第五章〜ゲームの果てに


〜第一節〜誓いの涙


とうとうLife Risk Gameも最後に。

2人の内生き残るのは1人。


ゲームの果てに待っているものとは?

Feizersの目的があらわになる!

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