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〜第一節〜仲間との絆と別れ

〜前回まで〜

現実になった都市伝説

ゲームを始めるには1人不要だった。

そこで投票で決めることになったが山崎の提案にみんな騙されるところを龍斗が気がついたがそのせいで龍斗が死ぬことになってしまった。


『結果発表、

最も投票が多かったのは哀川 龍斗くんです。』

女はそう告げた。山崎は勝ち誇った顔をしていた。


『終わった…』

俺は脱力しきった声で言った。


女は再び話し始めた

『しかし、今回死んでもらうのは一番少なかった人です

 つまりこれは少数決ということになります。』




『………!?…助かった!!』

おれはこころからよろこんだ。


『一番少なかったのは……………

 山崎 優介くんです。』


『おい!どうゆう事だよ!』山崎は急に表情がけわしくなった。


『今言ったとうりです。』


『何で俺なんだよ!おい山本助けてくれよ友達だろ?なぁ、鮎川!』


誰も口を聞こうとしなかった。


俺はさっきの仕返しに山崎に言った。

『人を裏切っといて今更なにを言ってるんだ。お前みたいなやつ誰が助ける?お前なんかいさぎよく死ねばいいんだ。』


剛は俺に向かって

『龍斗!言い過ぎだ!』


『じゃあお前はこいつの事許せるのかよ!』

剛に言い返した。


『許せないさ!でも、どんなに憎くてもクラスメートだぞ!』

剛は強く真剣な目で俺を見た。


『……ごめん、言い過ぎた…』


『剛もごめん…ありがとな』

俺は山崎と剛に謝った。


『うん、分かってくれればいいんだ。』

剛は言った。


『…ふん!…     

      …なんだよ… .. . . .』

山崎は口ごもった。


剛は山崎に

『山崎、俺はまだ許せないけど…まだ死ぬと決まった訳じゃない!諦めんな!』


『そうだ、諦めんな!』

俺は肯定した。山崎の険しかった表情は優しさに溢れた表情へかった。


『龍斗、剛、みんな、ごめん…僕、本当は…

山崎が言いかけると


『選ばれた山崎くんには死んでもらいます。』女は口を挟み。山崎の体は光になり消えかける。


『み…んなの……事が…好き…だ…ありが…』



やがて全身が光の粒になり消えていった。


『これで、36人になりましたので《ビンゴ of デットフィールド》のルール説明をします。


まずは、6×6に置かれた机に一人ずつ座ります。

私が出す問題に正解した人には、机を選ぶ権利が与えられます。ビンゴの様に縦、横に塗りつぶされた机に座っている人がクリアです。また、それ以外の人には死んでもらいます。以上です。それでは始めたいと思います。座席表を表示するので、指示に従ってください。』

女はそう言うと座席表を表示した。


01□07□13□20□26□32□

02□08□14□21□27□33□

03□09□16□22□28□34□

04□10□17□23□29□35□

05□11□18□24□30□36□

06□12□19□25□31□37□


『山崎くんを抜かした出席番号順で並んでください。回答者はボタンを押し出席番号を呼ばれたら答えてください。』


俺は名前をみればわかると思うが1番だ。

剛は7番だ。もちろん、俺は俺と剛がいる横を狙うつもりだ。


『でわ、第一問…』

皆は早く答えようと真剣だった。教室には緊迫した空気が流れる。

『富士山の標高は?』


ピンポーン

『はい、14番』

──はやっ!

クラスでも頭がいい齋藤さんがあたたった。

『3776.24mです。』


『が、鎌倉幕府ができたのは?』


ピンポーン

俺はすかさずボタンを押した。


『はい、01番』


『1192年です。』


『正解です。今の様に引っ掛けがあるかもしれないので気をつけましょう。』


『では哀川くん出席番号で選んでください。』


『じゃあ1番で。』


『でわ一番を塗りつぶします。』


『次の問題です。アインシュタイン方程式の公式を答えなさい。』


ピンポーン

『はい、14番』


『Gαβ −Λgαβ = c4分の8πκTαβです。』

齋藤は、すんなりと答えた。


『正解です。では…』


『すみません!15分時間をください。』

齋藤が言うと…


『わかりました。それではどうぞ。』


『みんな集まって!』

と言ってみんなを集めた。


『みんな、誰がこの先、生き残るか決めない?

もちろん、みんな死にたくない思うけど、これ以上仲間で殺しあうのは耐えられない…』


『じゃあ、俺は龍斗と剛かな?だって、あの面倒くさがりだった龍斗が変わってるのを見て見直した。剛はとっても人思いだから。』


『私もー!』『僕も!』

みんなが俺と剛を推薦してくれた。


『みんな…』

俺は心の底から溢れ出すものがあった。


『だってあなた達には生きる希望をもらったから…

だから決まりねっ! 私達の分も頑張って!』


『わかった!』

俺と剛は皆の気持ちを受け止めて誓った。


『ちょっと待って!』

鮎川が言った。


『さっき、山崎が消えた時、思ったんだけど

あれ、死んでると言うより転送されている感じがしたんだ。』


…転送…

俺は閃いた。


『みんな、わかったぞ!』

みんなは俺の方を向いた。


『実は俺、数日前今日のようなことを都市伝説のサイトで見つけたんだけど…俺の推理ならそれは死んだんじゃ無くてみんな転送されたという事になる。』


『どこに?』


『それは、さっきFeizersl(フェイザァース)って言ってただろ?そこにだ!つまり何の目的か知らないが、みんな転送されたかもしれないってことだ。』


『という事は?山崎も死んで無いのか!』

みんなが言った。皆の中に希望が見えた。


『だから、俺たちに任せてくれ必ず助けに行くから!』

皆は頷いき15分たった。


『時間です、ゲームを再開します。』

そうして、俺たちは仲間と協力しあって俺と剛が勝てるようにゲームを進めた。そうしてこの様になった。


01■07■13■20■26■32□

02□08□14■21■27■33□

03□09■16■22□28□34□

04■10□17■23□29■35□

05□11□18■24□30□36□

06□12□19□25□31□37■



そして…

『正解です。哀川くん選んでください。』


『みんな、いくよ!32番で!』


俺は32番を選んだ。

一列が揃いましたゲーム終了です。

『みんな、そして齋藤さん!あとは任せろ!』

みんなは笑顔で光となり消えていった。


俺は自分で驚いた。俺は変わっている今はみんなを助けたいと思う。もうめんどくさいなんて言わない。と俺は心に誓った。



『FirstGame勝者は男子は哀川、涼宮、鮎川

女子は沢城、早見、青山の6名がSecondGame進出です。それでは、3階のホールに集まってください。逃げる場合は…わかってますね。』


俺は決心を決め。

『さぁ、行こう、みんなのために!』


〜次回予告〜

〜第三章〜SecondGame

〜第一節〜死ぬか生きるか

何とかクリアした俺と剛は皆の思いを受け継ぎSecondGameに向かうそこに待ち受けていたゲームと人たちとは??

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