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《Life Risk Game》最後の転送者  作者: ❆Infinity❆Blizzard❆
〜第一章〜俺の日常が突然変わった
3/14

〜第三節〜悪魔の潜む投票

〜前回まで〜


悪夢だと安心したのも束の間。

都市伝説は現実になってしまった。


そしてFirstGameが始まった。

『まず、FirstGameです。今から皆さんにやってもらうゲームは【ビンゴofデットフィールド】ゲームです。』


『ルールの説明をと思ったのですが…

 このゲームは偶数人のゲームつまりいまここにいる37人の中の一人が不要な訳です。

なので、これからこの中で不要な人を投票してもらいます。』


『投票するって、選ばれた奴はどうなるんだ?』

と俺は質問した。


『もちろん、死んでもらいます。』

女は何のためらいもなく答えた。


『なっ!?』

教室がざわめいた。そのざわめきを消すように女は喋り出した。

『ルールは30分以内に全員が投票する事。ゲームを乱す者、投票しなかった人にも死んでもらいます。ルールは以上です。では始めます』

そう言うと、教室の時計が0:30を差し逆戻りし始めた。


──この時計がタイマーってことか


みんなの机には紙が一枚が現れ前には投票箱が設けられていた。


慌てて投票しようとしたひとがいたが山崎が止めた。

『待って、みんなにいい提案があるんだ。

このゲーム全員が一人一人別の人に投票すれば、みんな助かる!』


この時、俺たちは気がつかなかった。

騙されていたという事を…

命を掛けた状況下で冷静な思考ができる者などいなかった。


『おぉー!』『スゲー』

皆から歓声が上がった。


『僕がまとめて投票する!』

と山崎が言いみんなの投票紙を集めた。


刻一刻と時間が過ぎて行き残り5分

山崎が書き終えそうなところで、


『ちょとまて!』

俺は騙されている事に気がつき叫んだ。

『この投票で全員が生き残るには偶数人じゃなきゃいけない。この場合必ずだれかが死んぬ』


皆は驚いて顔をして少し考えると。


『本当だー!』『やばいじゃん!』

とみんなは騒ぎ、焦りの表情をみせた。


『おい!山崎どうゆう事だ?』

山本が聞くと…


『ちぇっ………は…ははは、はっはっはっは』

山崎は舌をならし不気味な笑い声をあげた。

『哀川もバカだよな!このまま黙ってれば、

誰か死んだのによ!』

山崎の本性があらわになった。


俺は思った。人は命を懸けた状態になると自分の事しか考えられなくなるんだと。


『お前、なんて事を!』

山本が殴りかかろうとすると…


『いいのか?そんな事して?ゲームを乱すものは死ぬんだろ?』

山崎は言い放った。


『くっ…』

山本は握りしめた拳をを引いた。


『にしても、よくこんな状況で気がつけたな

お前はこの先、邪魔だな!よし決めた!死んでもらうのは哀川だ。』


『何だとっ?』

俺は冷静さを失った。

【死】それは人間だれもが恐れるもの…


『俺が死ぬ…?』


『そうだ、お前が死ぬんだ!』

山崎は俺を絶望の闇に突き落とした。


『そろそろ、時間だ!』

山崎はそう言うと、投票箱に向かって歩き出した。


『ちょと待て!』

そう言ったのは剛だった。

『龍斗を殺したいなら俺を殺せ!』


『お前、何言ってるんだ!』

俺は怒鳴った。


山崎は

『それは出来ない相談だ。大丈夫、お前もあとから哀川のところへ送ってやるから』


『それなら、俺が死んででもお前を止めてやる!』

そう言った剛は山崎に向かって走った。


『ふざけるな!』

俺は今まで出した事もない声で叫んだ。

剛は足を止めた。


『剛、お前は本当にその選択があっていると思うのか?親友に自分の命を犠牲に死なれた

らどう思う?それと一緒だ!』


『龍斗…』

剛はつぶやいた。


『こうなった以上しょうがない…俺の分も生きてくれ!』俺はそう言った。

始めて友達らしい事ができた。もう、思い残すことは無い。


『話は終わったか?投票するぞ!』

山崎は投票箱に紙を入れた。



『時間になりましたので、投票を終わります。それでは投票結果を発表します。』


『くそっ!』

俺は拳を床に打ち付けた。ああは言ったものもやはり死ぬ事は怖かった。俺の額には汗が流れ、震えが止まらなかった。


『おや?哀川くんそんなに死ぬのが怖い?まっもうすぐ楽になれるよ』

憎たらしい口調で俺に行った。


『本当に最悪だね。山崎が死ねばいいのに』

と女子が言った。


『なんとでもいってろ!ここから出るのは、この僕だ!』山崎は言った。


『結果発表、

最も投票が多かったのは哀川 龍斗くんです。』



〜次回予告〜

俺は山崎の裏切りにより俺のしは確定したのだ。


このまま、死んでしまうのか?

しかし、このゲームの恐ろしさが姿を表す。

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