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救急絆創膏

作者: 太陽
掲載日:2026/09/12

 キッチンから漂うおいしそうな匂い。

そのとき、「痛っ!」という声が聞こえてきたら、皆さんはどうしますか?


ちょっとした切り傷なら、救急絆創膏の出番ですね。


家庭用の救急絆創膏は、今からおよそ100年前、アメリカで誕生しました。

それは、新婚の夫が妻のために発明したものだったそうです。


包帯などをつくる会社で働いていたディクソンは、愛する妻のことが心配でした。

そそっかしいので、料理をするたびに指先を切ったり、やけどをしたり。

手のキズが絶えなかったのです。

そんなとき、包帯を巻いて手当てをするのは、ディクソンの役目でした。


「もしも自分の留守中に妻がケガをしたら・・・」と、不安になったディクソン。


そこで、妻がひとりでもすぐに手当てができるよう、医療用のテープの中央に、あらかじめガーゼを取り付けておくことを思いつきました。

そのことを職場で話したところ、「とてもいいアイデアだ!」と褒められ、商品化されることになったのです。


1921年、はじめて世に出た救急絆創膏は、便利さが評判を呼んで大ヒット商品に。

ディクソンは、その功績が認められて副社長にまで出世しました。


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