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解像度×理解度  作者: 霧科かしわ
4 願いに希う
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4-13 「次戦、赤く染まる青」

 来華とフミは大雅に連れられてヘレティックに行った。俺は来華から場所だけ教えてもらって全力で向かってる。そんなときでも電話は普通に掛かってくる!

「はい!」

『あ、恭也くん大丈夫?』

「え、大丈夫っす!」

 電話かけてきたのはシエルさんだった。そういやシエルさん、傀儡の影響まだ戻ってないのかな……俺別にリューイ所属の相手と戦ってない……強いて言うなら来華くらいだから全然力にはなれてない気がするけど。

『ノエルから大まかな状況は聞いたよ。今何してるの?』

「来華は無事に和解したんで今暴れてるらしい青のところ向かってます!来華とフミは大雅と一緒にそっち行きました!」

『分かった。……暴れてる青?青藍くん?』

「なんでも元リューイ所属の大学生って聞いてますけど!詳しいことは分かりません!」

『じゃあ青藍くんではないか……』

青藍って人、元リューイ所属の大学生ではないんだ……鎮さんの知り合いってことくらいしか今のところ情報ないな。あ、でも色彩が青なんだろうな、名前出たってことは。

『じゃあその来華くんに少し話を聞くとして……その青の子のところに向かってるってことは、そこに何かあるの?』

「えと、そこさえ叩けば中継地点全部妨害になるらしいです!」

『ああそういう。分かった、気をつけてね』

「はい!」

シエルさんからの通話を終了させたのと入れ違いで目的地に辿り着く。……入った瞬間攻撃されるとか嫌なんだけど、暴れまわってるのレベルがどれくらいなんだろうな……スゲー怖い。

「ええい出たとこ勝負!!」

 どうにかなれ俺!なんとかなれ俺!意を決して踏み込んだ先は───え、なにこれ竜巻発生してる????

「ってかあれ一志か……?」

元リューイ所属で大学生で色彩青、確かに一志も当てはまってますわ……一志も行方不明になってたはずなんですわ……。

 人もツタもなにもかも、等しく千切っては投げ千切っては投げ。完全に様相が百人組み手とかそこら辺。……今のうちに結晶探した方が良さそうだな、結晶壊して助けて一志を回収して逃げよう、うん。

「つっても結晶は場所バラバラだったし……」

探し物だと悠人さん連れてきたかったな……無い物ねだりしても仕方ないけど。取り敢えずサーモグラフィーをイメージして地下とか離れた場所に人がいないかを確認する。

「視覚検知内には……いないよな?」

ものすごく遠いとか、実は上空とかそういうのじゃない限り見えるはずなんだけど……?え、実は一志が結晶から半身出して暴れてるとかそういうオチは……おっと?

「あった結晶……!」

 よし、なんちゃって瞬間移動からの即破壊アンド即回収計画、実行!!懸念材料は反射で一志が攻撃してくること!!普通にありそうで怖い!

「えーい乱入!」

 踏み込みからのなんちゃって瞬間移動。なんちゃってって言ってる通り別に瞬間移動ではなくて、瞬間移動と殆ど同じ早さで動けばそれはもう瞬間移動!みたいな理屈だから移動するときの経路に物置かれるの困る。何が言いたいかって言うと、取り敢えずグーパンはやめろ。

「あ、恭也」

「あと数秒早く気付いて欲しかった……」

ちゃんと顔面に入ったじゃんね。あと一志、その……全身まっかっかなんですけどそれなあに??聞いて良いやつ?

「ってあれ、捕まってたのリクだったの?」

 流れるような救出作戦と流れで入ったグーパンのせいで気付かなかったけど、結晶に捕まってたのリクだった。未所属だから狙われたのかな、一志、リクのこと気に入ってたから偶然見つけて切れ散らかしたんだろうな……。

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