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夢日記  作者: ウボ山
8/14

12月31日

 今日で2019年は終わりという荒唐無稽な言説が人口に膾炙する今日この頃、そんな陰謀論にも負けず私は今日も今日とて引きこもる。

 さて、夢を見なかったので現実の日記を書きたい所だが、ここ最近引きこもっている私には書くことがない。やっていることと言うと小説を読むか書くかしかしていない。

 日記を書くのに挑戦しては挫折する度に思うことではあるが、ほかの人たちはどうやって書いているのだろうか。よく考えると他人の日記というのを読んだことがない(アンネの日記くらいしか)。どんな文体で、どれほどの文量で、どれくらい飾り立てて日記を書くべきなのかという基準が分からない。それに毎日毎日書くことがあるというのも信じられない。私は人よりも感覚の周期が短いのかもしれない。

 関係ないけど小学校のときに「あのね帳」という課題があったのを思い出した。「先生あのね、」という書き出しで日記を綴って、担任に見てもらってコメントをつけてもらうみたいなやつ。あのね帳と違ってふつう日記は人に見られることを想定していないけれど、この日記の場合人に公開しているのだからあんなふうに書くべきなのだろうか。

 読者の皆さんあのね、最近明らかに夢を見る頻度が高いです。前までは四日に一度見るかどうかというペースだったのが、最近はほぼ毎日見ている気がします。脳がレム睡眠の時に見るのが夢というし、最近眠りが浅いのかもしれません。私は順調に狂ってきているのでしょうか。

 夢で思い出した話がある。私は昔「寝る時に見るのも『夢』、将来の願望も『夢』って、同じ『夢』という言葉を使って表現するのはすごいなあ。英語でも両方"dream"なのはすごいなあ。寝た時の夢と理想を結びつけるのは、人類に普遍的な考え方なのだろうか」てなことをかんがえていた。しかし後になってわかったのだが、願望を「夢」と表現し始めたのは明治時代からで、単に"dream"が両方の意味を持っていたから、その訳語としてどちらの場合も『夢』が使われるようになったというだけらしい。夢のない話だ。ところで、この場合の「夢」はどういう意味で使われているのだろう。

こんなチラシの裏に書いとくべきようなにっきを読んでくださっている方に、心よりの感謝を申し上げます。万年変化のなかったマイページに感想が届いているという通知があるのを見た時には、思わず小躍りしてしまいました。これからもドシドシ感想送ってくれよな!

来年もよろしくお願いします。

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