第1話 パート4
今回は少し多めです。
酒井先生が応接室を出たあと、部長は
部長「面倒な依頼だけど、カワイイ女子の頼みとあれば、引き受ける!」『解決したら仲良くなれるな…|ωΟ。)グフフ』
加藤『魂胆が丸わかりだよ。』
黒崎『あんたがストーカー犯でしょ。』
数分後、先生はAさんを連れて戻ってきた。
黒崎「とりあえず、話を聞かせて。」
A「あれは、2週間前のことでした。」
回想
私は部活の帰り道に薄暗い道をバス停に向かうため歩いていました。後ろから誰かの視線を感じたので友達かなと思って振り返ったのですが、誰もいなかったので『不気味だな。』と思って時々振り返ったのですが、物陰から物陰に移動する怪しい人がいて、怖くなったのでバス停まで走って行きました。自己ベストなみの速さでした。
部長「えっと…何部でしたっけ?」
A「陸上部です。」
部長「そ、そうですか…」『陸上部は嫌いだ!俺は文学系女子が好みなんだ!』
加藤『?』
A「それが毎日続いて、相手も追いかけてくるようになりました。」
黒崎『熱心なストーカーね…』
A「それで警察に相談したんですが、パトロール強化しかできないと言われて、顧問の酒井先生に相談したら、ここに依頼してあげると言われたという感じです。」
部長「なるほど…事情は分かりました。では、下校途中の道に張り込んでみましょう。」
A「ありがとうございます!」
先生とAさんが応接室を出たあと、黒崎先輩が切り出した。
黒崎「ストーカーは女の天敵よ!駆逐してやる!」
美竹「そうですね!」
部長「えーそれでは学校からバス停までの道のりの張り込み場所を言うぞ。(地図を見る)学校の門を出てすぐの所に俺と黒崎。
次の角に池田と山崎。ここの自販機の隣の茂みに加藤、美竹、原田が待機だ。張り込みは明日から行う。各自準備を万全にしてくれ。」
部員「「「は い!」」」
張り込みしてると通報されそう。