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送りオオカミ

作者: 有賀 神六

 これは、私の祖母に聞いた話です。

 小さい頃山村に住んでいた。

 そこには、週に何度か、山道を通って卵売りのおじいさんが卵を売りに来ていた。

 夜道を山道を通っておじいさんは、町から、卵を運んでいた。

 寂しい気配、何とも言えない、嫌な感じがする度に

『オーン』『オーン』というオオカミの遠吠えが響くそうするとその気配は、ピタッと収まった。

 そうして、おじいさんは、町と村を往復する事が安心して出来た。

 オオカミは、山で道に迷うとその人の前に現れ道を案内して去るということもした。

 村人は、オオカミの住む洞穴を知っていて、子供が生まれると、赤飯を炊いてお供えしたりもした。

 決して、人に彼らは、害を及ぼすことは、なかったそうな。

 100年ほど昔の本当の話でした。

まあ、ちょっとしたメモ書きです。死んだ祖母が8月8日が誕生日でしたので。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 私の信じていたオオカミ像がここにありとてもうれしいです [一言] ぜひとも本当は日本の山奥のどこかで狼が隠れ住んで居てくれることを信じつづけています
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