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二年前に死んだ妹が女神になっていた件について

作者:さとー
 謎の死を遂げた俺をあの世で出迎えたのは、二年前に死んだ妹だった。

「悲しい出来事は全部終わったんです。これからは、私たちの幸せな日々が始まるんですよ」

 妹は女神になっており、徳ポイントというあの世の通貨で俺を養ってくれるという。
 ひとまず再開祝いで十万ポイントほどくれた頼りがいのある妹。
 これから二人三脚で幸せな暮らしが始まるのだ……。
 なんて思っていたら、なに? 異世界転生ができるだって!?

「あ、あのう、お兄様? 無理に転生する必要はないんですよ? ほら、こっちで私と暮らしたほうが……」

 ふむふむ。徳ポイントを支払うことで好きな世界や能力を選べるわけか。
 人気のある世界や能力はお高くなっているな。十万ポイントではハーレムは厳しそうだ。
 おい妹よ、もっと徳ポイントはだせんのか。

「だ、だめです! 私の徳ポイントはお兄様とのラブラブ二人暮らしのために貯めていたものなんですから!」

 ええい黙らんかこの愚か者! 兄の夢がそこにあるのになぜ協力せん!

「ダメったらダメ! お兄ちゃんは私と一緒に広い庭付きの一軒家でゴールデンレトリバーを飼って幸せに暮らすの!」

 なにを下らんことを言っている! 
 俺は広い屋敷の主人になってハーレムに囲まれながらケモミミ娘をたくさん飼って暮らすんだ!

「く、くだらない!? ああもう分かった! そこまで言うならもう知らない! お兄ちゃんなんてどっかのくだらない世界でしみったれた能力使ってみじめに暮らせばいいんだ!」

 おい、お前、ちょっと、なにやって……

「はいこれで決定! 転生先も能力も私が決めちゃったもんね!」

 え、ちょ、なんか体が光りはじめたんですけど!? ええええ!? まじかああああああ!?
妹は女神様
2022/10/19 22:44
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