男装執事とお嬢様
【作者より】
※ 拙作は江本マシメサさま主催の「男装の麗人小説企画」に参加させていただいた作品です。
とある屋敷の一室に向かって執事の服装をした人物が歩いている。
その人物は扉をノックをし、「失礼いたします」とその部屋に入った。
「お嬢様、おはようございます」
「おはよう」
「お目覚めの方はよろしそうですね?」
「ええ。昨夜に飲ませていただいたホットミルクのおかげですわ。ありがとう」
「いいえ、とんでもございません」
本当は女性でありながら、執事の服装をした人物が「男装をしている」ということに気がついていない。
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