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PreciousOrb登場人物紹介

年齢・身長は『僕らの野望』の章時点です。

(紫紺歴1726年度)

※彼らはまだマザーによる宝石種判定がされていないので、記載された宝石種はあくまでも猫の庭基準です。「?」がついているのはアロイス先生の予測。

【登場人物】




ルカ・白縹


年齢:十五歳

身長:百六十五センチ

髪:ダークブラウンの背中まである長髪を一つに結んでいる。多少クセはあるけど一応まっすぐな髪。

瞳:青紫 タンザナイト変種?

特徴:レア・ユニーク魔法「不可視インビジブル」保持者。公表されていないが占術系ユニーク「ラック・チェイン」も保持しているダブル・ユニーク。インビジブルで消したものが主観視認できないため、左目にいつもモノクルの特製マナ・グラスをかけている(白縹は視力低下がほぼないため、眼鏡の常用が珍しい)。

コンラートとナディヤの一人息子。猫の庭キッズの中で一番年上、そして穏やかな性格と面倒見の良さで「いいお兄ちゃん」ナンバーワン。幼い頃はやんちゃな弟たちに振り回される可哀相な子だったが、成長した現在はナディヤ譲りの大きな瞳と優し気な顔で、白縹学舎でも人気の癒し系男子となった。

インビジブルの行使をする際は、隠れていた「マナの支配者」人格が顔を出す。体術も相当なもので、父親譲りのトリッキーな動きが可能。インビジブルで消した武器を駆使した戦法を使う。地下室でのぼっち修行から戻ってから髪を伸ばし続けている。服装は柔らかいコットンシャツとパンツ。





レティシア・白縹


年齢:十四歳

身長:百四十五センチ

髪:ブロンド 波打つゴージャスウェーブ、ルカと同じくらい長い。

瞳:イエローゴールド 黄玉トパーズ

特徴:白縹本来の意味での「宝玉」である「自然の体現者」。土特化型の宝玉、更に金属生成に偏っている。刀剣に魅入られており、金糸雀の旅芸人であるセリナに師事。剣舞を習っており、体が異様に柔らかい。

アロイスとハイデマリーの第一子。母親であるハイデマリーと、心の中にいる「深淵の意志」イェライシャン、レティは容姿が似通っている。将来は妖艶系美女になりそうな美少女。宝玉としての能力は土属性の攻撃魔法を撃つというより、大量の刀剣を即座に錬成して敵陣へと殺到させる極悪能力。身体機能も高いため、将来的な戦闘スタイルは近接も遠距離もいける恐ろしい子になりそうな予感。

両親の「お仕置き気質」がばっちり反映しているが基本的に面倒見がよく、女子に絶大な人気を誇る。男子も「女の子への接し方が常識的」な子には優しい。服装はタンクトップにパーカー、ストレッチのきいたスキニー。





スザク・白縹


年齢:十三歳

身長:百六十センチ

髪:白銀に近い銀髪 猫っ毛ショートヘア

瞳:ピジョンブラッド 紅珠(ルビーとダイヤ混在)

特徴:白縹が大国に飼われてから初めて出現した「宝珠」の一人。瞳でのマナ反射率・増幅率に特化しており、「極大魔法」行使が可能な最上級の結晶種。本人の魔法資質は攻撃魔法に特化しており、属性魔法を普通に撃つだけで災害クラスの威力になってしまう。

もちろん「自然の体現者」のカテゴリにも入るので、心の中に深淵の意志である東雲シノノメが常駐している。他の宝珠(現存しているのは妹のみ)と繋がって極大魔法を行使する時のみ、古代の宝珠たちの集合体である「リンク」という深淵の意志が出現する。

紅玉ヘルゲと緑玉ニコルの第一子というサラブレッド。性格は一言で言うなら「やんちゃ坊主」。天然の人たらしで、面白そうだと思ったことには即飛び込んでしまう困ったちゃん。

容姿はヘルゲそっくりのド級ハンサムだが、表情豊かな所はニコル譲り。仲間思いで懐が広い。「白いヘルゲ」という外見なので、ニコルが面白がって黒い服をよく着せている。ライノたちと鍛錬をしまくるので、Vネックの黒Tシャツなど動きやすい服装が多い。





ライノ・白縹


年齢:十三歳

身長:百六十センチ

髪:イエローブラウン(金茶) クセッ毛ショートヘア

瞳:右目が緑、左目が水色のオッドアイ。グリーンガーネットとブルートルマリンの変種?(両親の宝石種判定からの予測なので現時点では不明)

特徴:心理系ユニーク「会議カウンシル」保持者。精神的に複数人を繋げて過去の記憶や五感を共有させることができる。繋げる対象が白縹であれば、ダイブ中に集合して「ルーム」で会議もできる。猫の庭の子供たちを精神的に成長させることになった要の能力。

格闘術師範であるカイと、運動神経抜群なユッテの第一子(レイノと双子だがマザーの登録上「兄」になっている)。顔はカイに似ているものの、体型はユッテを引き継いだのか筋肉ダルマではない…が、将来はわからない。猫の庭の子供たちの中でも抜群に運動神経がよく、カイとカミルによって体術全般を叩き込まれてはすべて吸収していく「体術の天才児」。

一卵性双生児の弟レイノとはミラー・ツインと呼ばれる鏡写しのような外見。利き手もライノは右利き、レイノは左利き。

スザクとレイノといつも一緒、ほぼ三人兄弟かというほどの「やんちゃ坊主」。三人だけでいるとライノが一応のまとめ役になる。が、全くストッパーにはならない。学舎へ留学した時にはワイルド系ハンサムということで大モテになり、父と同じく訓練場へ引き籠って無口になった。服装は運動しまくるのでTシャツばかり。双子を見分けやすくするため、ライノはグリーン系のものを着るようにしている。






レイノ・白縹


年齢:十三歳

身長:百六十センチ

髪:イエローブラウン(金茶) クセッ毛ショートヘア

瞳:右目が水色、左目が緑のオッドアイ。グリーンガーネットとブルートルマリンの変種?(両親の宝石種判定からの予測なので現時点では不明)

特徴:心理系ユニーク「共有シンパシー」保持者。精神的に複数人を繋げて現在の感覚や思考を共有させることができる。繋げる対象が白縹であれば、ミッション時等に複数を「個」としてリンクさせることが可能。猫の庭の子供たちを精神的に成長させることになった要の能力。

格闘術師範であるカイと、運動神経抜群なユッテの第二子(ライノと双子だがマザーの登録上「弟」になっている)。顔はカイに似ているものの、体型はユッテを引き継いだのか筋肉ダルマではない…が、将来はわからない。猫の庭の子供たちの中でも抜群に運動神経がよく、カイとカミルによって体術全般を叩き込まれてはすべて吸収していく「体術の天才児」。

一卵性双生児の兄ライノとはミラー・ツインと呼ばれる鏡写しのような外見。利き手もライノは右利き、レイノは左利き。

スザクとライノといつも一緒、ほぼ三人兄弟かというほどの「やんちゃ坊主」。三人だけでいるとレイノが一応の頭脳役になる。が、ほぼ考えナシの三人組に変わりはない。学舎へ留学した時にはワイルド系ハンサムということで大モテになり、父と同じく訓練場へ引き籠って無口になった。服装は運動しまくるのでTシャツばかり。双子を見分けやすくするため、レイノはブルー系のものを着るようにしている。







ニーナ・白縹


年齢:十三歳

身長:百三十五センチ

髪:プラチナブロンド エアリーなボブカット

瞳:右目が紫、左目が赤のオッドアイ。アメジストとレッドガーネットの変種?(両親の宝石種判定からの予測なので現時点では不明)

特徴:医療系ユニーク「血清キュア」保持者。毒物に侵された人や物を認識すればカウンターで解毒できる能力。双子の妹ノーラの造り出した「毒物(厳密には毒ではなくとも、何かを阻害する効果全般)」であれば、どのような効果でも解毒可能。ユニーク魔法と土属性魔法のミックスである「清核キュアコア」を生み出し、解毒効果のかかった魔石同様のものを作り出す。これによって他人へ血清を譲渡できる。

武術師範のカミルと隠密・暗殺能力の高いアルマの第一子。身体能力は高いが、武術よりも気配を埋没させて動く隠密系スキルを継承している。

一卵性双生児の妹ノーラとはミラー・ツインと呼ばれる鏡写しのような外見。利き手もニーナが右利き、ノーラが左利き。

アルマを尊敬しており、一緒になってハンドメイドの服や小物を作り上げる。明るい性格だがとにかく研究熱心で、ノーラと共に毒物や血清の勉強に没頭している。容姿はどちらかと言えばアルマに似た可愛らしい顔立ち。服は暖色系の柄物が好き。





ノーラ・白縹


年齢:十三歳

身長:百三十五センチ

髪:プラチナブロンド エアリーなボブカット

瞳:右目が赤、左目が紫のオッドアイ。アメジストとレッドガーネットの変種?(両親の宝石種判定からの予測なので現時点では不明)

特徴:病理系ユニーク「ヴェノム」保持者。他者の行動を阻害する効果を毒物として生成できる能力。双子の姉ニーナにしか解毒できないものを造り出す。ユニーク魔法と土属性魔法のミックスである「毒核ヴェノムコア」を生み出し、阻害効果のかかった魔石同様のものを作り出す。これによって他人へ毒物を譲渡できる。

武術師範のカミルと隠密・暗殺能力の高いアルマの第二子。身体能力は高いが、武術よりも気配を埋没させて動く隠密系スキルを継承している。

一卵性双生児の姉ニーナとはミラー・ツインと呼ばれる鏡写しのような外見。利き手もニーナが右利き、ノーラが左利き。

無口で研究熱心、ニーナと共に毒物や血清の勉強に没頭している。ニーナほどハンドメイド品の作成は得意ではないが、手伝っているのでそれなりの腕がある。父のカミルと同じくデータをリスト化して眺めるのが好き。現在は毒物や真菌の効果をリスト化している。容姿はどちらかと言えばアルマに似た可愛らしい顔立ち。服は寒色系のシンプルなものが好き。でもアルマにどこかワンポイントで花柄をつけられる。





クレア・白縹


年齢:十二歳

身長:百三十五センチ

髪:アッシュブラック 黒髪にアッシュシルバーの光沢がありガンメタに見えるストレートボブ。

瞳:明るくて濃いビタミンイエロー。イエロートルマリンの変種?

特徴:演算系ユニーク「思考増殖」保持者。大量の知識を有し、それを「書物」と認識して蓄えている。複数の相違した思考をする「自分」を造り出し、会議が可能。それによって高度な判断・決断力を誇る。一人だけ「司書ブックマスター」という人格を心理世界に常駐させており、自分が必要だと感じた知識を大量の書庫から即座に探し出すインデックス役として使役している。

父は新兵指南役のオスカーと学科教師のリア。父親譲りの髪と瞳、忍耐力を有した「子供版出来杉ちゃん」。運動能力も継承しており、身の軽さでアクロバティックな動きが可能。顔の造作と類まれなる頭脳のみ母親譲りというイイとこ取りの極致で、生まれた時のユッテたちの祈りが通じたと思われる。唯一「それはいらない」と言われるのがポロッと零す毒舌だが、的確すぎて失言にはならないのが救い。

すっかり板についてしまった敬語口調ときっちりしたシャツブラウス、制服のような濃紺のボックスプリーツのスカートで、見た目も優等生している。一人の時はほぼ読書三昧。





アオイ・白縹


年齢:十一歳

身長:百三十センチ

髪:漆黒 ヘルゲゆずりの水分量の多いステキ毛髪、サラサラストレートロング。

瞳:エメラルドグリーン 緑珠(エメラルドとダイヤ混在)

特徴:白縹が大国に飼われてから初めて出現した「宝珠」の一人。瞳でのマナ反射率・増幅率に秀でており、「極大魔法」行使が可能な最上級の結晶種。本人の魔法資質は生産型精霊魔法で、動植物と心を通わせ、植物の成長促進や農耕に特化している。本人が属性魔法行使に乗り気ではないので攻撃威力はかなり微弱。

「自然の体現者」のカテゴリにも入るので、心の中に深淵の意志である木賊トクサが常駐している。他の宝珠(現存しているのは兄のみ)と繋がって極大魔法を行使する時のみ、古代の宝珠たちの集合体である「リンク」という深淵の意志が出現する。

紅玉ヘルゲと緑玉ニコルの第二子というサラブレッド。性格は一言で言うなら「甘えん坊」。宝玉以上に修練の成果が出にくく、最年少ということもあって幼いことを容認されていた。でも最近は白縹の学舎できちんとしようとして一生懸命なのが認められたことで、あまりにも子供っぽい言動は脱却しつつある。

ニコルにそっくりで、ヘルゲ大好きのファザコン。周辺に住む動物たちから様々な情報をもらってくるので、稀にテロ情報をいち早く察知できる。服装は刺繍入りのワンピースやチュニックがお気に入りのナチュラル系。





ウゲツ・白縹


年齢:十一歳

身長:百四十センチ

髪:見事な赤毛のゆるやかウェーブでショートヘア。

瞳:スカイブルー 蒼玉サファイアもしくは藍玉アクアマリン

特徴:白縹本来の意味での「宝玉」である「自然の体現者」。精霊魔法使いであることが判明し、さらに「シャドウ」のレア・ユニーク保持者という脅威のダブスタ。特濃の精霊集団を叩きつけることに秀でており、特に強力なのが心理魔法。「ウゲツの本気の狂幻覚だけは受けたくありません、幻覚から戻れなくなりそうです」と拷問耐性のあるミレニアム級霊魂に言わしめた逸材。

アロイスとハイデマリーの第二子。心の中にいる深淵の意志水月スイゲツはかつて月白の墳墓の守り人をしていた。生真面目で頑なな思考になりがちなウゲツを、軽いノリでリラックスさせる。

容姿は燃えるような赤毛と真っ青な瞳の対比もあって非常に派手。顔立ちはアロイスに似ているが、あまり感情を表に出したがらないので少しカタい印象になりがち。本当は照れ屋な天邪鬼。

ある程度の身体能力はあるが、合気柔術によるサブミッションくらいしか近接戦闘能力がない(といっても猫の庭基準なので一般的には突出している)。激しい動きで攻撃するアタッカータイプではなく、アタッカーが攪乱した隙をついてとどめを刺すことが好き。物理ならスローイングナイフ、でもできれば制御力にモノを言わせて魔法で仕留めたいスナイパータイプ。

笑えばかわいいのになかなか笑わない。でも猫の庭の子は「照れてるウゲツはごっつかわいい」ことをみんな知っている。本人はレティにしかそういうところはバレてないと思っているシスコン。服装はコットンシャツにデニム。お顔が派手なのであまりきっちりしたものを着ると派手さが天元突破してしまう。色も白や生成りなどの大人しい感じのものを着る。





レビ・白縹


年齢:十一歳

身長:百三十センチ

髪:ミルクティーブラウン レイヤーの効いたショート。

瞳:ピーコックグリーンに蒼と金が散っている。 グリーンアメジスト変種?

特徴:マナ同調者である両親の資質を存分に受けたS級マナ同調者。ユニークでもなければ宝玉でもない、魔法威力も大して強くない。以前の白縹では到底評価されない才能だったが、父であるアルノルトが魔法部への進路を拓き、紫紺の長専属魔法相談役についたため、現在ではレビの能力は垂涎の的。

理論派頭脳は母のフィーネ譲り、感受性は父のアル譲り。五感でも波でもマナを感じ、マギ言語の親和性はアル以上。幼い頃からマナと普通に対話していたため、デボラとヨアキムとアルによってマギ言語の英才教育を受けている。

天真爛漫で素直。末っ子として非常に可愛がられ、顔立ちがフィーネに似ていて女の子のような見た目をしている。兄と姉たちが大好きで、いつもみんなの役に立つ方陣を開発しようと頑張っている。

体術は微妙。筋肉がつきにくいらしく、本人のみの身体能力は低い。そのため今からグローブで他の子に接続して戦うことを想定していて、全員の能力を把握するのに余念がない。

アルノルトがフィーネそっくりのレビを溺愛しており、二人にお揃いの民族調衣服をよく買ってくる。無地のマオカラーの袍やプルオーバー、足首のすぼまったゆったりパンツを着ていて、後姿で一瞬フィーネかレビかがわからないこともある。







  


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