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連れてかれる

「夏頃に来るから連絡するね」と言って車で去って行った2週間後

、彼は東京に来た



彼はまた最寄り駅まで来てくれたけど、私は盛大に寝坊した

1時間半くらい遅れて行った

彼は最寄り駅の近くのコンビニに車を止めていた



「わ~、なんかめっちゃ寝ちゃってました!ごめんなさい」と言うと、

彼は「ああ、大丈夫 なぜか今までモデルやってくれた子はすごい寝坊癖があったり、さぼり癖があったり、忘れちゃってたりで

来ないこともしょっちゅうあるから

6時間くらいかけて行って来ないこともあるから、来てくれただけでも良かった」と言った

私が笑って、「ほんとですか?そういう時はどうするんですか?」と聞くと、

彼は「お寿司食べて帰る」と言ったので笑った




「どこか行きたいところある?」って聞かれて

「どこでも良いです」と言うと彼は奥多摩というところに向かった


「湖…」とつぶやいてみた



ドライブの時に聴く音楽の話になって、彼はジュディマリが好きだと言った

あと、なんとかハコとかいう人がダークで面白いと言った



彼は奥多摩に着くと車を止めて、「ちょっと歩いてね」と言った


彼は後ろの座席からセーラー服を出した

「えっ、なんで持ち歩いてるんですか?あやしい!(笑)」と私は笑った

彼は、元カノだか、前のモデルさんだか(詳しくは忘れた!)に譲ってもらったとか

結構有名な制服だとか言ってた



あと、「出来ればこれも」と言って体操服とブルマを出した

「これはネットで買った これも有名な学校の」と言った


私は爆笑した「しかもエンジ色!」




結構笑ったあと、「え?ほんとに着るの?ブルマはやだ」と言った




彼の用意したセーラー服を着て二人で山道を歩いた


セーラー服は、クリーム色で、リボンタイが二重矢印みたいになってるやつ



山が紅葉してた


「絵、描いてないじゃん」と言うと、

「今日は息抜きだから」と笑った



最後にちょっとだけ車の近くでブルマを着た

(3千円あげるって言われたから)


参考資料にって言って、階段に立たされて写真を撮られた



参考資料って便利な言葉だなー…ってつぶやいてみたら

アハハと笑って流された



日曜だったから渋滞になったけど、私はやっぱり車内で爆睡した


よだれ垂れてたよ、と言われて、次からは寝ないぞと思った


8時に最寄り駅まで送ってもらってばいばいした

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