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第8話 藤野姉妹と寒空の屋上





「弁当の時間に庇護さんが教室を出るだなんて、珍しいな。いつもなら教室で食べるのに」


「え!? あ、うん、そ、そうだね。……でも、それを言うなら、涼太君だって珍しいと思うな。いつもなら、教室で食べてるから」


「あー、確かに、そうだね。いつもは俺も、教室で食べてるのが殆どかな。まあ今日はちょっと用があってさ。上の階で食べるんだ」


「あ……。そ、そうなんだ。奇遇、だね。私も、上で食べる予定、なんだ。今日は……」


 恐らくはいつもの友人がいないので上の階の別のクラスの友達と食べるのだろう、と当たりを付けた涼太。


 その後も屋上に続く扉のある五階まで階段を上がったが、まだ庇護は涼太の後ろに着いてきていた。


 この学校の屋上は基本的に生徒が立ち入って良い場所ではない。入るには専用のカギも必要である。


 五階には水道の小さな蛇口の他に屋上に続く扉があるだけで、教室があるわけでもない。


 それでも自分の後ろに着いてきていた庇護を、涼太は気にせずにはいられなかった。


 涼太は屋上へ続く扉の前で振り返り、庇護に尋ねる。


「あの、庇護さん? もしかして、屋上に用があるのか?」


「え? あ、えっと……うん。ただ屋上に用があるというよりは、屋上で用があるというか……」


 何やら後ろめたいことでもあるかのように、庇護は目をそらして自分の指を交差させていた。


 恥ずかしさで感情が埋まった時に庇護がする行動は、大抵俯くこと。話をする機会こそほとんど無かったが、一年間近く同じクラスで生活していたことも有り、その違いをなんとはなしに涼太は悟った。


 どうやらこれは、何かありそうだ。


「そうなんだ。まあ、俺も屋上で用があるわけなんだけど……。いや、昨日ちょっと、とある友人に呼び出されててさ」


 そう涼太が言うと、庇護は涼太の方を向いて、そして瞬間目を直視した。


 と、思ったら俯くようにまた目を伏せて、庇護は呟く。


 しかしその呟きは小さく、涼太には届かない。


「……そう、なんだ。じゃあやっぱり……ん……なんだね? 椿……」


 声こそ聞き取れないものの、どうにも真剣そうなその様子に涼太は驚いた。あの藤野庇護でも、こんな表情をすることもあるのか、と。


 天然で少しドジで、いつも少し自嘲的な微笑を浮かべている絵に描いたような可愛い子、という印象が少なからず涼太にはあるのだが、それ故に庇護のこんな様子を見るのは初めてであった。


 ただ、あまり深く考えるよりは、目先の行動を優先した方が良いだろう。取り敢えず涼太は、本日の目的を果たすために屋上の扉のドアノブに手をかけた。


 常時カギがかかっている屋上の扉だが、涼太がドアノブに触れた際、それは回った。


 つまりは施錠のし忘れか、若しくは誰かがこの内部に存在しているかのどちらかである。涼太は胸の内にホッと溜息を吐いた。


 流石に彼女が約束を反故にするような放埓な性格であるとは思えないが、時間通りに来るかどうかというのは、涼太にとっては死活問題でもあったわけで。


 季節は煌めく氷雪が降り注ぐ冬である。いつ来るか来ないかも解らぬ状況で屋上のドアの前に待つというのも、相当な覚悟がいるものである。


 さて逆に言ってみればこの先にいる彼女を待たせることはそれ以上に最低な事であり、彼女も一刻も早く屋内にリターンしたいと考えていることだろう。


 待ち合わせには予定外の人物が後ろに一人居るわけだが、待たせるよりは幾分もマシである。涼太は躊躇わず屋上へと足を踏み入れた。


「……遅くも早くも無く、大方時間通り。あなたが女性を真冬の外で待たせるような人間でなくて、ホッとしたわ」


 歩めばその先五歩の距離。制服とその指定のカーディガンだけを身に纏い、こちらを見つめて佇む一人の少女の姿がそこにはあった。


「俺も、椿が人を待たせるような性格じゃないことにホッとしてるところだよ。流石に今日のような極寒の中で待ち続けられるほど俺の心も強くない」


「あら、そんな時でも待たなきゃいけないのが男というものでしょう? 男は待っても、待たせるなってね。ああ、男女差別とか言うわけじゃないわ。体の構造が違うのだから、これはその位はして欲しいと思う、女性の願望のようなものね」


 妙な含みを持って口に薄らと笑みを浮かべるは、椿。


 そう、昨夜の戦いの後。椿と涼太はこの高校の屋上で密会を執り行う予定を立てていたのである。


 ただし、明日香はこの会話にまだ含めないという意向を椿が示したために、二人で落ち合う予定だった。


 こんな真冬の寒空に、しかも風の吹き荒れる屋上に足を運ぶ者などこの学校には居まい。


 そう踏んで設定した待ち合わせ場所がこの屋上だったのだが――。


 一人の予定外の闖入者が、涼太の背後に佇んでいた。


 そしてその少女、庇護は椿の姿を認めると涼太の後ろから彼女のもとへと駆け出し、そして勢いよく抱きついた。


 首元へと自身の腕を絡ませ、椿の頬に顔を寄せるほどの勢いである。


「……やっぱり、椿! 良かった。学校、来てたのね? お姉ちゃんは、椿はもう、学校になんて行かないんじゃないかと心配してたけど、来る気になったのね!」


「え? へ? お、お姉ちゃん!? ど、どうしてこんな所に……」


 瞬間、椿は混乱した。若干焦点が定まりそうにない動きを見せていることから、余程動揺しているらしい。しかし一方の涼太の方も状況が今一汲み取れない。


「……えーっと、な。取り敢えず椿には説明してみるが、なんか知らないけど庇護さんは屋上で用があるとか言って着いてきたから、そのまま来てしまったわけだけれども、その、この状況は何なんだ?」


「わ、私にも分からないわよ! どうしてお姉ちゃ……コホン! 姉さんがこの場所に私が来るのを知ってるのかも……。もしかしてあなた、姉さんに今日ここで会うことを伝えたの?」


 疑いを含んだ目で涼太の方を恨めしく見つめる椿。


 どうやら涼太が教えたというように解釈をしているようだが、とんだお門違いである。


「教えてない。というか椿が庇護さんの妹だって知ったのも今しがたみたいなものだ。大体、今回話す内容に他の人を俺が連れてくる必要性は皆無だろ」


 そう涼太が不満げに返すと、椿は納得したように頷く。


「まあ、確かにそうよね。それに、聞く限り今の言葉は嘘ではないようだし。うん。それは信用するわ。……とういうわけで姉さん。どうしてここに居るのか聞かせて貰えないかしら」


 椿の注意の目線は、その直ぐ隣で自身に抱きついている庇護へと移り変わった。


 庇護は椿に睨まれると彼女の首に回した腕を外し、一歩、二歩、後ろへと下がった。


「ええっと、その……。椿、昨日はいつもより少し遅くに帰ってきたでしょ? それで家に着いた瞬間、椿はベッドで直ぐに寝ちゃったの。布団もかけてなかったから、私がかけようとした時に椿が寝ぼけ(まなこ)でいたけど、『明日はどうするの?』って聞いてみたら」


「……みたら?」


「『明日は……学校で、昼に、……屋上で、待ち合わせがあるから……久々に、学校に行く』って答えてそのまま寝ちゃったの。……多分椿は覚えてないと思うのだけど」


「……覚えてないわ。まさか、私が、そんな失態を犯すだなんて……。で、でもっ! だからってわざわざ姉さんが来なくてもいいじゃない!用があるって分かってるなら邪魔しないで欲しいわ」


 椿のその軽く怒気を含んだ声に少しだけたじらった庇護だが、しかし己の主張を引きはしない。


 庇護の目元にうっすらと涙が浮かんできているのは事実だが、彼女は椿から眼をそらさない。


「だって、……気になるよ。椿、ずっと学校に来なかったじゃない。だから本当に来てるのかな? って、なんか、すごく心配になっちゃって……」


「うっ……。まあ、いいわ。姉さんが私のことを心配してくれてるのは分かったから。それに、もしかしたらそこに居る彼によっては、毎日学校に行くことになるかもしれないから」


 そう言い放った椿の言葉に、庇護は眼を見開く。


 そして涼太の傍に駆け寄ると、ガシっと涼太の両手を自分の両手で包み込んだ。更に意図してか意図せずか、涼太に対する上目使い状態が展開されていた。


「涼太君。……椿を、椿をお願い! あの子、妄想へきが強くて、ちょっとおかしな喋り方とかしちゃうこととかもあるけど、本当に良い子なの。だから、椿を守ってあげて! ……ダメ、かな……?」


 普段は本当に大人しい印象の庇護のこの行動とその真剣さに、思わずビックリしてしまう涼太だが、その勢いに任せて簡単に返事をすることなど出来ない。


 しかし今涼太の手を包み込んでいるのは、女性特有の柔らかさを持つ暖かい庇護の手。


 女性経験の殆どない涼太としては、それに差し引いてはクラスでも一に二を争う可愛さを持った女子の頼みごとであるからして、涼太は今ある冷静さを保つことだけで既に一杯一杯の状態になってしまう。


「えっと、その……い、いや、なんというか……」


 今の涼太の返答の濁し方は、さながら先ほど教室にいた時の庇護の対応の様であり、更には涼太の顔も真っ赤になっていた。眼鏡越しの潤んだ目の庇護の上目使いが、相当効いてるようだった。


(くそ……! なんて攻撃だ……! 並大抵の男なら無意識に思わず頷いてしまいそうなところだ……。だがしかし! お、俺の意思は固い。話の全貌も未だ分からない内に、簡単に頷くわけには……)


「お願い……私じゃ、椿を学校に来させることは出来なかったの。今が、最後のチャンスかもしれない。だから、頷いてくれると、嬉しいな、……涼太君」


 そう言って、涼太の学生服を掴みながら、前に傾倒する庇護。


 涼太にもたれ掛るような形になり、そして涼太には服越しではあるが、女性特有の柔らかなものの感触が伝わった。庇護のそれは豊満なものであるからして、もう彼には完全に限界だった。


 涼太は、陥落した。


 そして庇護の説得(身体的要素を含む)に押され、思わず男として頷いてしまった涼太の姿を。


 その向こうでは椿が蔑みの目で見ていることに彼が気付くことになったのは、この数瞬、後の事である。


「……何よ……、鼻の下伸ばしちゃって……。最低」




 その後椿は庇護を説得にかかり、先程の庇護の懇願に涼太が頷いたという事実もあってか、案外と素直に彼女は引いて教室へと戻っていった。


 屋上へと続く階段をカンカンと下る音が聞こえたため、彼女がその場に残って聞き耳を立てているということは恐らくないだろう。


 しかし彼女が残したものは大きい。先程涼太は頷いた。つまりは遠回しに椿の要件を承諾したことになってしまう。



 涼太は嘘を付くのが苦手で、そしてそれが嫌いな傾向な人間である。それ故に涼太の心中は相当なまでに焦りで揺らいでいた。


「……えっと、椿。まあ、なんというか」


「……別にさっきのは気にしなくていいわ。あんな姉さんの天然色仕掛けにかかって、頷かない男なんていないでしょうし」


 例外も中には居るかも知れないが、大概はそうだろうと涼太も内心頷く。


「後、さっき姉さんが言ってた、私がこの学校にずっと来てないのも事実よ。クラスの人達とそりが合わないっていうのもあったけれど、私が所属する組織の仕事を優先していた、というのもあるわ。……こちらについてはもういいかしら。さて、本題に入るとしましょう」


 涼太の不安を一気に消化。更には聞いてもいない先程の少しの疑問も、椿は流れるような声調で勝手に切り崩した。


 椿としては別に学校に長らく来ていないことを余り恥じてはいない。クラス内の雰囲気が苦手ではあるものの、学校へ行かない事自体を気にしているわけではないのだ。


 ただ後になって一々追求される可能性は早めに無くしておきたかったし、何より屋上が寒く、さっさと室内に戻りたいというのも本音だった。


 それに――


(……昨日はあんなに格好良かったのに――姉さんの天然な色仕掛け程度で落ちるっていうのは、どうにも腹に来るのよね……。確かに私には姉さん程胸は無いけれど、私だってそれなりに……)


 こういった感情が渦巻いてしまって、悶々としたそれを早く断ち切りたい、という意志があったということもある。


 ふう、と椿は一息吐いてから涼太の方を向いて、「それじゃあ話に入らせて貰うわね」と一言断りを入れ、そしてようやく今回の呼び出しの本題へと入った。


「端的に言わせてもらえば、あなたに私の所属する組織へと入って欲しいのよ」


「……組織?」


「そう。アルカナ所持者と、他にも一般的ではない力を持ったような人達の集う組織。あなたの勧誘と護衛。それが今回、私が組織から受けた任務なの」


 涼太はその組織・任務という言葉に頭を傾げる。勧誘の可能性、というのも多少は予想は付けていたが、現代において組織という言葉から受ける印象は良いものではない。


 任務という言葉からしても中々に厳かなイメージ像も浮かんできそうだ。


「護衛と勧誘の任務、か。中々に重苦しそうな枠組みの中で椿は動いてるんだな。この場に明日香を呼ばないってことは、勧誘の対象は俺だけってことか?」


「ええ。その通りよ。あなたの妹、桜井明日香についての報告はまだしてないから、現時点では護衛と勧誘の対象はあなただけ。……まあ、今は断ってくれても構わないわ。正直、組織云々と言われて単直に頷けるわけなんてないでしょうしね」


 確かにそうである。詳細な説明も無しにただ入ってくれと言われて入るようなら、どんな怪しい宗教勧誘が来た際にも簡単に首を縦に振ってしまいそうで怖い。


 内容の分からぬ内は、断るか保留にするのが一番だ。


「そうだな。今回はその話は保留ってことにしてくれ」


 涼太の判断は至って無難だ。椿も苦笑をしつつ、それに頷く。


 まあ、涼太の答えは当然と言えば当然の反応である。それに、勧誘にも期限を設けられたわけではないため、特に早急に引き入れる必要もない。


 焦る必要もないのなら、ゆっくりと行けばいいのである。


「ええ、そうしてくれると助かるわ。説明は、追々していくつもりだから、そこの所は宜しく頼みたいわね。説明も無しに門前払いというのは余り宜しいとは言えないもの。――ああ、後、護衛の方は続けさせてもらうわよ? 保留ってことは、つまりそういうことになるのよね」


 ということは、椿は涼太の護衛のために数カ月もの間休学していたこの学校に通う必要ができたという意味でもある。


 正直に言ってしまえば学校という窮屈で居心地の悪い所に通い詰めるなど、椿にとっては苦痛以外の何物でもない。


 だがそれでもそれが任務であり、自分の仕事であるというなら投げ出すつもりはない。


 椿はそういったことには律儀な性格であった。


「護衛、か。確かに昨日の戦いも、椿が居なければ明日香も俺も殺されてたかもしれないしな……。椿が居てくれれば、助かるよ。これから、よろしくな」


 涼太は椿に向かって、笑顔でそう言った。


 涼太が率直に言うものだから、椿は少し照れてしまう。


 椿自身はあまり自覚してはいないが、誰かに必要とされるということは彼女にとっては嬉ばしいことであるのだ。


 そんな様子であるから、椿は照れ隠しに少しぶっきら棒な返答をしてしまう。


「べ、別に、そんな風に畏まらなくたっていいわよ。それに昨日今日で出会ったような私を、そんな風に信用されても困るわ。……私だってアルカナ所持者よ? あなたを殺す可能性だってあるかも知れない。私のことは常に疑って置いて。……その位の方が私は……」


 一瞬、この屋上に強く寒々しい風が吹いた。


 椿の着ている上着のカーディガンは風にたなびき、照れ隠しのつもりで出てしまった言葉は、椿の唇を震わせた。


 自分で言い放って置きながら、その言葉は自分自身を一瞬間、不安な気持ちにさせてしまったのだ。


(……いいえ、私は、間違ってない。何を動揺してしまったのかしら。そう、私は魔術師の所持者。ペテン師、なのだから。その位の心構えで当然なのに……)


 だが、思い出されるのは過去の記憶。


数か月前の、忌まわしい過去の出来事が、椿にそんな怯えを無意識に抱かせてしまう。


 魔術師のアルカナを手に入れてから以前と比べれば平然と人を騙せるようになりつつはある椿ではあるが、人に疑われるのが、裏切られるのが。


 本当は彼女が心の奥底では恐れていることなのかもしれない。


 だがそんな椿の微妙な表情と感情の変化にも気づかず、どこ吹く風の涼太は揚々と彼女に言う。


「イヤだね。昨日もそうだっただろ? 俺は、勝手に椿を信じる。こう見えて人を見る目は有るつもりなんだ。それに昨日だって、依頼や任務があったわけでもないのに椿自身が考えて行動して、明日香を助けてくれたじゃないか」


 それは事実だ。椿自身、恩を売ろうなどという損得勘定が考えが働くよりも先に、昨日はアルカナを使って明日香を助けていた。


「だから椿は、そういう人間なんだと俺は思ってるから」


 素直な涼太の言葉。無意識にもそれが嘘か本当であるのか、椿はいつものように判断してしまう。


 そして嘘を見分ける力を持つ椿であるからこそ、それが涼太の本心であるのだと、分かった。


 そんな彼の率直で素直な言葉が、椿にとっては少しむず痒く、それでいて心地良いものに感じられた。


「……あり、がとう」


 それに俯いて答える椿。少し顔が熱い。小さな声だが、その声はしっかりと涼太の耳へと届いていた。


 真冬の屋上の寒空の下。


 冷え切っていた椿の胸の奥に一筋の灯りがともったのを――。


 その時椿は、自らの心に感じたのであった。








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