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メランコリアな転生者は何もしないでグダグダ寝たい  作者: 蔵前
エピローグ

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41/72

第一部登場人物紹介 ネタバレあり

フィール・バルバドゥス

バルバドゥス伯爵家三男

前世持ち 死因:急性アルコール中毒

スキル名 過去を回す歯車

前世の幼少時の、両親が離婚時に自分を押し付け合った、ことが生まれ変わった今でもトラウマとして残っている。


前世では、誰にでも気に入られ捨てられないように頑張ってきたが、自分を可愛がってくれた祖母の死で精神崩壊。仕事を辞めて祖母宅に引きこもるが周囲の暑苦しいばかりの干渉でさらに追い詰められたところに飲み会の飲め飲めで急性アルコール中毒になり死亡した。


転生先では自分は鬱なんだからと何もしないが、それはどうせ捨てられるのだからという思い込みによる試し行為であった。ケヴィンによって過去に飛ばされた後、愛する人に愛しているというべきだと思い、過去から戻った時に愛している家族に愛していると伝えられるようになった。三日間だけ。

母親譲りの薄茶色の髪に緑がかった琥珀みたいな瞳。

金髪碧眼なだけで美形認定当たり前の世界では、薄茶色は平凡極まる色合い。本人は兄達と違い親のパーツの地味な所だけを集めてると感じていて、自分が地味顔だと思っている。

兄弟達の麗しさに少々ジェラるほど。なので、オズワルドを含め、デュッセンドルフ砦の人々の美貌が胸に刺さるとやっぱりジェラっている。


父  ゲオルグ・バルバドゥス

バルバドゥス伯爵

大柄で筋肉質な体つきに似合う少々いかつい顔立ち

鬣みたいな金色のふさふさの髪に水色の瞳という組み合わせ。

威厳がある王様みたいで格好いい人で、中身も愛情豊かで責任感強い。

母  アリシア

フィールと同じ、緑色がかった琥珀色の髪と瞳で地味な印象。

清楚で整った顔立ちと柔らかな表情で心安らぐ。

長兄 ヒューベルト

外見は父と母親のハイブリッドな美少年。金髪水色の瞳。

フィールと七つ違い 弟想いで跡継ぎとしての責任感もあるパーフェクトなお方

次兄 デューイ

外見は父と母親のハイブリッドな美少年。金髪水色の瞳。

フィールと三歳違い 四つ違いの兄を尊敬しまくっている繊細な子 少々腹黒


ケヴィン・デュッセンドルフ

辺境伯家次男 15歳 包帯男の時は35歳

癖のあるぼさぼさの金に近い薄茶色の髪。宝石のような深く青い瞳。

瞳は鑑定に威圧も出来る魔眼。

辺境自慢の魔獣騎士団に見習いに入っていた。目立たたないように魔眼でもある瞳と辺境伯家の人間と一目でわかる顔を隠すために前髪を伸ばしている。

辺境伯領がワイバーンによって壊滅し、国土がワイバーンに蹂躙され飲み込まれた事を、自分を守ろうとしての魔獣騎士団団長の死があったからだと苦にしている。

死の間際に女神からの祝福に、過去に戻る、を願った。

しかし戻されたのが五歳のフィールへの祝福式で自分の体が死にかけたその時のままだったと気がつき絶望するが、フィールのスキルを見たことで狂喜する。

これで過去をやり直せる、と。

彼の望みはフィールに「ワイバーンがいる」と過去の自分に伝えてもらえるだけで良かった。


アルブレヒト・デュッセンドルフ

ケヴィンのパパ デュッセンドルフ辺境伯

デボラ・デュッセンドルフ

ケヴィンのママ


ヴァルター・デュッセンドルフ

ケヴィンの兄

ケヴィン達騎士科生徒が学園の学生達の為に身を張ったにもかかわらず、彼等が「今後の危険要因」として処分された事に憤っている。そこでバルバドゥス領のフィールに会いに行き、フィールのスキルを動かそうとしたが失敗し絶望。そのため十四歳になったフィールが砦に騎士志願をした事には大いに喜び、魔獣騎士団副団長にフィールを迎えに行かせたほど。


裏設定として、フィールのスキルが回らなかったのは、ケヴィンが死ぬ前の数か月前程度では意味がなく、また過去設定が漠然とし過ぎていたため。

包帯男のケヴィンがしたように、ワイバーンに研修所を襲撃のされる日。

エルマーのように、オズワルドが死んだ日。

というような、設定が必要だった。つまり、エルマーは切腹の必要は無かった。


カミラ

身重の姉 ケヴィンの姉1

クリスタ

ケヴィンの姉2


オズワルド・グラナータ

魔獣騎士団団長

真っ赤な髪に青い瞳で、豹とか獰猛で美しい獣みたいな、イケ面。

飲んだくれのろくでなし兄さんで、世界の存亡はこいつにかかっているという点が、フィールはちょっと納得いかない。

一回目の死。研修所の襲撃でケヴィンを守って死亡。超音波破壊をもろ受け。

ワイバーンは百年前の大討伐以降姿を見せなかったので、オルディアート国含め世界は魔獣については地上戦ばかりを想定していた。オズワルドも同じであり、彼含めて正騎士六名、後は守らねばならない見習い十名に非戦闘員の職員。情報不足による初手の失敗だった。

二回目の死。酔っ払った勢いで川に落ちて死んだ。


魔獣騎士団

デュッセンドルフ砦の正騎士団内にある団の一つ。平民貴族問わず腕の立つ者だけを集め、ベヘモットを使役して魔の森にて魔獣狩りを行う特別部隊。

オルディアート国の地上最強部隊とも言われている。

ベヘモットはスミロドン風猫系魔獣。スミロドンよりも短い牙でホモテリア属のシミターキャットの方に近い風貌。しかし牙は上下合わせて八本あるのでより凶悪。


魔獣騎士団 砦残り指揮官組

副団長のハッセルホフ

ダフネ

ハルバート

バルトリュー


ワイバーン調査隊選抜組

ケヴィン強火担のギード筆頭にケヴィン守り隊だから?


アルバン

黒髪褐色の瞳。神経質そうなイケ。

鋭い目つきなだけでそんないじわるな人ではない。


ブルーノ

白っぽい金色の短髪。筋肉脳っぽい大柄で筋肉質。

アイスブルーの瞳は知的な輝き。

ただし実は気遣いマンでインテリ。


クレメンス

艶のある金髪をきれいな七三分けにしている貴公子風。

槍が先端に付いたハルバード。

潔癖。虫が嫌い。

魔獣騎士団では珍しく貴族出で生真面目なので、団員に揶揄われやすい。


エルマー

栗色の髪に緑の瞳の童顔。一見気さくだが陰険系でもある。

ふざけてフラフラしているようだが、情報は誰よりも正確。

子供への揶揄い方がしつこい大人のそれで、フェールはちょっと苦手。

オズワルドが死んだ後、魔の森でスタンピードが起きて魔獣騎士団の半数を失い、彼が副団長となる。

オズワルド達が生きていた時代への憧憬が強く、自分の腹に刃を突き立ててもフィールを過去に送ってやろうと覚悟していた。


ギード

三日月形の大きな刃が付いた戦斧バルディッシュ持ち

焦げ茶色の髪に焦げ茶色の瞳。無口。

気遣いのあるいい大人だが、面倒になると片言になる。特にエルマーには。

オルディアート国の隣国カフマン国のザナドゥ族。

移民で平民でも戦闘力さえあれば良い暮らしができると聞いて、デュッセンドルフ領に流れて来た。

ただの一兵にさえなれれば幸運と思っていたのに、能力を買われ、デュッセンドルフ辺境伯の末子の護衛官にまで抜擢された。

気立てが良く気配りのあるケヴィンはとても大事。

そんな子が王都の貴族達の不安のせいで虫けらのように処分されることが許せず、単身で学園に乗り込んでケヴィンを含む処分予定の騎士科生徒達を助けに行った。

やり直しの現在では、もちろんケヴィンの第一護衛官だが、そのせいでオズワルドとブリュー間の連絡係にもなっていてメンドウ。


研修所職員

デニー

亜麻色の髪に薄茶色の瞳をした、少々ずんぐりむっくりに見える青年。

動きは遅いが(騎士団員比)力は強い。

この人もバトルアックス要員。

魔獣騎士団研修所専属料理人で元魔獣騎士団で特攻していた。

魔の森での魔獣討伐時に左足首から下を失い引退している。

ワイバーンの襲撃の際、五歳のフィールを抱いて守っていた。


ベヘモット

ジェニーさん

フィールを潰しかけ――てはいない。失礼ね。この赤ちゃんは大丈夫かなって、心配でクンクンしてただけよ。お尻の匂いでどこの子か私は分かりますからね!!

ラーラさん

デカい美味しそうな鳥!!うりゃあ、あ? 爪が引っ掛かったあ~。

その後、彼女を見たものは誰もいない。


ミリディア・オルディアート

オルディアート国の第五王女。聖女。

月の雫で出来た様な輝ける淡い色の金髪に、タンザナイトのような青紫色の透明で神秘的な瞳。

国が滅んだあとは光魔法師となり難民となった王国人を支えるように努める。

冒険者となったケヴィンと回復役としてパーティを組み、後に恋人となるが、この作戦が終わったらのフラグでケヴィンが死亡という悲劇の方。

二度目のケヴィンとの出会いは学園でだが、聖女だからか前回の記憶がある彼女はケヴィン会いたさでケヴィンを学園に編入させた。そして恋仲になったケヴィンは王女のために抵抗せずに処分された。その罪悪感でケヴィン死後は神殿に引きこもり、平民と兵士の回復しかしない聖女となった。王都の貴族死ね。

三度目のケヴィンとの再会は、やっぱり学園。今回は彼女がケヴィンを編入させなかったが、結局ケヴィンが編入して来たので、二度とあんな世界にするものかと生徒会長になっている。

でも、二回目のスタンピードが来ない? 騎士科や他の科の男の子達が手作りお菓子を断ってる?

まあ、それはブリュー・グラナータという子のおかげ? ありがとう!!


デュッセンドルフの酒場で歌われる「名もなき騎士の歌」


落ちゆく太陽よ

地平線に沈みゆくお前のその輝きが今日も明日も同じなら

きっと昨日とも同じだろう

昔日の赤い夕陽と同じなら

俺をそこに誘っておくれ

遠い昔に失った幸せがそこにある

俺はたった一言

たった一言だけを

俺を待つあの子に伝えたいんだ

愛していたと


昇って行く月よ

天上に昇りゆくお前の見る世界が今日も明日も同じなら

きっと昨日とも同じだろう

昔日にみた世界と同じなら

俺をそこに誘っておくれ

遠い昔に残した罪がそこにある

俺はたった一言

たった一言だけを

俺を待つあの子に伝えたいんだ

もう待つんじゃない

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