ポイ捨て
掲載日:2022/12/09
ポイッと捨てた眼差しは
煙たいで目で どんな空を見てるだろう
ポイッと投げ捨てた
その手は どんな履歴を書くのだろう
ポイッと吐き捨てた
その唇は どんなにか寂しいだろうか
ポイッと蹴飛ばした
その足は 孤独な道に帰るだろう
ポイッと捨てられた
しわくしゃの燈火が隅っこで
消えていく
誰を照らすこともなかった
小さな赤い燈火が
消えていく
方角のない希望の風に
ポイッと捨てられた
灰色の軽率を拾う真心は
明るい青空に
雲ひとつない青空に
きっと
星さえ見つけるのだろう
読んでくださりありがとうございました。




